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第二章 軍属大学院 入学 編
107.姉弟子は照れ屋さん-Ⅱ
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しかし、そんな様子を見かねたのかエフィさんが口を挟む。
「ティスト様、食べ終えた物とはいえその様に粗末に扱うものではございませんわよ」
「い、いや、でもボウズがだな……」
「そう思われても仕方のない振る舞いを見せていたのはあなた様でございましょう? 嫌だと思うのならばこれからは少しはお気を付けなさいませ」
「む、むぅ……」
そうしてティストさんを言いくるめたエフィさんは、続けて自分にも語り掛けてきた。
「タケル様もタケル様でございますよ。確かにティスト様は物ぐさでズボラでございますが、一応女性なのでございます。もう少々言葉をお選びくださいませ」
「エ、エフィの方が酷くねぇか……?」
肉汁と骨のカスで汚れた手を拭きながらそう不満気に放たれたティストさんの文句を、エフィさんは無視して「わかったか?」とでも言いたげに自分に視線を向け続ける。
確かに女性に向けるにしては些か失礼な考えを、自分はティストさんに向けすぎていた気がする。
というよりも、よく考えればティストさんとは昨日出会ったばかりではないか。
妙に親近感が湧いてきて、つい軽率な思考と態度で対応してしまっていたが、ティストさんは自分より経験も力もあり、世界二位という地位もある人なのだ。
そうでなくともこれから通う学校の長という、単純明快な上下関係もある。
エフィさんの言う通り、もっと敬った姿勢でやり取りをするべきなのだろう。
「はい、わかりました。ティストさ……いえ、学院長様もすみませんでした……」
自分もエフィさんやハヴァリーさんと同じように「ティスト様」と呼んだ方が良いかと思ったのだが、口にしようとした途端何だか無性に寂しさを感じたのでやめた。
すると、自分の言葉を聞いたティストさんの顔にしばしの間憂愁の影が差したかと思うと、後頭部をポリポリと掻き、目を少し逸らしながら口を開いた。
「そんなよそよそしい呼び方すんな……。別に本気で怒ったわけじゃねぇからよ。だから、そんな捨てられた子犬みてぇな顔してんなよ」
そう言ってティストさんは自分に優し気な微笑みを向けた。
その顔を何故か直視していられず、思わず目を逸らしながら答える。
「で、でも、今朝は知りませんでしたしさっきまで忘れてましたけど、とっても偉い方だって聞きましたし……」
そこまで口にした所で、ティストさんのいる方向から食器のぶつかる音がした。
思わずそちらに目を向けると――机を乗り越えてティストさんが飛びかかってきていた。
「うわっ!?」
いきなりの事に体制を崩して後ろ向きに倒れる自分の背中側にティストさんは滑る様に入り込んでそのまま組み付き、左腕で自分の首に回して右腕で締め上げる――所謂スリーパーホールドをかけている様な体制になった。
しかし締め上げると言う程の力は籠っておらず、少しばかり苦しい程度だ。
それよりも、視界の端にちらりと映るエフィさんの鬼の様な形相が気になる。
「い、いきなり何を――」
そんな当然とも言える自分の言葉を遮って、ティストさんは耳元で喋りだす。
「お前がグダグダとうっせぇからだボケ! 今日外で何を吹き込まれてきたかは知らねぇが、私とお前の関係性において一番重要なのは私が『姉弟子』でお前が『弟弟子』って事だ! それ以外のもんなんてお前が気にする事じゃあ無ぇんだよ!」
「えっと……つまりどういう……?」
突然の組み付きと思いの外大き目なその声に驚いたのが相まって、意味を理解しきれず目を白黒とさせている自分に痺れを切らしたようにティストさんがさらに言葉を続ける。
「察しが悪ぃなぁ……。だから、その、だなぁ……」
しかし、上手く言葉が出てこないのか歯切れが悪い。
顔が見えないのではっきりとはわからないが、どうも声色からは照れている様な印象を受ける。
どういう事なのかと不思議に思っていた自分に答えをくれたのは、そんなやり取りに見かねた様子のハヴァリーさんであった。
「要するにティスト様は初めて出来た弟弟子ともっと気さくに話して、色々と頼ってもらいたいのでございますよ。まったく普段からもう少しあの外面の様に素直になれば、愛嬌も出てきますでしょうに……」
「なっ!? なに勝手な事言ってやがんだ!? それに別にあの外面だって好きでやってるわけじゃ――っていうかお前ら夫婦は絶対に私に毒を吐かねぇとすまねぇのか!?」
「あの外面」というのが何の事なのかはわからないが、そう反論するティストさんの声色には明らかに羞恥の色が滲み出ており、首を締め上げる強さが増した事からも照れている様子が伝わって――だめだ、これは死ぬ。
顔をちらつかせる死の気配に、それこそ決死で抗うようにティストさんの腕をタップすると、ティストさんも気が付いた様で慌てて力を緩めてくれた。
同時に組み付きの力も弱まったので慌てて転がりながらティストさんの上から脱出する。
「はぁ……はぁ……。まさか照れ隠しで殺されかけるとは……」
「てっ、照れてねぇし! なにハヴァリーの爺さんの言葉を真に受けてやがんだ!」
「え……? じゃあさっきのハヴァリーさんが言った事は間違いなんですか……?」
「いやっ、別にっ、間違いってわけでも……だぁぁっ! だからそんな顔するんじゃねぇっ!」
いったい今自分がどんな顔をしているのかはわからないが、ティストさんは随分と嫌いなご様子だ。
何か感情を無理矢理振り払うかの様に両手で髪をかき乱した後、やけになったようにティストさんは口を開く。
「だからだなぁ! 弟弟子のちょっとした非礼くらいこの優しい優しい姉弟子様が深い懐で受け止めて許してやるから、今まで通り話せって言ってんだよっ!」
顔を真っ赤に染めたその様子からは、明らかに羞恥心を振り払って言葉を発したという事が見て取れる。
今の言葉がそうまでして言ってくれた言葉なのだと理解出来た途端、何だか無性に嬉しくてたまらなくなり――
「あ、ありがとう……ございます……」
「――だぁぁっ! だから何でお前はそうすぐ泣くんだよぉっ!? 私がしょっちゅうお前を泣かしてるみたいになるだろうがぁぁぁっ!」
――思わず涙が零れてしまっていた。
「う……嬉し泣きですからぁ……」
「知るかっ! これ以上私の前で泣くなっ! この泣き虫ボウズがぁぁぁぁぁぁっ!」
昨日の様な辛い涙ではないのだという弁明の言葉も、軽いパニック状態のティストさんには効果は無い様だ。
「キュァ~……」
騒々しいとでも言いたげなキュウの欠伸を余所に、自分とティストさんがお互いに落ち着くまでに数分の時間を要したのであった。
「ティスト様、食べ終えた物とはいえその様に粗末に扱うものではございませんわよ」
「い、いや、でもボウズがだな……」
「そう思われても仕方のない振る舞いを見せていたのはあなた様でございましょう? 嫌だと思うのならばこれからは少しはお気を付けなさいませ」
「む、むぅ……」
そうしてティストさんを言いくるめたエフィさんは、続けて自分にも語り掛けてきた。
「タケル様もタケル様でございますよ。確かにティスト様は物ぐさでズボラでございますが、一応女性なのでございます。もう少々言葉をお選びくださいませ」
「エ、エフィの方が酷くねぇか……?」
肉汁と骨のカスで汚れた手を拭きながらそう不満気に放たれたティストさんの文句を、エフィさんは無視して「わかったか?」とでも言いたげに自分に視線を向け続ける。
確かに女性に向けるにしては些か失礼な考えを、自分はティストさんに向けすぎていた気がする。
というよりも、よく考えればティストさんとは昨日出会ったばかりではないか。
妙に親近感が湧いてきて、つい軽率な思考と態度で対応してしまっていたが、ティストさんは自分より経験も力もあり、世界二位という地位もある人なのだ。
そうでなくともこれから通う学校の長という、単純明快な上下関係もある。
エフィさんの言う通り、もっと敬った姿勢でやり取りをするべきなのだろう。
「はい、わかりました。ティストさ……いえ、学院長様もすみませんでした……」
自分もエフィさんやハヴァリーさんと同じように「ティスト様」と呼んだ方が良いかと思ったのだが、口にしようとした途端何だか無性に寂しさを感じたのでやめた。
すると、自分の言葉を聞いたティストさんの顔にしばしの間憂愁の影が差したかと思うと、後頭部をポリポリと掻き、目を少し逸らしながら口を開いた。
「そんなよそよそしい呼び方すんな……。別に本気で怒ったわけじゃねぇからよ。だから、そんな捨てられた子犬みてぇな顔してんなよ」
そう言ってティストさんは自分に優し気な微笑みを向けた。
その顔を何故か直視していられず、思わず目を逸らしながら答える。
「で、でも、今朝は知りませんでしたしさっきまで忘れてましたけど、とっても偉い方だって聞きましたし……」
そこまで口にした所で、ティストさんのいる方向から食器のぶつかる音がした。
思わずそちらに目を向けると――机を乗り越えてティストさんが飛びかかってきていた。
「うわっ!?」
いきなりの事に体制を崩して後ろ向きに倒れる自分の背中側にティストさんは滑る様に入り込んでそのまま組み付き、左腕で自分の首に回して右腕で締め上げる――所謂スリーパーホールドをかけている様な体制になった。
しかし締め上げると言う程の力は籠っておらず、少しばかり苦しい程度だ。
それよりも、視界の端にちらりと映るエフィさんの鬼の様な形相が気になる。
「い、いきなり何を――」
そんな当然とも言える自分の言葉を遮って、ティストさんは耳元で喋りだす。
「お前がグダグダとうっせぇからだボケ! 今日外で何を吹き込まれてきたかは知らねぇが、私とお前の関係性において一番重要なのは私が『姉弟子』でお前が『弟弟子』って事だ! それ以外のもんなんてお前が気にする事じゃあ無ぇんだよ!」
「えっと……つまりどういう……?」
突然の組み付きと思いの外大き目なその声に驚いたのが相まって、意味を理解しきれず目を白黒とさせている自分に痺れを切らしたようにティストさんがさらに言葉を続ける。
「察しが悪ぃなぁ……。だから、その、だなぁ……」
しかし、上手く言葉が出てこないのか歯切れが悪い。
顔が見えないのではっきりとはわからないが、どうも声色からは照れている様な印象を受ける。
どういう事なのかと不思議に思っていた自分に答えをくれたのは、そんなやり取りに見かねた様子のハヴァリーさんであった。
「要するにティスト様は初めて出来た弟弟子ともっと気さくに話して、色々と頼ってもらいたいのでございますよ。まったく普段からもう少しあの外面の様に素直になれば、愛嬌も出てきますでしょうに……」
「なっ!? なに勝手な事言ってやがんだ!? それに別にあの外面だって好きでやってるわけじゃ――っていうかお前ら夫婦は絶対に私に毒を吐かねぇとすまねぇのか!?」
「あの外面」というのが何の事なのかはわからないが、そう反論するティストさんの声色には明らかに羞恥の色が滲み出ており、首を締め上げる強さが増した事からも照れている様子が伝わって――だめだ、これは死ぬ。
顔をちらつかせる死の気配に、それこそ決死で抗うようにティストさんの腕をタップすると、ティストさんも気が付いた様で慌てて力を緩めてくれた。
同時に組み付きの力も弱まったので慌てて転がりながらティストさんの上から脱出する。
「はぁ……はぁ……。まさか照れ隠しで殺されかけるとは……」
「てっ、照れてねぇし! なにハヴァリーの爺さんの言葉を真に受けてやがんだ!」
「え……? じゃあさっきのハヴァリーさんが言った事は間違いなんですか……?」
「いやっ、別にっ、間違いってわけでも……だぁぁっ! だからそんな顔するんじゃねぇっ!」
いったい今自分がどんな顔をしているのかはわからないが、ティストさんは随分と嫌いなご様子だ。
何か感情を無理矢理振り払うかの様に両手で髪をかき乱した後、やけになったようにティストさんは口を開く。
「だからだなぁ! 弟弟子のちょっとした非礼くらいこの優しい優しい姉弟子様が深い懐で受け止めて許してやるから、今まで通り話せって言ってんだよっ!」
顔を真っ赤に染めたその様子からは、明らかに羞恥心を振り払って言葉を発したという事が見て取れる。
今の言葉がそうまでして言ってくれた言葉なのだと理解出来た途端、何だか無性に嬉しくてたまらなくなり――
「あ、ありがとう……ございます……」
「――だぁぁっ! だから何でお前はそうすぐ泣くんだよぉっ!? 私がしょっちゅうお前を泣かしてるみたいになるだろうがぁぁぁっ!」
――思わず涙が零れてしまっていた。
「う……嬉し泣きですからぁ……」
「知るかっ! これ以上私の前で泣くなっ! この泣き虫ボウズがぁぁぁぁぁぁっ!」
昨日の様な辛い涙ではないのだという弁明の言葉も、軽いパニック状態のティストさんには効果は無い様だ。
「キュァ~……」
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