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私たちは友達…(千遥編)
33.望に会いたい
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ෆ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ෆ
弟に汚された私は……
家族に汚された私は……
私は…汚い……
だけど……
こんな私でも
私のこんな躰でも
お金のために不特定多数の男に
差し出すのは流石に迷った
もう少し考えよう……
ෆ┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ
毎日必死に働いていても
稼げる金額なんてたかが知れてて
もっといい部屋に住みたい
なんて思って
働いてた時期もあったけど
そんなのは夢のまた夢で
どんどん自分が
なんのために生きてるのか
分からなくなっていく
私の中にあるのは
ただ、ひとつの光だけ……
日に何度も思い出す 望だけ
望だけが生きがいになっていた
会いたい会いたい望に会いたい
だけどもう会えない
だって……
私は汚いから……
望に抱かれてから
もうすぐ半年が経つ
あと1週間で お正月だ
望は私を……
あの日の事を憶えてる?
あれから何度も恋人を抱いて
私のことなんて
もう……忘れたかな?
贅沢する余裕はまったくなくて
数ヶ月働いて貯めたお金で
買った中古スマホ
望の様子を
見たくて知りたくて
夜な夜なSNSを開いて
望の垢を眺めては自分を慰めた
「望に会いたい……(> <。)」
職場の店長が
「余ったから欲しい人どうぞ」って
事務所の机の上に置いてあった
年賀状を1枚だけもらって
書店の試し書き用の筆ペンで
[賀正]と書いた
短い年始の挨拶の言葉が
他に思いつかなかっただけで
特に意味はない
すごく迷ったけど
やっぱり思い出して欲しくて
名前だけは書いて投函した
望の住所は高校時代のバイト先の
履歴書をこっそり見て覚えてた
正月は飲食店が休みだから
ネカフェでバイト
仕事の前に
ずっと放置してた自分の垢に
うろ覚えのパスワードで
ログインしてみたら入れた!
望からDMが入ってた
『黙って帰るなよ』
『千遥、話したい連絡待ってる』
私たちが繋がれた日の日付け
望が寝ている間に帰ったからだ……
もう半年も過ぎてる……
「これだけか……」
もう見てないのかも……
私のことも忘れたのかもね……
返事はやめておこう
久しぶりにSNSをアップする
「写真どうしようかな……
あ、年賀状の文字撮ったはず
あと、コメントは……」
望には綺麗なまま生きて欲しい……
【希望は神様からの贈り物です。
……今を大切にしてください】
「うーん……露骨かな?
他言語に変換しようかな……」
【희망은 하나님의 선물입니다.
……지금을 소중히 여기세요.】
「お、ハングルいいじゃん」
意味は翻訳してね……と
ログアウト──
バイトの休憩中
気になっていたSNSへ
「望……見てくれたんだ♡」
望からの反応があった
見てくれてる!
それだけで嬉しくて泣きそうだった
投稿を見て反応をくれたってことは
DMもきっと気にしてるよね?
半年前のDMへの返信は迷った
なんて返そう……
『あけおめ』
たった一言だけで
内容には触れないようにした
いつ気が付くかな?
今日は元旦だからお店は休みよね?
きっと実家に帰ってるよね?
アパートだったら?
年賀状は見てないか……
『ちはるいまどこ』
DMの通知が来た!
望だぁ!
可愛い♡♡♡
なんで平仮名なのぉ?
ネカフェの休憩室で悶えてたら
望から続けてメッセージが届く
『千遥 話があるんだ』
あぁ……今 繋がってるんだ♡
「今から会う?」
思わず返信してしまっていた
『会う!』
うわ……望に会える!
望…… 望…… のぞむぅ!!!
。゚゚(*´□`*。)°゚。うぇーん
望は実家から来るって……
そこからだと
このバイト先周辺までは
1時間以上かかる
私の部屋の方が少しは近いから
部屋から1番近い駅を指定して
駅の近くのファミレスで
待ち合わせすることにした
ෆ┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ
弟に汚された私は……
家族に汚された私は……
私は…汚い……
だけど……
こんな私でも
私のこんな躰でも
お金のために不特定多数の男に
差し出すのは流石に迷った
もう少し考えよう……
ෆ┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ
毎日必死に働いていても
稼げる金額なんてたかが知れてて
もっといい部屋に住みたい
なんて思って
働いてた時期もあったけど
そんなのは夢のまた夢で
どんどん自分が
なんのために生きてるのか
分からなくなっていく
私の中にあるのは
ただ、ひとつの光だけ……
日に何度も思い出す 望だけ
望だけが生きがいになっていた
会いたい会いたい望に会いたい
だけどもう会えない
だって……
私は汚いから……
望に抱かれてから
もうすぐ半年が経つ
あと1週間で お正月だ
望は私を……
あの日の事を憶えてる?
あれから何度も恋人を抱いて
私のことなんて
もう……忘れたかな?
贅沢する余裕はまったくなくて
数ヶ月働いて貯めたお金で
買った中古スマホ
望の様子を
見たくて知りたくて
夜な夜なSNSを開いて
望の垢を眺めては自分を慰めた
「望に会いたい……(> <。)」
職場の店長が
「余ったから欲しい人どうぞ」って
事務所の机の上に置いてあった
年賀状を1枚だけもらって
書店の試し書き用の筆ペンで
[賀正]と書いた
短い年始の挨拶の言葉が
他に思いつかなかっただけで
特に意味はない
すごく迷ったけど
やっぱり思い出して欲しくて
名前だけは書いて投函した
望の住所は高校時代のバイト先の
履歴書をこっそり見て覚えてた
正月は飲食店が休みだから
ネカフェでバイト
仕事の前に
ずっと放置してた自分の垢に
うろ覚えのパスワードで
ログインしてみたら入れた!
望からDMが入ってた
『黙って帰るなよ』
『千遥、話したい連絡待ってる』
私たちが繋がれた日の日付け
望が寝ている間に帰ったからだ……
もう半年も過ぎてる……
「これだけか……」
もう見てないのかも……
私のことも忘れたのかもね……
返事はやめておこう
久しぶりにSNSをアップする
「写真どうしようかな……
あ、年賀状の文字撮ったはず
あと、コメントは……」
望には綺麗なまま生きて欲しい……
【希望は神様からの贈り物です。
……今を大切にしてください】
「うーん……露骨かな?
他言語に変換しようかな……」
【희망은 하나님의 선물입니다.
……지금을 소중히 여기세요.】
「お、ハングルいいじゃん」
意味は翻訳してね……と
ログアウト──
バイトの休憩中
気になっていたSNSへ
「望……見てくれたんだ♡」
望からの反応があった
見てくれてる!
それだけで嬉しくて泣きそうだった
投稿を見て反応をくれたってことは
DMもきっと気にしてるよね?
半年前のDMへの返信は迷った
なんて返そう……
『あけおめ』
たった一言だけで
内容には触れないようにした
いつ気が付くかな?
今日は元旦だからお店は休みよね?
きっと実家に帰ってるよね?
アパートだったら?
年賀状は見てないか……
『ちはるいまどこ』
DMの通知が来た!
望だぁ!
可愛い♡♡♡
なんで平仮名なのぉ?
ネカフェの休憩室で悶えてたら
望から続けてメッセージが届く
『千遥 話があるんだ』
あぁ……今 繋がってるんだ♡
「今から会う?」
思わず返信してしまっていた
『会う!』
うわ……望に会える!
望…… 望…… のぞむぅ!!!
。゚゚(*´□`*。)°゚。うぇーん
望は実家から来るって……
そこからだと
このバイト先周辺までは
1時間以上かかる
私の部屋の方が少しは近いから
部屋から1番近い駅を指定して
駅の近くのファミレスで
待ち合わせすることにした
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