甘い友達〜僕たちは友達…これからもずっと〜

こぉぷ

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私たちは友達…(千遥編)

44.私たちは友達…(千遥の結論)

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 望と元サヤした私は
 彼をとことん甘やかし
 蕩けるほど甘やかされる♡
 毎日が死ぬほど幸せ♡

 望はあれから何も聞いてこない
 仕事は何をしてるのか、すらね……
 私から話すのを
 素直に待ってるみたい♡

 望は仕事が終わると
 私に会いに来るか
 私が望の部屋で待ってるか
 休みの日にはデートもするし
 会わない日はないけど

 会っていない時間に
 私が何をしてるのか
 干渉もしてこない……

 よく言えば従順

 だけど……
 少し寂しい気がするのは
 ただの私のワガママよね……

 望には私に対してだけは
 もっと貪欲になって欲しいな
 ベッドの中ではすごいけど♡

 望にはヤキモチとか妬いて
 もっとめちゃくちゃにされたい♡

 独占して束縛して私を溺愛して欲しい
 どうしたらいいかなぁ?

 質の悪い客は取ってないから
 問題は起きてないけど……


 ෆ‪┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ‪


 ──数日後

 陽が落ち始め
 ポツポツと街灯が灯り始めた頃

 望と会う前に
 買い物へと街に出た

 お気に入りの店を
 じっくりと見て回っていると
 あっという間に日が沈んで
 店の外の通りを車のヘッドライトが
 列をなして走って行く

 望に似合いそうな服を見つけて購入
 いつ渡そうか……なんて考えながら
 ショーウィンドウの照明が
 明るく照らす歩道を1人歩く

 大通り沿いから側道に入ると
 少しだけ街の喧騒が遠ざかる

 そうだわ……
 あの客と会うと嫌だから
 望の部屋は出てもらわなきゃね

 私の部屋に来てもらう?

 ん~( ˙³˙)

 もっといい部屋に引っ越そうかな♪
 私と望の愛の巣にしよう♡

 望の仕事ホストも辞めて欲しいし
 海外もいいかも!
 夢が膨らむわ~(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°

 バレたら嫌だし
 私もこの仕事は廃業しようかな

 これからは望のために生きていこう

 なんて、望とのこれからを
 のんびり歩きながら考えていた


「千遥?」

 聞き覚えのある
 名前を呼ばれ振り返る

 そこにいたのは……

 黒髪にメガネをかけて
 シックな装いに身を包んだ男

 一瞬分からなかった

「遼……」

 名前を呼ぶと
 ふざけてピースしながら
 唇を尖らせる(*¯ ³¯)v

 あぁ……帰ってきたんだ……
 どうしようかなぁ
 あなたは私と望の世界には
 必要ない人なのよ

「元気そうだね 千遥
 しばらく見ないうちに
 ますます綺麗になったね」

 遼が近付いてきた
 私とそう変わらない身長
 少しだけ顔を上向け微笑んでみせた

 ……(^-^)

「あぁ……そっか……
 今は幸せなんだね 千遥……
 俺は必要ないって?
 ん~じゃあ邪魔しないからさ……」

 遼の手が腰に回され
 空いた手で頬に触れると
 唇を一瞬重ねてきた

 そして私の目を覗き込むと
 切れ長の目はギラりと光り
 甘ったるい声が低く響いた

「最後にヤラせろよ……な?」

「……遼」

『No』は言わせない目
 変わらないね……遼

 遼にはお世話になったけど
 私たちの邪魔をするなら……

「怖い顔すんなって
 最後だからさ…楽しませろよ」

「本当に……最後?」

「……あぁ」

 そう言いながら
 近付く遼の唇を受け入れた

 遼のぽってりと厚みのある唇は
 柔らかくて気持ち良くて好きだった

 望に対するような気持ちは
 遼に対してはない

 なのに……

「アハっ!いいねぇ…
 ほら、スイッチ入った?」

 遼に誘われてついて行く


 ෆ‪┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ‪


 これが最後なんて嘘
 あれから何度も遼に抱かれた

 望を愛してるのに
 私の遼も求めた

 驚いたけど
 遼は結婚していて幸せだと言った
 私たちは互いに大切な存在がいる
 なのに離れられないのだと気付いた


「千遥は?結婚はしないの?」

「……は私を
 不幸にするから嫌いなの」

「あ~なるほどね~
 可哀想に彼氏は結婚願望ない人?」

「さぁ?聞かないわよそんなこと」

「ククッ……だよな、聞けないよなぁ?
 プロポーズされたらどうすんの?
 俺と会ってることバレたりさ
 スリル満点な人生だなぁ千遥は」

「……いじわるだね遼は
 もういいから、ねぇ早くきて?」

「あれ~?俺が優しいとでも?
 なに勘違いしてんの?
 千遥とは体が合っただけだろ?
 うはっ♪ぬるっぬるじゃん気持ちぃ」

「あんっ……はぁ…でも……」

「あ~もしかして弟くんのこと?
 千遥の為にやったと思ってた?」
  
「っ……違うの?」

「さぁね~?……はぁ……っ…ぁ
 うっ……やっぱいいわぁ~千遥の中」

「んッ……はぁっ…ぁ…遼っ…んッ」

「はぁ……千遥……お前は俺のだ
 っ……これからもずっと……うっ」


 遼には結局はぐらかされて
 何も分からないままだった

 知らない方がいいこともあるから
 いいけどね……


 でもさ遼……私たちは
 互いを深く知り過ぎたんだね

 私にマインドコントロールの
 研修を受けさせた遼が
 なんの手も打ってない筈ないもの

 私たちはどこか似ていて
 互いに罠を掛け合っていたのね

『最後』だと言うあなたの嘘が
 私を深みへとおとしいれる……
 分かっていてあなたに抱かれる私は
 やっぱりどこかおかしいのね

 遼に今の私たちの関係を問うと
『友達じゃないの?』と答えた

 私たちは友達…

 こんな関係
 いつか後悔するのかな?

 そんな微かな不安を抱えながら
 私は今日も心に望を想い
 体はあなたを求めて抱かれる

 いつか望にバレて嫉妬されて
 独占欲に溺れた望に
 監禁されたりして……♡♡♡

 あぁ興奮する……
 望……もっと私を溺愛して


「あんっ…遼っ!いいっ…イクぅ!」



 ෆ‪┈┈┈┈┈┈ ෆ ┈┈┈┈┈┈ෆ‪


 おしまい


 甘い友達
 ~僕たちは友達…これからもずっと~

 甘すぎます♡シリーズ⑤
 Another story 3

 平和ヒラワ ノゾム 編

 これにて望編は完結しました。

 甘すぎますシリーズは続きます
 ありがとうございました
 ( 'ω'o[こぉぷ]o
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感想 90

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みんなの感想(90件)

悠木全(#zen)

ま、まさか遼さんが普通に戻ってくるとは…
しかも関係を継続させるなんて、もう正気じゃないですね。
千遥さんはやっぱり狂ってる感じがします。
最後までミステリアスでめちゃくちゃ気になるお話をありがとうございました!
次のお話も楽しみにしています!!!

2025.04.06 こぉぷ

遼は普通に帰ってきました😂
一度歪んだものは簡単には戻らず
千遥も狂ってしまっていますね……

納得出来る終わり方じゃなかったと思いますが
これにて終了です

とんでもないストーリーに
最後までお付き合いくださり
ありがとうございました〜_ _))
次回作は明るくしたい!(希望w)
またよろしくお願いいたします(人´∀`*)

解除
keco
2025.04.06 keco

出たー!遼氏!
ん〜〜そういうことなのね…
もう仕方あるまいて( ˙³˙ )

完走お疲れ様でしたっ‼️
次のシリーズも楽しみにして待つ‼️

2025.04.06 こぉぷ

出ました遼氏😂
もう仕方あるまいて……
めちゃくちゃな人生です

とんでもないストーリーになりましたが
最後までお付き合いくださり
ありがとうございました(_ _)
次回作も楽しんで頑張ります(ง •̀_•́)ง♪

解除
keco
2025.04.05 keco

もう…読んでるこちら側が 納得せざるを得ないですね…
このふたりの中で、丸なら丸!
これで良し…なんだから…

2025.04.05 こぉぷ

ありがとうございます!
2人の問題なので2人がいいなら…
これで良し!…なんだから…|´-`)チラッ
いつもありがとうございます( . .)"

解除

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