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機内アクシデント
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修学旅行がパリに決定した凛と常磐、薬指メンバーの久世、設楽、白珠とオマケに十六夜。
十六夜は2度目の修学旅行だがインフルエンザと偽装して学校休んで凛にストーキングしてくる。
K成学園は実力重視なので中等部3年でも優秀な十六夜にはそんな無茶がまかり通る。
実は近衛十六夜は中等部3年では成績はトップクラスであった。
K成学園の特長のひとつに優秀な生徒が多少のヤンチャをしても黙認する。
久世が率いるバンド薬指が理事長室でテロライブしても許されてるのがいい例である。
十六夜は飛行機の座席も凛の隣を譲らない。
十六夜いわく「凛が乗った飛行機が墜落したり、ハイジャックされたら危険だから」になるが凛としては十六夜が飛行機を墜落させる危険性の方が高度が高い。
「もし、乗客に少しでもハイジャック願望ある奴がいたら終わる」
十六夜は他人の憎悪や殺意を肥大できる力があるので「ブルジョア死ね」とか「神のために殉教」とかの思想を無差別テロ的に考えてる乗客がいたら危険だ。
久世にその心配を話すとケラケラ笑われた。
「十六夜はお前といれば安全だ。深刻になるな!!」
そんな久世の笑顔に安心したのが間違いでした。
加藤凛、まもなく享年が14歳になりかけてる。
真ん前に銃で武装したオッサン、睨んでるんだが!?
「HEY!ボーイ!ワッツ・アップ・ブロ!?」
オッサン、銃で睨みながら「調子はどうだ?」とか砕けた英語で話すな!
お前が機内で銃を持ってる時点で最悪だよ!
言いたいことは山ほどあるが生命の危機で凛は突っ込めない。
羽田空港から国際線に搭乗したが安全の為のシートを外した瞬間にハイジャックにあった。
国際テロ組織と某国の過激派組織と単純に犯罪して密航したいマフィアがバッティングした。
なんでヘルシンキまででハイジャック犯が3組も被るんだよ!!
それぞれに要求が異なるからどの道、死ぬよ!!
国際テロの要求は機内食を全部ビーフにしろ、過激派は全員が機内食はビーガンにしろ、マフィアは小籠包のうまいの食わせろである。
国際テロはビーフにしたかったのにワゴンにチキンしかないとCAに言われてぶちギレ、過激派は機内食にビーガンがないことにぶちギレ、マフィアは小籠包がなくてブチキレた。
いい大人が銃だしてまで怒ることか!?
CAさん、泣いてるだろ!
乗客と乗務員を巻き込むな!!
政治的とか宗教的な要求や主張でなく、機内食で命の危機だ。
「お前らチキンを選んだらコロ助!って過激派のオッサンが叫んでるぞ」
久世が冷静に通訳しながら、映画みている。
いや、この緊急事態に兄貴の主演映画を観られるメンタルがすげえ!!
あと、久世の兄の清月さん、映画ではカニバリズムだからビーガンの過激派が怒るからやめろ!
この、どんな機内食を選択しても殺される状況なのに設楽と白珠は和三盆をポップコーンのように食べている。
「玄~!あーん、してやるから食べろ」
「旅人の唾液ましましで!」
乗客もハイジャックが3組もいて恐怖と混乱で頭が交通渋滞なのに設楽と白珠はぶれない。
ハイジャック犯も全く怖がらないアジア系の子供らに注目し始めた。
完全に2人の世界の設楽と白珠に筋骨逞しいオッサンが喋り掛けてる。
体格からして3食ステーキ食ってそうなオッサンなのにビーガンらしい。
凛は設楽と白珠の身を案じて恐る恐る、ビーガン親父と設楽&白珠の会話を聞いてみた。
すると、ビーガンの過激派は銃をしまうと白珠の和三盆を食べ始めた。
設楽が白珠のことを「マイワイフ」と言っている。
オッサン、普通に和気あいあいと「オー!ヤマトナデシコ!!」と笑っている。
さっきまで、ビーガン、ビーガン、うるさかったのに何事もなかったように和三盆を食べるな。
あと、白珠はヤマトナデシコでなくクズネコヤマトだぞ、オッサン!
とりあえず、ビーガン過激派はハイジャックを中止したようだが凛と十六夜の前にビーフが食べたい国際テロがいる。
ちなみに小籠包のマフィアはCAさんが「お客様のなかにお医者様はいらっしゃいますか!?」と呼びに来たら手をあげて行ってしまった。
マフィアさん、医者なのか?
小籠包より人命優先したからわりと優しい?
ビーガンとマフィアはおとなしくなったので問題は国際テロである。
ここはビーフを好きに与えて満足させれば問題ないのでは、と凛は考えた。
それ以前に久世が生歌でハイジャック犯をおとなしくさせるのが1番手っとり早い。
だが、久世は完全に兄の映画を満喫している。
隣の常磐は久世にもたれて寝ている。
凛と十六夜の目の前に銃を構えたオッサンがいるのに助けようとしない。
斗真に貰った拳銃を出そうかと思ったが機内で発砲して墜落の原因とかにされるのはイヤだ。
「十六夜さん、怖くないの?」
小声で凛が尋ねると十六夜は微笑んだ。
「大丈夫……凛と一緒だから」
その台詞に凛は十六夜だけでも護ろうと強く誓った。
なので、英語で国際テロに叫んだのだ。
「ビーフを食べる前に近くの席の少年の観てる映画を覗いてみろ!」
国際テロは凛の言葉に興味をもったらしく久世が鑑賞中の映画を覗いて、トイレに走って行った。
「なんだ?あのオッサン?兄ちゃんがケンタッキーみたいに人のモモ肉食べてるクライマックスを邪魔しやがって」
久世は不満そうだが国際テロ、確実に清月さんの迫真の人肉モグモグに食欲を失った。
わりとショボい展開でハイジャック犯は犯行を中断したが突然機内アナウンスが流れた。
「本日はご利用をありがとうございます。突然ですが機内食のせいでパイロットが食中毒で全滅しました。その関係で飛行機は墜落するかもです。ご迷惑おかけして誠に申し訳ございません」
ご迷惑で済む話ではない。
ハイジャックが解決しかけたのに、おバカな航空会社のせいで結局、死ぬよ!
凛は今度こそ死を覚悟して、十六夜に言ってしまった。
人間、生命の危機に混乱すると生殖に走るらしい。
「ここで死ぬなら十六夜さんとセックスしたかった。抱きしめたかった」
「泣かないで。凛……パリについたらできるよ」
十六夜が安心させるように凛を抱きしめている。
この人と出逢えて幸せだったと凛が思った瞬間に再びアナウンスが流れた。
「アテンションプリーズ!墜落は回避できました。トイレで吐いてた国際テロリスト様とマフィアのお医者様が操縦できたので管制塔に連絡してヘルシンキすっ飛ばしてシャルル・ド・ゴール空港に着陸します。では、空の旅をお楽しみください!」
予想外の奇跡で凛は命拾いした。
国際テロにビーフ1年分とマフィアに小籠包を100個くらい贈りたい気分だ。
設楽&白珠と仲良くなった過激派ビーガンは笑いながら「HAHAHA!俺も国に帰ったら免許更新行かないと!」とくつろいでいる。
万事が平和なのだが凛は墜落を覚悟した時に恐ろしく恥ずかしい台詞を吐いたと悶絶した。
今さら、あれは死の恐怖を前に頭が混乱して吐いた冗談ですとも誤魔化せない。
本音なので余計に恥ずかしい。
そんな時に寝ていた常磐がようやく起きた。
「飛行機って眠くなるんだ。音……加藤が近衛先輩に凄くセックスしたいアピールしてたとこで目が覚めてた」
「俺も聞いてた。死に際にガチで性欲に走る奴っているんだな!」
常磐が寝たふりして聞いてて草!!
あと、久世!!畳み掛けるな!!
羞恥で黙りこむ凛を十六夜は抱きしめた。
「最後まで僕を護ろうとしてくれてありがとう」
十六夜の身体からは微かに甘い香りがした。
花のような不思議とドキドキする香りだ。
「役に立たなかったですけど」
凛が照れながら笑うと十六夜も優しく微笑んだ。
そのまま、いい雰囲気で終われと思ったが設楽&白珠が過激派ビーガンのオッサンと近くにやってきた。
「ジョンが和三盆の礼にくれた。加藤に譲るよ」
過激派ビーガンのオッサンはジョンという名前らしい。
白珠が譲るなんてろくな物ではないと凛は覚悟したらマジでヤバいものだった。
「この薬を飲んでセックスすると童貞は天国を見られるらしい。童貞加藤に譲渡する」
「設楽!童貞加藤って言うな!!セックスの時に飲む薬なんて絶対にヤバいだろ!そんなもん飲まなくても好きな人とセックスすれば気持ちいいに決まってる!!セックスでドーピングはイヤだ!!」
ジョンからの贈り物を拒否ろうと凛が叫んだら再三の機内アナウンス!
「お客様のなかにセックスを3回も連呼してる童貞様がいますが機内中に聞こえて、操縦してる国際テロリスト様とマフィア様が笑って操縦を誤るのでやめてもらっていいですか?あと、言ってることがガチ童貞でマジうけるんですけど(笑)」
機内アナウンスが大概である。
凛は考えるのも怒鳴るのもやめて沈黙した。
久世と常磐と設楽と白珠は笑いをこらえている。
そして、過激派ビーガンのジョンが陽気に凛に言ってきた。
「グッドラック!チェリーボーイ!!」
ハイジャックがバッティングしたり、食中毒が起きたり、墜落寸前に国際テロとマフィアが大活躍したり、ジョンに怪しい薬を貰ったり、パリに到着前からカオスであった。
国際テロリストとマフィアのお陰で飛行機は無事にフランスのシャルル・ド・ゴール空港に着陸した。
ビーガンのジョンと国際テロとマフィアは何事もないように笑って去って行った。
飛行機を降りる際に見送りのCAが凛に特別機内サービスをくれた。
「フランスのゴムゴムです!お客様には大きいかもですが(笑)」
凛は心に誓った。
もう、絶対に2度と、この航空会社を利用しないと。
ゴムを素早く隠して十六夜と歩いた。
「凛、僕は生がいいから」
十六夜にさりげなくフォローされながら凛はシャルル・ド・ゴール空港からパリへと向かった。
end
十六夜は2度目の修学旅行だがインフルエンザと偽装して学校休んで凛にストーキングしてくる。
K成学園は実力重視なので中等部3年でも優秀な十六夜にはそんな無茶がまかり通る。
実は近衛十六夜は中等部3年では成績はトップクラスであった。
K成学園の特長のひとつに優秀な生徒が多少のヤンチャをしても黙認する。
久世が率いるバンド薬指が理事長室でテロライブしても許されてるのがいい例である。
十六夜は飛行機の座席も凛の隣を譲らない。
十六夜いわく「凛が乗った飛行機が墜落したり、ハイジャックされたら危険だから」になるが凛としては十六夜が飛行機を墜落させる危険性の方が高度が高い。
「もし、乗客に少しでもハイジャック願望ある奴がいたら終わる」
十六夜は他人の憎悪や殺意を肥大できる力があるので「ブルジョア死ね」とか「神のために殉教」とかの思想を無差別テロ的に考えてる乗客がいたら危険だ。
久世にその心配を話すとケラケラ笑われた。
「十六夜はお前といれば安全だ。深刻になるな!!」
そんな久世の笑顔に安心したのが間違いでした。
加藤凛、まもなく享年が14歳になりかけてる。
真ん前に銃で武装したオッサン、睨んでるんだが!?
「HEY!ボーイ!ワッツ・アップ・ブロ!?」
オッサン、銃で睨みながら「調子はどうだ?」とか砕けた英語で話すな!
お前が機内で銃を持ってる時点で最悪だよ!
言いたいことは山ほどあるが生命の危機で凛は突っ込めない。
羽田空港から国際線に搭乗したが安全の為のシートを外した瞬間にハイジャックにあった。
国際テロ組織と某国の過激派組織と単純に犯罪して密航したいマフィアがバッティングした。
なんでヘルシンキまででハイジャック犯が3組も被るんだよ!!
それぞれに要求が異なるからどの道、死ぬよ!!
国際テロの要求は機内食を全部ビーフにしろ、過激派は全員が機内食はビーガンにしろ、マフィアは小籠包のうまいの食わせろである。
国際テロはビーフにしたかったのにワゴンにチキンしかないとCAに言われてぶちギレ、過激派は機内食にビーガンがないことにぶちギレ、マフィアは小籠包がなくてブチキレた。
いい大人が銃だしてまで怒ることか!?
CAさん、泣いてるだろ!
乗客と乗務員を巻き込むな!!
政治的とか宗教的な要求や主張でなく、機内食で命の危機だ。
「お前らチキンを選んだらコロ助!って過激派のオッサンが叫んでるぞ」
久世が冷静に通訳しながら、映画みている。
いや、この緊急事態に兄貴の主演映画を観られるメンタルがすげえ!!
あと、久世の兄の清月さん、映画ではカニバリズムだからビーガンの過激派が怒るからやめろ!
この、どんな機内食を選択しても殺される状況なのに設楽と白珠は和三盆をポップコーンのように食べている。
「玄~!あーん、してやるから食べろ」
「旅人の唾液ましましで!」
乗客もハイジャックが3組もいて恐怖と混乱で頭が交通渋滞なのに設楽と白珠はぶれない。
ハイジャック犯も全く怖がらないアジア系の子供らに注目し始めた。
完全に2人の世界の設楽と白珠に筋骨逞しいオッサンが喋り掛けてる。
体格からして3食ステーキ食ってそうなオッサンなのにビーガンらしい。
凛は設楽と白珠の身を案じて恐る恐る、ビーガン親父と設楽&白珠の会話を聞いてみた。
すると、ビーガンの過激派は銃をしまうと白珠の和三盆を食べ始めた。
設楽が白珠のことを「マイワイフ」と言っている。
オッサン、普通に和気あいあいと「オー!ヤマトナデシコ!!」と笑っている。
さっきまで、ビーガン、ビーガン、うるさかったのに何事もなかったように和三盆を食べるな。
あと、白珠はヤマトナデシコでなくクズネコヤマトだぞ、オッサン!
とりあえず、ビーガン過激派はハイジャックを中止したようだが凛と十六夜の前にビーフが食べたい国際テロがいる。
ちなみに小籠包のマフィアはCAさんが「お客様のなかにお医者様はいらっしゃいますか!?」と呼びに来たら手をあげて行ってしまった。
マフィアさん、医者なのか?
小籠包より人命優先したからわりと優しい?
ビーガンとマフィアはおとなしくなったので問題は国際テロである。
ここはビーフを好きに与えて満足させれば問題ないのでは、と凛は考えた。
それ以前に久世が生歌でハイジャック犯をおとなしくさせるのが1番手っとり早い。
だが、久世は完全に兄の映画を満喫している。
隣の常磐は久世にもたれて寝ている。
凛と十六夜の目の前に銃を構えたオッサンがいるのに助けようとしない。
斗真に貰った拳銃を出そうかと思ったが機内で発砲して墜落の原因とかにされるのはイヤだ。
「十六夜さん、怖くないの?」
小声で凛が尋ねると十六夜は微笑んだ。
「大丈夫……凛と一緒だから」
その台詞に凛は十六夜だけでも護ろうと強く誓った。
なので、英語で国際テロに叫んだのだ。
「ビーフを食べる前に近くの席の少年の観てる映画を覗いてみろ!」
国際テロは凛の言葉に興味をもったらしく久世が鑑賞中の映画を覗いて、トイレに走って行った。
「なんだ?あのオッサン?兄ちゃんがケンタッキーみたいに人のモモ肉食べてるクライマックスを邪魔しやがって」
久世は不満そうだが国際テロ、確実に清月さんの迫真の人肉モグモグに食欲を失った。
わりとショボい展開でハイジャック犯は犯行を中断したが突然機内アナウンスが流れた。
「本日はご利用をありがとうございます。突然ですが機内食のせいでパイロットが食中毒で全滅しました。その関係で飛行機は墜落するかもです。ご迷惑おかけして誠に申し訳ございません」
ご迷惑で済む話ではない。
ハイジャックが解決しかけたのに、おバカな航空会社のせいで結局、死ぬよ!
凛は今度こそ死を覚悟して、十六夜に言ってしまった。
人間、生命の危機に混乱すると生殖に走るらしい。
「ここで死ぬなら十六夜さんとセックスしたかった。抱きしめたかった」
「泣かないで。凛……パリについたらできるよ」
十六夜が安心させるように凛を抱きしめている。
この人と出逢えて幸せだったと凛が思った瞬間に再びアナウンスが流れた。
「アテンションプリーズ!墜落は回避できました。トイレで吐いてた国際テロリスト様とマフィアのお医者様が操縦できたので管制塔に連絡してヘルシンキすっ飛ばしてシャルル・ド・ゴール空港に着陸します。では、空の旅をお楽しみください!」
予想外の奇跡で凛は命拾いした。
国際テロにビーフ1年分とマフィアに小籠包を100個くらい贈りたい気分だ。
設楽&白珠と仲良くなった過激派ビーガンは笑いながら「HAHAHA!俺も国に帰ったら免許更新行かないと!」とくつろいでいる。
万事が平和なのだが凛は墜落を覚悟した時に恐ろしく恥ずかしい台詞を吐いたと悶絶した。
今さら、あれは死の恐怖を前に頭が混乱して吐いた冗談ですとも誤魔化せない。
本音なので余計に恥ずかしい。
そんな時に寝ていた常磐がようやく起きた。
「飛行機って眠くなるんだ。音……加藤が近衛先輩に凄くセックスしたいアピールしてたとこで目が覚めてた」
「俺も聞いてた。死に際にガチで性欲に走る奴っているんだな!」
常磐が寝たふりして聞いてて草!!
あと、久世!!畳み掛けるな!!
羞恥で黙りこむ凛を十六夜は抱きしめた。
「最後まで僕を護ろうとしてくれてありがとう」
十六夜の身体からは微かに甘い香りがした。
花のような不思議とドキドキする香りだ。
「役に立たなかったですけど」
凛が照れながら笑うと十六夜も優しく微笑んだ。
そのまま、いい雰囲気で終われと思ったが設楽&白珠が過激派ビーガンのオッサンと近くにやってきた。
「ジョンが和三盆の礼にくれた。加藤に譲るよ」
過激派ビーガンのオッサンはジョンという名前らしい。
白珠が譲るなんてろくな物ではないと凛は覚悟したらマジでヤバいものだった。
「この薬を飲んでセックスすると童貞は天国を見られるらしい。童貞加藤に譲渡する」
「設楽!童貞加藤って言うな!!セックスの時に飲む薬なんて絶対にヤバいだろ!そんなもん飲まなくても好きな人とセックスすれば気持ちいいに決まってる!!セックスでドーピングはイヤだ!!」
ジョンからの贈り物を拒否ろうと凛が叫んだら再三の機内アナウンス!
「お客様のなかにセックスを3回も連呼してる童貞様がいますが機内中に聞こえて、操縦してる国際テロリスト様とマフィア様が笑って操縦を誤るのでやめてもらっていいですか?あと、言ってることがガチ童貞でマジうけるんですけど(笑)」
機内アナウンスが大概である。
凛は考えるのも怒鳴るのもやめて沈黙した。
久世と常磐と設楽と白珠は笑いをこらえている。
そして、過激派ビーガンのジョンが陽気に凛に言ってきた。
「グッドラック!チェリーボーイ!!」
ハイジャックがバッティングしたり、食中毒が起きたり、墜落寸前に国際テロとマフィアが大活躍したり、ジョンに怪しい薬を貰ったり、パリに到着前からカオスであった。
国際テロリストとマフィアのお陰で飛行機は無事にフランスのシャルル・ド・ゴール空港に着陸した。
ビーガンのジョンと国際テロとマフィアは何事もないように笑って去って行った。
飛行機を降りる際に見送りのCAが凛に特別機内サービスをくれた。
「フランスのゴムゴムです!お客様には大きいかもですが(笑)」
凛は心に誓った。
もう、絶対に2度と、この航空会社を利用しないと。
ゴムを素早く隠して十六夜と歩いた。
「凛、僕は生がいいから」
十六夜にさりげなくフォローされながら凛はシャルル・ド・ゴール空港からパリへと向かった。
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