高慢で素直になれない王女は、独占欲に駆られた腹黒騎士に、狂おしく愛される

ヨドミ

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20話 シャーロット、ジョナサンに甘く溶かされる♡

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 「ふ……ん……」

 くちゅくちゅと淫靡な音を立てながら、角度を変え、キスを繰り返す。
 飲み込めきれなかった唾液が顎を伝い落ち、泣きたくないのに、目尻からは涙がとめどなくあふれた。

 ジョナサンがシャーロットの頬を流れる雫を舐めとる。

「ふふ……」

 くすぐったさに笑みを浮かべると、ジョナサンも嬉しそうに微笑んだ。
 和やかなふれあいに心は満たされつつある。

 けれど、身体は満たされず、情欲の疼きは増すばかりだ。
 ジョナサンの背中に両手を這わせ、さらに先を促す。
 しかし、ジョナサンはシャーロットの首筋に鼻を押しつけ、抱擁するだけで満足している様子だ。

 シャーロットはむずむずと身体を揺らした。

「俺にどうして欲しいですか?」
「どうって……」
「望みはなんでも叶えて差し上げますよ」

 ジョナサンが熱っぽく囁く。

「こういう時は、殿方がリードするものではなくて?」
「憶測で行動しては、また誤解が生じますから」

 ――都合のよい時だけ、話を聞こうとするなんて、意地が悪くてよ。

 文句のひとつでも言ってやりたいところであるが、一刻も早く身体の渇きを癒したくて、シャーロットは恥を忍んで呟いた。

「――ね」
「はい?」
「胸を……」

 すべて言い終えないまま、ジョナサンの肩に顔を押しつける。
 穴があったら入りたいくらい恥ずかしい。
 ぎゅっと目をつぶった瞬間、身体が浮いた。

「きゃっ!」

 ジョナサンはシャーロットをベッドに押し倒し、薄手の寝衣の前を、ためらうことなく開いた。

 瑞々しい果実のごとき乳房の頂きに、ジョナサンが齧り付く。
 敏感な尖りを吸われ、もう一方の乳嘴は指の腹で転がされた。

「はあ……んあ……んぅ」

 全身がカッと熱くなり、息があがる。
 胎の粘膜が蠢き、風呂で清めた花園から蜜がにじみ出てきた。

「もう……やめて」
「本当に止めてもよろしいので?」
「――っ」

 拒絶の言葉とは裏腹に、両乳房をもみくちゃにされるたび、蜜筒が歓喜に震えた。
 これ以上触れられたら、どんな痴態をさらすことになるのか、恐れ慄きシャーロットは待ったをかけた。
 しかし、彼が言葉通りに行為をやめてしまうのは受け入れられない。
 相反する思いに、シャーロットが唇を噛みしめている様を、ジョナサンは楽しげに見守っている。

「胸がお嫌でしたら、こちらは如何ですか?」
 
 ジョナサンはシャーロットの腹を撫で、へそから一直線に陰部へと手を滑らせた。
 銀糸のごとき柔らかな下生えを、手でかす。
 和毛の触り心地を楽しむばかりで、一向に陰唇を暴こうとしない。
 指の先が、重なり合った柔らかい襞を掠めるたび、襞口が雄杭を期待して、開いては閉じてを繰り返した。

「ん……もう……焦らすのはやめて」
「はっきり命じていただけませんか?」
「――っ」

 シャーロットは我慢の限界に達し、不覚にもジョナサンの手首を、自身の潤った秘裂に導いてしまった。

 もう後戻りできない。
 
「触って……頂戴」
「……仰せのままに」

 ジョナサンは花園に顔を近づけた。
 指で慰められると思いこんでいたシャーロットは、慌てて身を起こそうとする。

「それは……んぅ」
「指がお好きなので?」

 すでに潤っているそこに、ジョナサンが息を吹きかける。

「き、汚いから……」
「御身に汚れたところなどありません」

 言うが早いか、ジョナサンが、敏感な隘路に舌先をねじ込んだ。

「――ひっ」

 入り口をぐるりと舐められ、奥から愛液が滲みでてくる。

「あ、あう、う……」
「……甘い」

 ジョナサンはうっとりとした様子で、舌なめずりし、淫蕩な愛撫を続けた。

 じゅ、じゅる、ズズ……。

 行儀の悪い水音が、シャーロットの耳に流れこんでくる。

 みだらな行為に羞恥心が増せば増すほど、腰が浮き、ジョナサンの顔に下腹部を押し付けてしまう。
 シャーロットの期待に応えようとばかりに、ジョナサンが、小ぶりな桃尻をすくい上げ、肉びらを甘噛みした。

「ひあん!」

 シャーロットは我慢できず、甲高い嬌声をあげる。
 浅いところをくまなく舐られる快感に、思考力が蕩けていく。

「次は何をお望みでしょうか?」

 シャーロットは頬を上気させ、潤んだ瞳をジョナサンの下肢に注いだ。
 雄々しく勃ちあがる肉槍は、凶暴な色香を孕んでいる。
 あまりの威容に目が離せない。

「こちらをご所望ですね」

 ジョナサンは赤黒い楔の先端を泥濘に添えた。
 逞しい腰が動くたび、ちゅぷちゅぷと小さな水音がする。

 欲しい、と一言告げれば、ジョナサンはシャーロットが満足するまで愛してくれるだろう。
 けれど、それだけでは物足りない。

「……私を欲しがっている、あなたが欲しいわ」

 ――身体だけじゃなくて、心も寄越しなさい。

 ジョナサンがシャーロットを貪欲に求めるなら、己も彼を全力で求めてやろう。
 シャーロットは、彼を挑発するように薄紫色の瞳を細めた。

 紅い瞳が瞼の裏に隠れ、ふたたび姿を現す。
 ジョナサンは、シャーロットの一挙手一投足に目を光らせた。
 
 ――早く私を欲しがりなさいよ。

 シャーロットは、両手を広げ、「私の気が変わらないうちに来なさい」と妖艶に微笑んだ。

「殿下には敵いませんね……」

 ジョナサンはぐぅと喉を鳴らし、シャーロットの膝を抱え上げる。
 弾力のある先端が和毛を掻き分け、裂け目を押し開いた。

「うぅ……」

 膣襞が広がり、怒張を包み込んだ。
 圧迫感を逃がすため、シャーロットは鼻にかかった喘ぎ声をあげる。

「ふ、ん、うぅ……」

 うっすらまぶたを開けば、額に汗を浮かべ悩ましげに眉を顰めるジョナサンがいた。
 シャーロットを傷つけないようにか、ジョナサンは小刻みに腰を揺する。
 蜜壺に優しく劣情を馴染ませようとする健気な姿に、胸がきゅんと疼いた。
 
「殿下……もう少し手加減を……」

 そうは言っても、胎内の蠕動は己で制御できない。
 そもそもひたすら膣襞を擦られたくてたまらないので、ジョナサンに手心を加える気はさらさらないシャーロットである。
 我慢できず細腰をくねらせると、肉の楔がいいところに当たった。
 
「あ、んぅ、あう」

 シャーロットはシーツの上で身悶える。
 
「……ここまでお変わりになられるとは」

 苦しげに眉根を寄せるジョナサンは、シャーロットのなかから怒張を抜いた。
 灼熱の塊が胎内から消え、シャーロットは慌てる。

「え、どうして……?」
「心配されずとも、たっぷり可愛がらせていただきます」

 ジョナサンはシャーロットの両脚を開き、可憐な中心部を一気に串刺した。

「ひっ!」

 硬くて熱い屹立が、膣内を隙間なく埋める。肉襞が余すことなく雄茎に絡みついた。

「お望みのモノのお味はいかがですか?」
「あん、うぅ……いやぁ」

 ジョナサンは腰を振りたくり、シャーロットへ劣情を打ちつける。
 どちゅどちゅと粘ついた水音が、室内を淫らな気配に染め上げていった。

「はあ、あ、あぅ、うぅ」

 肉杭に掻きまわされる膣襞が、伸び縮みするたび、シャーロットは髪を振り乱し、快感に喘いだ。

「殿下……とてもお綺麗ですよ」

 ジョナサンは抽送を繰り返しながら、上半身を屈め、揺れる乳房を捏ねはじめた。

「一緒は……だめ……」
「ご冗談を。こうすると、なか、がよく締まるのに」
「あんっ!」

 ジョナサンは爪で乳嘴をくすぐった。
 凝った尖りから、甘い痺れが下腹部へ走り抜け、蜜窟がびくんびくんと痙攣しながら狭まる。
 収縮した隘路をジョナサンは、何度も何度も擦りあげた。

「あんっ、あう……ひゃう」

 己のものとは思えない甘く甲高い悲鳴を聞くのに忍びなく、耳を覆うとするも、両手をジョナサンに取り押さえられてしまい、シャーロットは眉をひそめた。

「シャーロット……俺のものだ」

 ジョナサンは熱に浮かされたように、腰を振り続ける。
 ベッドが、重厚な造りであるにも関わらず、ギッ、ギッっと鈍い軋み音を奏でた。

 激しい交わりに負けず、シャーロットは口を開く。

「違うわ……ジョナサン、あなたは私のモノよ」
「――うっ」

 シャーロットは極上の笑みを浮かべた。次の瞬間、ジョナサンが呻き声をあげる。
 楔はすべてシャーロットのなかに埋められ、熱い飛沫が蜜襞を汚した。

「はあ……はあ……」

 どちらのものとも知れない息遣いが、ベッドの周囲に充満する。
 ジョナサンが結合部を揺すり上げると、ぐちゅん、と粘ついた水音がした。

 催淫液の効果か、まだまだジョナサンを求めてしまう。
 物欲しげな流し目をすれば、ジョナサンが待ってましたとばかりに口角を緩ませた。

「殿下が音をあげられるまで、尽くさせていただきます」

 唇が触れ合う距離でジョナサンが宣言する。
 シャーロットはゆっくりとまぶたを閉じ、期待に胸を膨らませるのだった。


 その後、シャーロットはジョナサンに幾度となく抱かれた。
 身体を繋げることに疲れ果て、ベッドで泥のように眠り、目覚めると食事もそこそこに、ふたたび交わるを、幾度となく繰り返した結果――。

 ――あれから何日経ったのかしら……。

 柔らかいシーツに包まれた身体がだるく、特に下腹部が鉛のように重い。
 背中にはジョナサンがぴったりと寄り添い、静かな寝息を立てている。
 カーテンを透かして、陽の光がぼんやりと室内を照らし出していた。

 確実に一昼夜はこの部屋で過ごしている。
 果たして正確には何日経っているのだろうか。

 催淫液の効果は切れているようで、身体のだるさに反して、頭はすっきりとしている。
 ぼんやりしていると、淫らにねだった痴態を思い出してしまい、シャーロットは赤面を両手で覆い隠した。

 いい加減、ベッドから出なければと、身体を起こそうとした、その時――。

 くちゅりと、すでに聞き慣れた水音がした。

「……え?」

 膣内にジョナサンが収まっている。
 背後から貫かれたまま眠っていた己が恐ろしくなり、シャーロットはその場で固まってしまった。

「信じられないわ……」
「まだ俺の気持ちをお疑いなのですか?」

 ジョナサンがシャーロットの腹に腕を回し、引き寄せた。
 ぐちゅんと、淫らな水音とともに、繋がりが深まる。

「うぅん……」

 シャーロットは意志に反して、艶めかしい呻き声をあげた。

 うなじを甘噛みされるのを阻止しようとするも、力で敵うはずもなく、なすがまま肌を貪られる。
 ジョナサンは腰をゆるく前後させ、膣襞を捏ね始めた。

「もう、ほんとうに、やめて……」

 正気に戻っているのに、しつこくジョナサンに愛された身体が無条件に反応してしまう。
 ジョナサンをふたたび締めつけようとする己の恥肉にシャーロットは慄いた。

「いかに俺が殿下を愛しているのか、まだまだ伝え切れておりません」
「もう、充分思い知ったわ……だから……あ、うぅ……」

 乳房を揉まれ、情事の気配が濃厚に漂い始める。

「シャーロット……愛している」
「あ、あう、はっ……」

 衣擦れの音と共に激しくなる抽送に、シャーロットはただただ嬌声をあげ、悶えた。
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