高慢で素直になれない王女は、独占欲に駆られた腹黒騎士に、狂おしく愛される

ヨドミ

文字の大きさ
23 / 24

23話 シャーロット、ジョナサンと心から繋がる♡

しおりを挟む
 「ふ……んぅ……」

 牧歌的な雰囲気を漂わせる室内に、舌と舌が絡み合う卑猥な音が、不似合いに響いた。
 口での愛撫が引き金となったのか、ジョナサンが、なりふり構わず、シャーロットを貪ってくる。
 隙間なく唇を塞がれ、シャーロットはふー、ふーと鼻で息をせざるを得なくなった。

 頭がぼうっとしてきた矢先、乱暴にドレスの前を開かれ、布地が悲鳴をあげる。

「待って」
「待たない」

 ジョナサンは繊細な生地をせわしなく引っ張った。
 城の者たちに、ジョナサンと逢瀬に出たと知られるのは問題ないが、あられもない恰好を晒したくはない。

「――自分で脱ぐから、少し待ちなさい」

 逞しい胸板を、なんとか押し戻す。
 抵抗されるかと思いきや、ジョナサンは押し返されるがままになった。
 言ってしまってから、シャーロットはハタと気づく。

 ――もしかして私、とんでもなく、はしたないことを言ってしまったのではなくて?

 みずから肌を晒すということは、すなわち積極的にジョナサンを求めている、というわけで。
 墓穴を掘ってしまった事実は取り消せない。

 時すでに遅し。

 待てを命じられた忠犬のごとく、ジョナサンはこちらの動きひとつひとつを目で追っている。

 衣服を無残に引き裂かれるくらいならと、シャーロットは覚悟を決めた。
 ベッドから降り、ジョナサンに背をむける。
 残った前ボタンに指をかけ、さっさとドレスを足元に落とし、コルセット、シュミーズの順で脱ぎ捨てた。

 生まれたままの姿になったシャーロットは、腕と手で胸と下腹部を覆い、ベッドを振り返り、ぎょっとする。

「――っ」

 目と鼻の先に、ジョナサンがいた。
 無言で、喉をぐるぐると鳴らし、シャーロットをジッと見下ろしている。

 そしておもむろに、自身も衣服を脱ぎ始めた。
 細くも鍛え抜かれた上半身、そして雄々しく勃ちあがる屹立の美しさが、仄暗い室内に惜しげもなく晒される。

 あまりの神々しさに、シャーロットはめまいを覚えた。
 ふらつく彼女を、ジョナサンは布の海に引きずり込み、抱きすくめる。

「あ……っ」

 両脚を大きく開かされ、すでにぬかるんでいる狭間に、熱い肉杭が押し当てられた。

「ふ……んっ」

 猛った肉槍が裂け目を縦に擦った。
 粘ついた水音が、段々と大きくなっていく。
 ジョナサンの動きに合わせて、腰を揺らめかせようとすれば、細腰を両手で掴まれ、動きを封じられた。

「どうして……」

 眉をひそめ、ジョナサンを睨むと、

「俺が欲しいか?」
「……ええ」

 乱暴な言葉遣いを正す余裕もなく、シャーロットは頷く。
 ジョナサンが嬉しそうに口角をあげ、腰を前に進めた。
 切っ先がゆっくりと膣口を押し広げる。
 得も言われぬ圧迫感に、シャーロットは顎をのけぞらせた。

「あ……んぅ……ふ、ん……」

 幾度経験しようと、敏感な襞を犯される違和感には慣れない。
 身を捩らせているシャーロットの乳房に、ジョナサンが顔を寄せた。
 熱い吐息を胸のいただきに吹きかけられる。
 それだけで、受け入れた肉楔を締めつけてしまった。

「う……」

 聞くに堪えない喘ぎ声が零れそうになり、シャーロットは唇を噛みしめる。
 すると、ジョナサンがシャーロットの喉笛に噛みついた。

「――!」

 食われる。肌に食い込む歯の鋭さに、ぞくりと背筋が粟立った。
 熱い舌にしゃぶられる。甘い痺れが背骨から脳天へ走った。

「……はう……」

 声を聞かせろと言わんばかりに、ジョナサンは舐めては噛んでを繰り返す。同時に両胸の尖りを指で捏ねた。

「んぅ……あうぅ……あ、あんっ」

 シャーロットは甘い脅しに負け、逞しい雄の下で華奢な肢体を捩らせる。
 乳嘴はいやらしく立ちあがり、淫靡な実となった。
 ジョナサンは首元から鎖骨、乳房へと唇を滑らせ、果実を収穫するかのように、紅い粒を根元から食んだ。

「ひぅ……あ……は……ん……」

 ズズ……と、卑猥な音を立て柔らかなふくらみを舐りながら、ジョナサンは腰を振って肉筒を犯す。
 シャーロットはひたすら喘ぎ、快楽の渦に飲まれていった。
 
 ジョナサンが身を起こし、シャーロットの両手を引っ張り、腰を容赦なく打ちつけてくる。
 銀の腕輪が細い手首の上で、小刻みに踊った。

「ひっ、あ、ふかい……」

 バチュ! バチュ! と生々しい肉同士がぶつかり合う音が鳴り響き、繋がった箇所から蜜液が、会陰を伝い、敷布をゆっくり湿らせていく。

「あんっ、あう、ひぁう!」

 シャーロットは髪を振り乱した。
 プラチナブロンドの髪が扇状に広がり、薄闇においても、艶めかしい輝きを振りまく。
 快楽の奔流に流され、もはや品位を取り繕う余裕もない。

 激しい抽送に、子宮がゆっくりと降りてくる。
 内臓の移動に伴い、膣襞が蠢動ぜんどうし、きゅうきゅうと疼く。

「シャーロット……」

 ジョナサンが腕輪に歯を立てる。
 戒めを解かれるということはすなわち、ジョナサンに子を宿す許しを与える、ということだ。

 この期に及んで迷いなどない。

「……外して、頂戴」

 言葉にした途端、軽やかな音を立てて、銀色の枷が外された。
 腕輪が擦れていた箇所が、うっすらと赤く腫れている。
 ジョナサンが傷ついた肌に接吻し、舌を這わせた。

 その姿に、飼い主を気に掛ける仔犬の面影が重なり、シャーロットは苦笑する。

「今、俺を聞き分けの良い犬だと思ったな」

 ジョナサンがシャーロットに隙間なく身を寄せる。
 肉襞を執拗にえぐられ、シャーロットは悩ましげに眉根を寄せた。

「そんなことは……ええ、私に夢中な愛しい獣だって思ったわ」
「ああ。俺はシャーロットにだけ欲情する獣だ」

 言うや否や、ジョナサンは、シャーロットを潰さんばかりに、抽送を速める。

「ふ……あう……う」

 灼熱の楔が膣壁を激しく擦り、最奥を小突いた。
 大きく抜き差しをしたその直後、欲望の飛沫が蜜口に注ぎこまれる。

「は……う……」

 心臓が早鐘を打ち、開いた内腿がぶるぶると痙攣した。
 ぬかるみを味わうようにジョナサンが腰を小刻みに揺する。
 滑りの良くなった胎内は敏感になっていて、シャーロットは微かなふれあいにも甘く呻いてしまう。

「可愛い俺のつがい。俺以外の男に、身体を許すなよ」

 そして、シャーロットの頬を両手で挟み、唇が触れるか触れないかの位置で囁く。

「正気が保てず、殺してしまうだろうからな」
「――っ」

 瞳孔が大きく広がっている。
 獣じみた形相にシャーロットは小さく息をのんだ。
 けれど、常人離れした殺気を放つジョナサンを怒らせないようにと気を配るよりも、己を軽んじられたことが、シャーロットの癪に触った。

「私を軽んじるのも、いい加減になさい」

 シャーロットは薄紫色の瞳を激しく光らせる。
 ジョナサンが驚いた様子で目をしばたたいた。

「問答無用でさらっておいて、その自信のなさはどういうつもり? 私が他の殿方にうつつを抜かすのを恐れるなら、私を飽きさせないよう努力なさい」

 ――私は、貴方を退屈させるつもりはなくってよ。

 大人しい淑女を求められても応じるつもりはない。
 何度もぶつかってその都度、手を取りあう。
 そのたびにシャーロットはジョナサンを知っていくのだ。

「己の異能にあぐらをかいて、私を侮らないで頂戴」

 次第に紅い瞳に理性的な輝きが戻ってくる。

「……殿下には敵いませんね」

 ジョナサンは苦笑し、シャーロットに軽く口づけた。
 舌と舌が絡み合うごとに、膣内に収まったままの肉杭が勢いを取り戻す。

「は……う……」

 細腰をよじらせると、白濁と蜜液で潤った内部が、ぐちゅぐちゅと粘ついた音色を奏でる。
 ジョナサンはシャーロットの白魚のようにうねる腹を、指先で辿った。

「殿下が他の男に目移りしないよう、俺の形を覚えてもらいましょう」
「んぅ、う、は、う……」

 腹を撫でられながら、膣襞をゆったりと捏ねられる。

 ――何も、考えられないわ……。

 肉杭に優しく膣襞をめくられるたび、シャーロットは爪先をびくびくと痙攣させた。

「は……あ……う」

 ふたたび精を放たれるかと思いきや、ジョナサンは勢いよく楔を抜いた。
 入り口から白い淫液がこぼれ、陰部の狭間を濡らす。

「……良い眺めだ」

 ジョナサンは濡れたあわいに指を滑らせた。
 よだれを垂らす襞口を突きながら、表情をうっとりとさせる。

「ふ、ん……」
「俺が触れるだけで、感じてしまうのだな」
「は……あ……んぅ」
「限界だ……」
 
 ジョナサンは舌打ちすると、シャーロットの腰を掴み、反転させた。

 ――急に何?
 
 軽々とうつ伏せにされ、シャーロットは戸惑う。
 直後、媚肉に生ぬるい感触がして、柔らかいモノが行ったり来たりを繰り返しはじめた。
 合間に、熱い吐息が尻のはざまを撫でていく。

「ひっ!」

 ぬちゅ、くちゅ、ぬちゃ……。
 
 女陰を口で愛されるのは初めてではない。
 いつ舐められるのか目で確認することができないだけで、シャーロットは舌が秘所を辿るたびに、ビクッ、ビクッ、と尻を震わせた。
 ジョナサンが、震える双丘を宥めるように優しく撫でさする。

「ふ……ん……」

 肉厚な舌は飽きることなく、蜜裂を味わい続けた。
 さらにもっと寄越せと、舌先が膣口を突く。

「あう……は……う……」

 緩やかな快感が、脳髄を痺れさせる。
 膝が震え支える力がなくなっても、ジョナサンは許してくれず、甘い責苦は終わらない。

 やっとのことで、割れ目からジョナサンの口が離れる。
 シャーロットは恨みを込めて肩越しにジョナサンを睨んだ。
 ところが、ジョナサンは余裕のない表情で息を継いでいる。

 シャーロットを揶揄からかう様子は皆無だ。
 
 彼の欲情した姿に煽られ、シャーロットは無意識に尻を振った。
 ゆるゆると揺れる美しい果肉に、ジョナサンの視線が釘付けになる。
 次の瞬間、ジョナサンがシャーロットの背中に覆い被さった。
 屹立が肉の襞に擦り付けられる。

「あっ、は、う、ひ……」
「シャーロット……どこでそんな誘い方を覚えたんだ?」
「誘ってなんか……はぁ……」
 
 熱い吐息がシャーロットの耳朶をくすぐる。
 ジョナサンが、白い臀部に腰を打ち付けた。
 けれど肉杭で卑猥な花園を暴こうとはしない。
 未練がましく、先端で入り口を突くばかりだ。
 
 シャーロットが後ろから繋がるのを恐れているせいで、ジョナサンは、挿入するのをためらっているのだろう。
 シャーロットは、浅ましくも胎内を犯してほしいと気を揉み、尻をあげ、ジョナサンの下腹部に擦り付ける。

「……いいのか?」
「ええ……来て頂戴……ひぅ!」

 許可を与え終わらないうちに、獰猛な肉槍が、性急に蜜洞を押し広げていく。

「は……う……」
「……俺の可愛いシャーロット」
 
 ジョナサンはシャーロットの背中に唇を落とす。
 彼が触れた箇所が熱く火照った。

「はぁ……あ……う」

 灼熱の楔を埋め込み終わると、ジョナサンは、華奢な体躯の至るところに手を這わせはじめた。
 両手は、乳白色の肌を隅から隅までをまさぐり、そして乳房に差し掛かる。
 ふくらみの柔らかさを堪能するように、手のひらで踊らせ、乳嘴をキュッとつまんだ。

「あ!」
「ここが一番、感じるんだな」
「そんなこと……あんっ、あうっ!」

 乳輪ごとつねられると、嬌声を我慢できなくなり、甲高い啼き声が、狭い小屋に反響した。

「次に耳が弱いよな」

 ジョナサンはシャーロットにぴったり覆い被さり、耳を舐める。

「やめ……はぁ、う……」
「俺以外誰もいないんだ……たくさん啼けばいい」

 優しい囁きに身体の力が抜けた。
 直後、ジョナサンが腰を激しく振り始める。
 ズンっと重く粘膜を掘られ、瞼の裏に火花が散った。

「はぅ! あぅ、ひゃん!」

 ジョナサンの重さに耐えきれず、シャーロットは布の上に、くずおれる。
 しかし、ジョナサンは攻める手を止めず、シャーロットの尻を高く引き上げ、肉竿で膣襞を擦り続けた。

 シャーロットはなすすべもなく、身体を揺らされる。
 激しい抽送に、陰唇からは、泡だった愛液が溢れ出した。
 バチュ、ぐちゅ、バチュッ、と肉同士がぶつかる音と卑猥な水音が混じりあう。

「……出してもいいか?」

 ジョナサンが、シャーロットの手の甲に、手のひらを重ね握りしめる。
 今更そんな確認をしなくても……と思うも、ジョナサンが望むであろう言葉をシャーロットは素直に口にした。
 
「ええ……愛しいジョナサン、貴方が欲しいわ」
「――っ」
「あぅ!」

 答えた瞬間、膣内に熱い飛沫が放たれた。
 ジョナサンは雄の欲情を塗りたくるように、腰を左右に揺すった。
 串刺しにされたまま、シャーロットはぐったりと身体を弛緩させる。
 
「――っ、はぁ……う……」
「生涯、俺のものだ……愛しい俺の妖精姫」
  
 ジョナサンはシャーロットの顎を掬い上げ、キスを繰り返した。
 

 満天の星が、朝日に溶け始めた頃。
 小屋の中、ベッドでは、ジョナサンが、シャーロットを胸に抱え横たわっている。
 やっとのことで解放された割れ目からは、たえまなく欲情の証がこぼれ、敷布をみだらに汚していた。

「……俺をたくさん受け入れてくれましたね」

 ジョナサンは上機嫌にシャーロットの顔のいたるところにキスを落としていく。
 一方のシャーロットは、例にもれず、息も絶え絶えである。
 結局、夜通し愛し合い、途中、シャーロットは意識がなくなり、何度交わったのか把握できていない。

 恨みをこめた上目遣いをしても、ジョナサンは、甘い笑みを浮かべるばかりだ。

「まだ足りませんか?」
「……当分結構よ」

 文句を言いつつ、ジョナサンの胸に顔を擦りつけると、やさしく髪をくしけずられる。

 ――もし、私が他の殿方に懸想したら、この人はどうなってしまうのかしら。

 嫉妬に狂った彼を拝んでみたい半面、実際に劣情をぶつけられた後のことを想像し、シャーロットは肩を震わせる。

 ――別に彼が怖いわけじゃなくてよ。自衛よ、自衛。

 浮気をするつもりなど毛頭ない。
 浮気どころか、彼に偽りを告げようものなら、抱き殺される可能性がなくはない。

 狂気を孕んだ伴侶へ嘘をつくのは、ほどほどに控えようと、シャーロットは心に刻むのだった。
 気怠い情事後の身体を奮い立たせ、城塞へ戻ったのは昼前のことで、二人してアネモネの説教を粛々と受け入れたのは、言うまでもない。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

初恋をこじらせた騎士軍師は、愛妻を偏愛する ~有能な頭脳が愛妻には働きません!~

如月あこ
恋愛
 宮廷使用人のメリアは男好きのする体型のせいで、日頃から貴族男性に絡まれることが多く、自分の身体を嫌っていた。  ある夜、悪辣で有名な貴族の男に王城の庭園へ追い込まれて、絶体絶命のピンチに陥る。  懸命に守ってきた純潔がついに散らされてしまう! と、恐怖に駆られるメリアを助けたのは『騎士軍師』という特別な階級を与えられている、策士として有名な男ゲオルグだった。  メリアはゲオルグの提案で、大切な人たちを守るために、彼と契約結婚をすることになるが――。    騎士軍師(40歳)×宮廷使用人(22歳)  ひたすら不器用で素直な二人の、両片想いむずむずストーリー。 ※ヒロインは、むちっとした体型(太っているわけではないが、本人は太っていると思い込んでいる)

行き遅れにされた女騎士団長はやんごとなきお方に愛される

めもぐあい
恋愛
「ババアは、早く辞めたらいいのにな。辞めれる要素がないから無理か? ギャハハ」  ーーおーい。しっかり本人に聞こえてますからねー。今度の遠征の時、覚えてろよ!!  テレーズ・リヴィエ、31歳。騎士団の第4師団長で、テイム担当の魔物の騎士。 『テレーズを陰日向になって守る会』なる組織を、他の師団長達が作っていたらしく、お陰で恋愛経験0。  新人訓練に潜入していた、王弟のマクシムに外堀を埋められ、いつの間にか女性騎士団の団長に祭り上げられ、マクシムとは公認の仲に。  アラサー女騎士が、いつの間にかやんごとなきお方に愛されている話。

勘違い妻は騎士隊長に愛される。

更紗
恋愛
政略結婚後、退屈な毎日を送っていたレオノーラの前に現れた、旦那様の元カノ。 ああ なるほど、身分違いの恋で引き裂かれたから別れてくれと。よっしゃそんなら離婚して人生軌道修正いたしましょう!とばかりに勢い込んで旦那様に離縁を勧めてみたところ―― あれ?何か怒ってる? 私が一体何をした…っ!?なお話。 有り難い事に書籍化の運びとなりました。これもひとえに読んで下さった方々のお蔭です。本当に有難うございます。 ※本編完結後、脇役キャラの外伝を連載しています。本編自体は終わっているので、その都度完結表示になっております。ご了承下さい。

下賜されまして ~戦場の餓鬼と呼ばれた軍人との甘い日々~

星森
恋愛
王宮から突然嫁がされた18歳の少女・ソフィアは、冷たい風の吹く屋敷へと降り立つ。迎えたのは、無愛想で人嫌いな騎士爵グラッド・エルグレイム。金貨の袋を渡され「好きにしろ」と言われた彼女は、侍女も使用人もいない屋敷で孤独な生活を始める。 王宮での優雅な日々とは一転、自分の髪を切り、服を整え、料理を学びながら、ソフィアは少しずつ「夫人」としての自立を模索していく。だが、辻馬車での盗難事件や料理の失敗、そして過労による倒れ込みなど、試練は次々と彼女を襲う。 そんな中、無口なグラッドの態度にも少しずつ変化が現れ始める。謝罪とも言えない金貨の袋、静かな気遣い、そして彼女の倒れた姿に見せた焦り。距離のあった二人の間に、わずかな波紋が広がっていく。 これは、王宮の寵姫から孤独な夫人へと変わる少女が、自らの手で居場所を築いていく物語。冷たい屋敷に灯る、静かな希望の光。 ⚠️本作はAIとの共同製作です。

襲われていた美男子を助けたら溺愛されました

茜菫
恋愛
伯爵令嬢でありながら公爵家に仕える女騎士イライザの元に縁談が舞い込んだ。 相手は五十歳を越え、すでに二度の結婚歴があるラーゼル侯爵。 イライザの実家であるラチェット伯爵家はラーゼル侯爵に多額の借金があり、縁談を突っぱねることができなかった。 なんとか破談にしようと苦慮したイライザは結婚において重要視される純潔を捨てようと考えた。 相手をどうしようかと悩んでいたイライザは町中で言い争う男女に出くわす。 イライザが女性につきまとわれて危機に陥っていた男ミケルを助けると、どうやら彼に気に入られたようで…… 「僕……リズのこと、好きになっちゃったんだ」 「……は?」 ムーンライトノベルズにも投稿しています。

氷の騎士と陽だまりの薬師令嬢 ~呪われた最強騎士様を、没落貴族の私がこっそり全力で癒します!~

放浪人
恋愛
薬師として細々と暮らす没落貴族の令嬢リリア。ある夜、彼女は森で深手を負い倒れていた騎士団副団長アレクシスを偶然助ける。彼は「氷の騎士」と噂されるほど冷徹で近寄りがたい男だったが、リリアの作る薬とささやかな治癒魔法だけが、彼を蝕む古傷の痛みを和らげることができた。 「……お前の薬だけが、頼りだ」 秘密の治療を続けるうち、リリアはアレクシスの不器用な優しさや孤独に触れ、次第に惹かれていく。しかし、彼の立場を狙う政敵や、リリアの才能を妬む者の妨害が二人を襲う。身分違いの恋、迫りくる危機。リリアは愛する人を守るため、薬師としての知識と勇気を武器に立ち向かうことを決意する。

ただの政略結婚だと思っていたのにわんこ系騎士から溺愛――いや、可及的速やかに挿れて頂きたいのだが!!

藤原ライラ
恋愛
 生粋の文官家系の生まれのフランツィスカは、王命で武官家系のレオンハルトと結婚させられることになる。生まれも育ちも違う彼と分かり合うことなどそもそも諦めていたフランツィスカだったが、次第に彼の率直さに惹かれていく。  けれど、初夜で彼が泣き出してしまい――。    ツンデレ才女×わんこ騎士の、政略結婚からはじまる恋のお話。  ☆ムーンライトノベルズにも掲載しています☆

【完結】男装令嬢、深い事情により夜だけ王弟殿下の恋人を演じさせられる

千堂みくま
恋愛
ある事情のため男として生きる伯爵令嬢ルルシェ。彼女の望みはただ一つ、父親の跡を継いで領主となること――だが何故か王弟であるイグニス王子に気に入られ、彼の側近として長いあいだ仕えてきた。 女嫌いの王子はなかなか結婚してくれず、彼の結婚を機に領地へ帰りたいルルシェはやきもきしている。しかし、ある日とうとう些細なことが切っ掛けとなり、イグニスに女だとバレてしまった。 王子は性別の秘密を守る代わりに「俺の女嫌いが治るように協力しろ」と持ちかけてきて、夜だけ彼の恋人を演じる事になったのだが……。 ○ニブい男装令嬢と不器用な王子が恋をする物語。○Rシーンには※印あり。 [男装令嬢は伯爵家を継ぎたい!]の改稿版です。 ムーンライトでも公開中。

処理中です...