6 / 7
1章 異世界旅行編
第4話 華斑病
しおりを挟む「クソォーーーおっさん調子こいてんじゃねぇぞ、もう一回だオラ!」
ギンが鼻息荒く、くだを巻いた。
「お、落ち着けって。まぁ、何度やっても結果は変わらんがな、ふはははは。」
俺は、サイコロを手のひらで転がしながら不敵な笑みを浮かべる。
「勇者様、強い!!流石ね、やっぱり女神様の加護が深いのかしら!」
「ギンちゃん弱ーい。中盤の一手は凡ミスよ。」
「勇者様、今度は私とやってください!」
ウナミ、カンナ、ハズキの3人は大はしゃぎで俺とギンの盤面を覗き込んでいる。
そう、俺の特技はレジうち以外にもあったのだ。ゲーム、特にアナログゲームは負けたことがない。
「おっさん本当にこのゲームやるの初めてなんだよなぁ?」
ギンは何度も繰り返した質問をまた口にする。相当悔しいのだろう。
「初めてに決まってるだろう。似たようなゲームはあるが、俺の世界には【女神様の審判】はねえよ。」
「チッ、、、こんな遊びやめだやめ!」
ギンは、盤面から目をそらすと、大きく伸びをして床に寝そべった。
「そう拗ねるなよ。そうだな、じゃあ俺の世界のボードゲームを教えてやるよ。紙とペンあるか?」
「やったぁ!これ、使ってください。」
ウナミが紙と筆記具を手渡す。俺は、紙を小さく破っていく。簡易的にオセロを作るのだ。
「私も手伝う!」
「私もー!」
ーバンッ
突然の大きな物音に俺たちは一斉にドアの方を振り返った。
そこには、髪を雨に濡らして肩で荒く息をしたシラギが立っていた。
「みんなっ、ユサが、もうっ、、、。」
シラギは、俯きながら言葉を詰まらせた。
3人の少女が息を呑む音が聞こえる。
「姫様、嘘だよね?嘘、でしょ?」
ハズキが震える声で尋ねる。
「ハズキ、ウナミ、カンナ、みんなユサにお別れ言えるかな?」
「姫様、それはっ、、、。」
ギンが抗議するようにシラギに言いつのる。
「ギン、あなたは優しい。悲しい現実を隠して、優しい時間をみんなと過ごしてる。でも、私はね、みんなに現実と向き合う強さを持って欲しいの、、、それが私のやり方よ。」
シラギの潤んだ瞳は凛々しく、強い意志を宿している。
3人の少女たちは、ゆっくりと車椅子を進ませシラギの周りに集まった。
「姫様、私たちは姫様みたいになるのが夢なんです。」
「怒国の女は強いマナを強い心で操る、そうですよね姫様。」
「ユサに会わせてください。」
少女たちは、紅い瞳を柔らかに細めシラギに頷いた。
なんて強い子たちなのだろう。先ほどまで、ゲームに夢中で無邪気に笑っていた少女たちと同じとは思えなかった。
「姫様には敵いませんね。」
ギンの言葉を残して、俺たちはユサという少女がいる家まで急いだ。ギンは表皮の色が変わるくらい強く拳を握りしめ、うつむいたままその場を動かなかった。表情は陰になって見えなかったが、鼻を啜る湿った音が洩れている。
雨雲の色を写した窓辺に暖かそうな敷布が敷かれている。ユサは、その上に静かに横たわっていた。
騒々しく入ってくる俺たちの方へ首を傾けると、ニコリと白い歯を見せた。
全身が包帯で覆われ、その隙間から覗く肌は、紅い斑点に覆われている。
どうやら、昨日筆頭長が言っていた危篤状態の者とは、ユサという華班病の少女のことだったらしい。
「ハズキ、カンナ、ウナミ、姫様、勇者様。」
ユサは、俺たち一人一人とゆっくりと目を合わすと、嬉しそうに口元をほころばせた。
「みんな来てくれたのね、ありがとう。」
少女たちは、さすがに言葉に詰まったのか、肩を震わせている。何か言おうと口を開いたハズキに、ユサは静かに首を振った。
「私は、もう少しで女神様のところに行くわ。そしたらね、みんなのことお話しするの。ハズキは、とっても負けず嫌いで女神様の審判で負けると必ず泣くこととか、カンナはとってもひょうきんで私が怒られてると必ず後ろで変顔することとか、ウナミは真面目で心配性で私の包帯を丁寧に巻いてくれることとか、、、。全部、全部ね、女神様にお伝えするの。それで、みんなにご加護を届けて下さいって、、お願いするの。」
ユサは、苦しそうに顔を歪めると、俺の方に目線を向けた。たくさん話して、どこか痛むのかもしれない。
「勇者様、みんなを守って下さい。」
俺は、いつの間にか垂れ流しになっている涙が顎から滴るのを感じた。
そんなこと、そんなこと俺に言わないでくれ。そんな真っ直ぐな瞳で縋らないでくれ。
俺は悲しいやら苦しいやら情けないやらで、胸がいっぱいだった。
「姫様、ひめさまっ、大好きでした。ずっと、ずっと、だいすき、、」
ユサがシラギの方に細い手を伸ばした。
シラギはその手を両手で包むと、優しくユサの聖石を撫でた。
ユサは静かに目を閉じ、気持ちよさそうに微笑んでいる。
「みんな、行きましょう。」
シラギが皆を促したことで、俺はユサがたった今可憐な命を終えたことを知った。
それくらいに、眠るように安らかな表情でユサは横になっていた。
少女たちと別れて、シラギと二人きりになると、シラギの唇がひどく血色を失っていることに気づいた。
「大丈夫か?」
「ええ。弥生様、少しお話ししたいことがあるのですがよろしいでしょうか。」
「もちろんだけど、顔色が悪いし、休んだ方がいいんじゃないのか。」
俺たちは、木の根が作った洞穴の中に作られた食堂に入った。
「弥生様、先ほど亡くなったユサの、華班病のことなのですが、あの病は不治の病と言われています。ですが、半年ほど前、長老と筆頭長が話しているのを聞いてしまったのです。華班病には治療薬がある、と。しかし、その治療薬は竜の谷に行かねば手に入らぬ、と。その後、何度も二人に治療薬について言及したのですが、そんなものは存在しないの一点張りで、、。私の竜討伐の一番の目的は、このためです。竜の谷で華班病の治療薬を探すこと。ご同行して下さる弥生様には初めに話しておきたかったのです。」
「じゃあ、初日に聞いた竜の脅威から世界中の民を守るためというのは?」
「それももちろんあります、が、私にとっては他国の民より自国の民のためであります。もし、竜の封印が解けても、怒国には強力な結界があります。我が領土のみを守ることは容易いのです。」
目の前の麗しい少女が、一国の主であることを実感し、冷たい汗が背中を流れた。
「わかった。目的がどうあれ、俺にできることは協力するよ。」
シラギの言葉に動揺がなかったわけではない。だが、俺にすがる瞳に嘘はなかった、それだけで今はいいとも思った。
*****************************************************
翌朝、昨日の天気とうって変わって眩しいほどの日差しが大木の葉脈を透かしていた。
俺は、水浴びでもしようと広場中央を流れる小川へと歩いていた。
小川のほとりには、見慣れた3つの車椅子が並んでいる。
「勇者様、おはようございます。」
振り向いて微笑むハズキの頬には涙の跡がある。他の二人もやつれた表情をしている。何を隠そう、俺自身も泣き腫らしたまぶたが重たい。
「あー、そうだな。元気が出ないときはだな。まず、元気な演技をしてみるといいぞ。そんでもって、元気な声を出すといいぞ!」
俺は、眠気の詰まった肺に、新鮮な朝の空気を吸い込んだ。
「あーめんぼーあーかーいーなーアーイーウーエーオー!!」
突然大音量で叫び出した俺に、少女たちは目をまん丸にしている。
俺は構わず続けた。
「かーきーのーきーくーりーのーき!カッキクッケコーーー!」
少女たちは、戸惑うように顔を見合わせている。
「いいか、とにかく腹から声を出すんだ。口角上げて元気よく、リズミカルにな。俺の言うことを復唱するんだ!」
「あ、あーメーンぼ?あーかーいーなー」
「そうそう、いいぞハズキ!ウナミとカンナも続け!あそこの木の葉を揺らすような勢いで声を出すんだ。」
「かーきーノーきークーリーのキーかっキックっけコォーーーー!!」
「その調子だ!ささーげーにーすをーかけーサーシースーセーソッ!」
「ささーげーにーすをーかけーサーシースーセーソッ!」
「ささーげーにーすをーかけーサーシースーセーソッ!」
「ささーげーにーすをーかけーサーシースーセーソッ!」
悲しい気持ち、寂しい気持ち、やるせない気持ち、そういった捨てたい感情一切を咽頭から解き放つ。
喉から出てくる明るい声と逆行するように、瞳からは涙が流れてきた。昨晩あれだけ泣いたのに、情けない。
隣を見ると、少女たちも瞳から大粒の涙をポロポロとこぼしている。それでも、声を張り上げる。
「たちまーしょ、らっぱでーターチーツーテートー!」
「たちまーしょ、らっぱでーターチーツーテートー!」
「たちまーしょ、らっぱでーターチーツーテートー!」
「たちまーしょ、らっぱでーターチーツーテートー!」
号泣しながら、発声練習を続け、ハの段まで言い終わった時だった。
焦った顔のシラギが走ってきた。
「いったい何事?!みんなどうしたの?!」
「あぁ、おはよう。朝の発声練習だよ。」
白い(いや歯磨き前だからそんなに白くないかも)歯を見せてにこやかに笑う俺を、シラギは怪訝そうに見ている。
俺とシラギの間に流れる気まずい空気を慮ったのか、少女たちが手をパタパタと振った。
「姫様!わかんないけど、勇者様の呪文を復唱してたの!」
「元気が出る呪文!」
「なんだかお腹も空いてきたの!」
少女たちの顔は、いつの間にか明るい表情を取り戻し、まだ瞳は涙に濡れていたが朝日に輝いている。
どうやら俺の作戦は功を奏したようである。舞台で失敗した日も、脚本家に怒鳴られた日も、毎朝発声練習は欠かさなかった。自分なりにメンタルを立て直す方法はいくつか持っているが、発声練習は子供にもおすすめだから試してみたのだ。
「あなたは、不思議な人ですね。弥生様。」
少女たちの元気な声と表情に驚いていたシラギが、俺の方を振り返った。
「そうかな?ただの売れない役者なんだけど、、、。」
シラギは小首を傾げ、少し考えるように空を見上げた。
「ふふっ、役者というものが何か私はわかりません。ですが、これから弥生様とご一緒できる旅がとても楽しみになりました。改めてよろしくお願いしますね、弥生様!」
シラギは、紅の瞳を細めて微笑んだ。
「俺も、楽しみだよ。」
俺の演技が、役者としての俺が役立つかもしれない。
そんな淡い期待を胸に、俺はシラギに微笑み返した。
0
あなたにおすすめの小説
男が英雄でなければならない世界 〜男女比1:20の世界に来たけど簡単にはちやほやしてくれません〜
タナん
ファンタジー
オタク気質な15歳の少年、原田湊は突然異世界に足を踏み入れる。
その世界は魔法があり、強大な獣が跋扈する男女比が1:20の男が少ないファンタジー世界。
モテない自分にもハーレムが作れると喜ぶ湊だが、弱肉強食のこの世界において、力で女に勝る男は大事にされる側などではなく、女を守り闘うものであった。
温室育ちの普通の日本人である湊がいきなり戦えるはずもなく、この世界の女に失望される。
それでも戦わなければならない。
それがこの世界における男だからだ。
湊は自らの考えの甘さに何度も傷つきながらも成長していく。
そしていつか湊は責任とは何かを知り、多くの命を背負う事になっていくのだった。
挿絵:夢路ぽに様
https://www.pixiv.net/users/14840570
※注 「」「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。
お小遣い月3万
ファンタジー
異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。
夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。
妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。
勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。
ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。
夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。
夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。
その子を大切に育てる。
女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。
2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。
だけど子どもはどんどんと強くなって行く。
大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます
なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。
だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。
……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。
これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる