全ては、皆んなの為に、、、そして、彼女を好きになる

霜月麗華

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竜と黒炎の姫君編(魔法少女になった)

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遥は洞窟で、何かを考えていた。
(早苗は1週間くらい失踪していた。今私はここに居る。、、、早苗は1週間ここに居たっていう事?)
遥は洞窟を出て、周囲を見渡した。
「、、、」
辺りは草原。すると、遠くの森から人が出てきた。
「、、、?」
遥は森へ向かった。


???の森・遥

遥は森へ向かったが、そこには誰も居なかった。
「、、、嘘、、、」
また遥は孤独になってしまった。
「、、、」
遥は黙って洞窟へ戻っていった。

それからは、洞窟の目の前に来た鳥などを襲って、食べていた。
「、、、食べられるだけマシか、、、」
遥はそうやって、1週間を乗り切った。最初に現れた女性が遥の目の前に来た。
「凄いわね、1週間を乗り切って。今月2人目よ」
「凄いわねじゃないよ!こんな所に私を放置するなんて、、、今なんて言った?」
遥は女性に聞いた。
「今月2人目よ?どうしたの?」
「1人目の名前って聞いた?」
「聞いたわよ?確か、、、って言ってたよ?」
「やっぱりかー、、、」
遥は顔を下げた。
「あ、そうだ。あなたの名前は?」
今度は女性が遥に聞いた。
「遥。大咲遥」
「遥ね。よろしく。今からあなたを魔法少女にしてあげる!」
「は?」
女性はそう言い、遥と一緒にどこかへ行った。


魔法少女の楽園・遥

遥と女性は、何かの空間に居た。
「何処、、ここ?」
「魔法少女の楽園よ」
「それって、、、」
遥は、この土地の名前に聞き覚えがあるようだ。
「ゲームの土地の名前じゃん」
遥は女性に聞いた。
「竜と黒炎の姫君ね、、、」
楽園には他の女性が居た。
「コケット、その子は新入り?」
「そうよ」
遥は女性に聞いた。
「コケットって名前なのね」
「この姿の時ではね、コッチに来て」
コケットは遥を、祭壇に連れて行った。
「コレは?」
と聞いた途端、遥はコケットに押され、祭壇の中に入ってしまった。
「うわ、ちょっと!」
「祭壇の中の水を飲んで」
遥はコケットの言われた通り、祭壇の水を飲んだ。
「、、、何、、、コレ、、、」
遥は震えだした。
「大丈夫よ」
遥は更に飲んだ。
「ホラ、自分の姿を見てご覧」
コケットは言い、鏡を遥に向けた。そこには、赤い髪の魔法少女が居た。
「えっ、コレ、、、私?」
「そうよ。あなたは魔法少女になったのよ」
遥は赤い髪の魔法少女になってしまった。
「ようこそ、赤髪の魔法少女、レッドローズエンジェル」
コケットはレッドローズエンジェルに言った。
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