全ては、皆んなの為に、、、そして、彼女を好きになる

霜月麗華

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竜と黒炎の姫君編(魔法少女の新事実)

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鉄次はゲームに課金してしまった。
「、、、」
その時、携帯から光が出た。そして鉄次はゲームに吸い込まれてしまった。


草原・鉄次

「、、、アイツらが言ってた草原、、、」
すると、鉄次の目の前に嘉代子コケットが現れた。
「、、、鉄次、課金しちゃったのね」
「あぁそうだ。1週間だろ?」
「そうだけど、、、もう行く?」
嘉代子は鉄次に言った。
「どういう事だ?」
「とにかく行こ」
嘉代子はそう言い、鉄次と一緒に魔法少女の楽園に行った。


魔法少女の楽園・鉄次

「、、、何処だここ?」
気がつけば、箱庭の様な場所に居た。
「魔法少女の楽園。私達の待機場みたいな所よ、、、あそこの祭壇の中に入って」
鉄次は言われた通り、祭壇の中に入った。
「で?」
「水を飲んで」
鉄次は、水を飲んだ。
「、、、」
「どう?」
「、、、」
鉄次は無言で祭壇から上がった。
「どうなの?」
「凄いな、この力」
嘉代子は鉄次の姿を見て、固まった。
「何?その姿、、、」
「、、、さぁな」
鉄次の姿は戦士で、身体全体が燃えていた。
「何よ、そのでかい剣」
「知らねー」
鉄次はそう言い、大剣を軽々と持った。
「他の武器作れたら、凄いわよ。アンタ」
「そうか」
鉄次は大剣を消し、片手剣を二刀流にして持った。
「カッコいいわね」
「ありがと」
その時、部屋に赤髪の魔法少女が入って来た。
「ッ!遥か?」
「なんでわかるのよ、鉄次」
「顔見りゃわかるよ」
「そう、、、で、なんで鉄次がそんな姿でここに居るのよ?」
遥は鉄次に聞いた。
「課金したから。男子は魔法少女じゃなくて、戦士になるんだな」
「へー、て事は、鉄次もいつか病気になるって事ね」
遥はそう言い、椅子に座った。
「鉄次、アンタのその姿での名前は、『朱の旋律』ね」
「、、、そうか」
鉄次はそう言い、遥の隣りに座った。
「なんでわざわざ隣りに座るのよ?」
「、、、なんでだろうな」
その時、皆の携帯から警告音が鳴った。携帯には、『敵出現』と書かれていた。3人はリアル現実に戻った。リアルは時が止まっており、鉄次、遥、早苗、京子、嘉代子だけが動ける状態だった。すると、山から竜が現れた。
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