全ては、皆んなの為に、、、そして、彼女を好きになる

霜月麗華

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竜と黒炎の姫君編(魔法少女の新事実)

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学校・鉄次

「、、、はぁ」
鉄次はため息を吐いた。下駄箱の中には、大量のラブレターが入っていた。
「何してんの?」
退院した京子が後から来た。
「これを見てみろ」
「うわー、なにこれ。全部ラブレターじゃん」
「、、、こんな時に」
鉄次はそう言い、ラブレターを下駄箱の中に入れ、教室へ向かった。


教室

「あれ?遥は?」
教室に遥の姿がない。
「今日は休むみたい」
「そうか、、、」
嘉代子は鉄次に言った。


2時間目開始直後・職員室

「校長先生、お客様です」
「そうか、談話室に」
「了解です」
校長は談話室に行った。


談話室

ガラガラ

ドアの音が開く音がする。
「失礼します」
女性の声だ。
「どうも。どちら様で?」
「私、こう言う者です」
女性は名刺を校長に渡した。
「わかりました。どう言った御用件で?」
「大咲遥さんと、目黒京子さんに用があって、、、何処に居ますかね?」
校長はすぐさま調べた。
「2年4組ですね」
「そうですか、ありがとうございます。それじゃあ、あなたには死んでもらいます」
「はい?」
すると女性は左腕を上げた。
そして、、、


同時刻・鉄次

バァンッ

爆発音が、校舎中に響いた。
「なんだ!」
鉄次は慌てて、廊下に出た。
「鉄次さん!」
先生は鉄次を追いかけた。
「何やってるんです?!」
「先生!警察とかに連絡して!」
「はい?!」
「いいから早く!」
鉄次はそう言い、黒煙の出ている談話室に向かった。談話室に行くと、先生達が火の目の前で止まっていた。
「先生!」
「君!何故ここに居る!教室に戻ってなさい!」
「うるさい!」
鉄次は勇気のない先生に、そう言い、火の中に突っ込んだ。
「待ちなさい!早まるな!」
鉄次は無視して談話室に入った。
「、、、臭いな」
談話室は燃えていた。中に校長と女性が居た。
「あら?誰かしら?」
「あ、アンタは、小傘縁。そうだろ?」
「バレた?」
小傘はそう言い、手から火を出し鉄次を攻撃した。鉄次はギリギリで避け、能力で水柱を発生させ、小傘に当てた。すると、小傘は苦しみ床に倒れ、火が消えた。消えたと同時に警察が部屋に入って来た。
「、、、何がしたかったんだ?」
その時、鉄次の肩に誰かの手がついた。鉄次は後ろを向いた。
「君、大丈夫?」
そこには女性の警官が居た。
「はい」
「もう安心して」
鉄次はその人に保護され、警察署へ向かう事になった。




外には生徒がいっぱい居た。
「鉄次!」
嘉代子、早苗、京子が鉄次の所に駆け寄った。
「何?」
「よかった」
早苗が鉄次に言った。その時、女性の警官が3人に向けて、喋った。
「君達も、警察署に来て」
と。
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