全ては、皆んなの為に、、、そして、彼女を好きになる

霜月麗華

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7人組の特攻編(小さな戦士達)

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いつか

「お、おい!○○!○○!」
「う、、、あ、、、」


今・遥

私達は東京に向かっていた。
「後、20キロか、、、」
「私達、どんだけ歩いた?」
「、、、」
私は、鉄次に無視された。
「、、、後、もう少しね」


数日後・東京・小傘縁

「あたい、やっぱり本社にいた方がいいわー」
あたいは、アイスを食いながら、同期の女に言った。
「そうなんですか、小傘さん」
「うん。あたいの行った支社、クーラー無かったのよ」
「うわー」
あたいは、愚痴った。その時、男が入って来た。
「小傘さん、見学の方が」
「わかった。今行く」
私はそう言い、アイス棒をゴミ箱に捨て、休憩室を出た。
「あなたが見学に来た人ね?私は小傘縁。よろしくね」
「はい」
その子は高校生で、どっかで見た事ある子だった。
「兎に角、行きましょう」
「はい」
すると、男の子は言った。
「忘れてませんか?ぼくの俺の事」
「え?」
直後、私は男の子に首を掴まれ、上へ運ばれた。強引に、、、。


屋上・遥

「来る」
私は前を向いた。すると、小傘縁の首を掴んだ鉄次が、下から出てきた。
「鉄次!」
鉄次は、小傘縁の身体をぶん投げ、床に激突させた。
「い、痛いわ!」
小傘縁は耐えていた。
「アンタ達、、、ッ!」
小傘は私に気づいた。
「何故、、、自我があるのよ?」
小傘は困惑していた。
「全員!突撃!」
嘉代子が、合図を出した。そして私達は、小傘縁に攻撃していた。
「ククク、、、」
次の瞬間。全員、吹っ飛んだ。
「うぐ、、、」
「み、皆んな!」
どうやら、早苗は当たってなかった様だった。
「さ、早苗、、ダメ、、、」
私は小さな声で言った。が、聞こえていなかった様で、彼女は小傘縁に、突っ込んでいった。
「早苗!」
小傘は懐から銃を取り出し、早苗を撃った。弾は早苗の胸に当たった。そして、小傘はその隙に逃げた。

バタッ

「早苗!」
鉄次が起き、早苗に近づいた。
「お、おい!早苗!早苗!」
「う、、、あ、、、」
鉄次は、早苗を止血しようとした。早苗は右腕を上げ、言った。
「、、、に、、、あ、、、」
そして彼女は、死んだ。腕は下がり、目には光が無く、脈も止まっていた。その時、みんなが起きて、早苗に近づいた。
「さ、早苗?」
「う、嘘だろ?」
嘉代子と京子は泣いていた。楽徒は嘘だ、とずっと言っていた。麗子は早苗の亡骸を、見るのをやめた。鉄次は黙って、早苗の亡骸を抱え、私は皆んなを、飛行能力で、四境に運んだ。
「早苗、、、早苗!なんで早苗が!」
「鉄次。私達は、、、」
「遥。それ以上言うな、、、」
私は、飛んだ。
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