豁ｻ逕ｺ縲(死町)season3・4・5

妻殺し編(金沢編)

第3-8(1)話 ドリーム

彼女達はとあるファミレスで昼飯を食べていた。
「ねぇ舞」
「なんでしょうか？」
「次は？」
「TYPE-2DO、エンジェルドリームです。見させた夢を　正夢にさせる能力です」
「厄介じゃなくない？」
明日香は舞に聞いた。が、答えたのは槍雲だった。
「それがかなりのクセモノでさ、処刑される夢を見ると、正夢でガチで殺されちゃうのよ。死ぬ夢だったら死ぬし、しかも起きてても脳内で夢を見させられるから厄介なの」
「ヤバそうやん」
京子は言った。
「更にコイツはサイコパスでさ、人の妻を殺すのが凄い好きらしいんだよ。別名『妻殺し』よ」
槍雲は全て説明した。
「逮捕されるべきダラ阿保ですやん」
と、明日香は言う。その時だった。急に京子が倒れてしまったのだ。
「京子様！」
3人が駆け寄る。
「しっかりして下さい！京子様！」
舞はそう言うと、京子が起きたのだ。
「ちょ、京子。なんで？寝てたの？」
明日香は京子に聞いた。
「イヤ、夢を急に、、、」
「それって、、、」
4人は言った。
「エンジェルドリーム天使の夢、、、」
と。
4人は席に座った。
「どんな夢でしたか？」
舞は京子に聞いた。
「ハッキリと覚えてるのは、、、家に長刀があった」
「え？、、、サイコパスじゃん本当に、、、全く、何処か天使なんだか」
明日香は言った。
「今日は解散しようか？」
「そうですね」
4人はそれぞれの家へ向かった。

京子の家

京子は恐る恐る家に入った。するとリビングの床に長刀が確かにあった。
「ひっ！」
「きましたね、あの悪魔天使」

後日

登校中に京子は見知らぬ男性に声をかけられた。
「君、ちょっといいかね？」
「はい、何か様ですか？」
「君はここらで起きてる連続殺人事件を知ってるか？」
「え？わかりません。それでどうかしたんですか？」
「私は金沢県警の福俵泰造ふくたわらたいぞうです。実は最近ここらで殺人事件が頻繁に起きているのですよ。更に被害者は全員、家族で妻なのです。」
「っ！」
「何か情報などをお持ちであればこの電話に連絡をお願いします。すまんね、こんな話を朝から。それじゃまた」
福俵は車に乗った。
(妻殺し天使の夢だ)
京子はそう思った。
彼女は色々考えた。
(連続殺人事件の被害者全員は夫婦であり妻。となると、アレ悪魔が動き出したのかな？)
京子は学校へ向かった。

高校

「あのさ明日香」
「何？」
「これさ、あくまで推測だけど、もう既に妻殺しは活動してると思うの」
「はっ？なんで」
京子は全て説明した。
「もう既に被害者が出てる。それも、全員夫婦の妻よ」
「、、、ドンピシャだな、それ」
「うん」
この話を聞いていた人物がいる。それは、、、アンドロイドエンジェルドリームだった。

「あはは(*ﾟ▽ﾟ)、もうバレてるのか、、、」

2人にはその声が聞こえてた。