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第2章 騎士団の紅一点、クレナ
16,思い出す感覚
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クレナの体は一層強くなっていた。
「お前班長になってからまた格段に強くなった!?」
「ああ、ここのところ訓練をする量を増やしたからな。」
クレナは副隊長と話をしている。
スライムリフレに行ってから5日が経ったわけだが、あの日クレナはタツシに精液を何度も注入されたのだ。
もちろんそのすべてを受け止められるわけではないが、精液は男の持つ経験値の0.01%を運ぶ。
と言っても200レベル近い男の精液をまともに受ければ、まだ新米のクレナは一気にベテラン級になり、怪しくなる。
だからタツシは新たに得たスキルを使って、精液のレベルを90レベル相当に落としている。
それでもクレナのレベルは二つ上がったのだ。騎士団のレベル測定は年に2回しかないからクレナの急激なレベル上昇を知るものはいないが。
「お前さんの班、やたら成績がいいようだが、これお前ひとりでやってるだろ」
「ああ、そうだ。班員には申し訳ないがその方が10倍速いんでな」
「あのなぁぁ……おまえ、部下を育てるのに絶対向いていないだろ。こりゃあ冒険者の方が向いていたんじゃないのか?」
「いや、絶対にあっちより騎士団の方が強くなれるのは早いし安全だ。」
「どうなんだかなぁ」
クレナも冒険者として活動することは考えたが、初めは騎士として学び、追々冒険者になった方が効率が良いというのは世間一般の常識だ。
「まあ、どっちにしろお前には班長も副隊長も隊長も任せられん。とっとと近衛騎士団か陸軍精鋭部隊の試験受けて、そっちに行ってくれ。」
「ああ、その方がいいみたいだな。」
クレナは自分が強くなることを優先しすぎて、リーダーには全く向いていない。
(陸軍だと強いモンスターと戦えるからそっちがいいか……だがそうすると王都から離れて辺境に行くことになるな……)
クレナは悩んでいた。
次の試験までまだ日数はあるからゆっくり考えようと思いひとまず任務をこなしていく。
そしてその日の任務が終わり、スライムリフレでもらったお茶を飲んだ日の夜の布団の中。
「んっ…… あん……」
庶民が着る寝間着を着て寝ようとしていたら股が疼き始めたのだ。
クレナは我慢することなく指を繁みの奥に突っ込む。
「あっ……ん……」
くちゅくちゅと音がし始める。
「んっ……んん……」
騎士団唯一の女性で、男勝りで美人だと評判のクレナがまさか深夜に一人でオナニーしているなどとは誰も思わない。
「あっ……んん……ん!!!」
クレナはスライムリフレで感じたある感覚を思い出す。
膣内をえぐられるようなブツ。それでいて甘い響きを体全体にもたらした。
一定の時間が経つと何かがおなかの中で熱いものが弾けて体が軽くなるような――
「ああっイっ……んんんっ あっ」
布団の中でビクンと股を揺らした彼女はそのまま眠りについた。
「よーし、クレナちゃんももっとHな子にしちゃおー」
夜行性の動物が活発に動いているであろう時間帯、某店の控室でディスプレイを見ながらつぶやくタツシ。
「スラ介、クレナちゃんに催眠魔法かけてー。それで俺の勃起したチンコの形になってクレナちゃんの膣の中どっついてよ。」
クレナの膣の中にいた極小スライムが大きくなり、いやらしい形に変形した。
そして、その棒を伸縮させるようにして彼女の膣奥を突き始めた。
「あん! ああ! いやぁ! んん!」
「やばいやばい、防音魔法! すぐクレナちゃんの周りに使って!」
クレナの思ったより大きい喘ぎ声に驚きながらタツシは急いで音を封じ込めた。
「そうか、マッサージルームは吸音材ぎっしりだけど、ああいう宿舎は壁薄いのか…」
そう思いつつもスライムにピストンを続けさせた。催眠魔法で頭は眠らされ続け、全く起きない。
早朝の三時までそれは続いた。
ゴーン ゴーン
宿舎の朝の鐘が鳴る。これに従って起きて支度をすれば十分出勤に間に合うようになっている。
「ぅお!?!? 何だったんだ今のは……」
クレナはがばっと飛び起きる。
股間がじんじんとする。
しかし痛くは無い。
「なんであんな……する夢など見なければならんのだ……」
深夜中犯され続けたせいで夢でもシていたようだ。
「しかも相手はあの店員……」
非常に小さい声だがしっかり独り言をつぶやいていた。こうなってしまっては盗聴魔が喜んでしまう。
「いえーーーい! クレナちゃん、夢の中で俺にじゅぽじゅぽされちゃったんだ~! いいねえ、明日も同じ夢見れるかな!?」
こんな夢を見たのは偶然でも何でもない。前回スライムリフレを訪れた時に子宮はその高レベルな精子の味を覚え、膣はチンコの形を覚えた。
そしてスライムが深夜に同じ形のチンコで彼女の体を犯し続けたのだから脳がその情報を結び付け、整理して夢となって現れた。
(くそ! もう絶対に男とヤらないって決めたのに……)
クレナはかつて騎士学校時代に経験しているが、酷い経験だった。
かっこよく、紳士だと思っていた先輩がクレナの体を前にして豹変したかのように乱暴になり、クレナの体を貫いた。
全く気持ちよくもなく、ただ猛烈な痛みに耐えるだけの時間。
その痛みで気絶し、起きた時には膣内にねっとりした感覚があり、吐き気を催したのだ。
あれがトラウマとなり、また弱い者は蹂躙される厳しい社会を知って、彼女は今に至る。
しかし、夢の中でクレナは全く痛みを覚えていなかった。それどころかとても気持ちよくなってヨガって……
(思い出している場合ではない! 早く支度をしなくては!)
クレナは急いで支度をして出勤した。
仕事中は全く平常だが休憩時間になると脳内にアレをしていた自分がちらつく。
しかも……
「おい、なんか最近クレナさんますます可愛くなってね!?」
「可愛いていうか色っぽいって言うか……まあもともと美人だったけどな!」
「でも、なんか女としての雰囲気出てますよね……あんなんでも実は彼氏がいたり……」
ジロリ。シャキッ
クレナは睨んだあと鞘から剣を半分抜く。
「全部聞こえているぞ」
「ひい!」
「すみません許してくださあいい」
スライムリフレに行ったとき、さりげなくタツシが美容の術を施していたため美肌になり、さらに何度もヤったことで体がその味を覚えてしまい、無意識下に求めてしまっている。
その結果、似たような揶揄いを何度も受けるようになっていった。
(くそ! あの店に行ってからなんかおかしいぞ! でも強くなっているのも確かだし……)
強くなっている代償だと思うしかなかった。
翌朝。
「なんであんな夢見なきゃいけないんだよ! またアイツと……」
彼女の苦難?と膣の痙攣は続く。
「お前班長になってからまた格段に強くなった!?」
「ああ、ここのところ訓練をする量を増やしたからな。」
クレナは副隊長と話をしている。
スライムリフレに行ってから5日が経ったわけだが、あの日クレナはタツシに精液を何度も注入されたのだ。
もちろんそのすべてを受け止められるわけではないが、精液は男の持つ経験値の0.01%を運ぶ。
と言っても200レベル近い男の精液をまともに受ければ、まだ新米のクレナは一気にベテラン級になり、怪しくなる。
だからタツシは新たに得たスキルを使って、精液のレベルを90レベル相当に落としている。
それでもクレナのレベルは二つ上がったのだ。騎士団のレベル測定は年に2回しかないからクレナの急激なレベル上昇を知るものはいないが。
「お前さんの班、やたら成績がいいようだが、これお前ひとりでやってるだろ」
「ああ、そうだ。班員には申し訳ないがその方が10倍速いんでな」
「あのなぁぁ……おまえ、部下を育てるのに絶対向いていないだろ。こりゃあ冒険者の方が向いていたんじゃないのか?」
「いや、絶対にあっちより騎士団の方が強くなれるのは早いし安全だ。」
「どうなんだかなぁ」
クレナも冒険者として活動することは考えたが、初めは騎士として学び、追々冒険者になった方が効率が良いというのは世間一般の常識だ。
「まあ、どっちにしろお前には班長も副隊長も隊長も任せられん。とっとと近衛騎士団か陸軍精鋭部隊の試験受けて、そっちに行ってくれ。」
「ああ、その方がいいみたいだな。」
クレナは自分が強くなることを優先しすぎて、リーダーには全く向いていない。
(陸軍だと強いモンスターと戦えるからそっちがいいか……だがそうすると王都から離れて辺境に行くことになるな……)
クレナは悩んでいた。
次の試験までまだ日数はあるからゆっくり考えようと思いひとまず任務をこなしていく。
そしてその日の任務が終わり、スライムリフレでもらったお茶を飲んだ日の夜の布団の中。
「んっ…… あん……」
庶民が着る寝間着を着て寝ようとしていたら股が疼き始めたのだ。
クレナは我慢することなく指を繁みの奥に突っ込む。
「あっ……ん……」
くちゅくちゅと音がし始める。
「んっ……んん……」
騎士団唯一の女性で、男勝りで美人だと評判のクレナがまさか深夜に一人でオナニーしているなどとは誰も思わない。
「あっ……んん……ん!!!」
クレナはスライムリフレで感じたある感覚を思い出す。
膣内をえぐられるようなブツ。それでいて甘い響きを体全体にもたらした。
一定の時間が経つと何かがおなかの中で熱いものが弾けて体が軽くなるような――
「ああっイっ……んんんっ あっ」
布団の中でビクンと股を揺らした彼女はそのまま眠りについた。
「よーし、クレナちゃんももっとHな子にしちゃおー」
夜行性の動物が活発に動いているであろう時間帯、某店の控室でディスプレイを見ながらつぶやくタツシ。
「スラ介、クレナちゃんに催眠魔法かけてー。それで俺の勃起したチンコの形になってクレナちゃんの膣の中どっついてよ。」
クレナの膣の中にいた極小スライムが大きくなり、いやらしい形に変形した。
そして、その棒を伸縮させるようにして彼女の膣奥を突き始めた。
「あん! ああ! いやぁ! んん!」
「やばいやばい、防音魔法! すぐクレナちゃんの周りに使って!」
クレナの思ったより大きい喘ぎ声に驚きながらタツシは急いで音を封じ込めた。
「そうか、マッサージルームは吸音材ぎっしりだけど、ああいう宿舎は壁薄いのか…」
そう思いつつもスライムにピストンを続けさせた。催眠魔法で頭は眠らされ続け、全く起きない。
早朝の三時までそれは続いた。
ゴーン ゴーン
宿舎の朝の鐘が鳴る。これに従って起きて支度をすれば十分出勤に間に合うようになっている。
「ぅお!?!? 何だったんだ今のは……」
クレナはがばっと飛び起きる。
股間がじんじんとする。
しかし痛くは無い。
「なんであんな……する夢など見なければならんのだ……」
深夜中犯され続けたせいで夢でもシていたようだ。
「しかも相手はあの店員……」
非常に小さい声だがしっかり独り言をつぶやいていた。こうなってしまっては盗聴魔が喜んでしまう。
「いえーーーい! クレナちゃん、夢の中で俺にじゅぽじゅぽされちゃったんだ~! いいねえ、明日も同じ夢見れるかな!?」
こんな夢を見たのは偶然でも何でもない。前回スライムリフレを訪れた時に子宮はその高レベルな精子の味を覚え、膣はチンコの形を覚えた。
そしてスライムが深夜に同じ形のチンコで彼女の体を犯し続けたのだから脳がその情報を結び付け、整理して夢となって現れた。
(くそ! もう絶対に男とヤらないって決めたのに……)
クレナはかつて騎士学校時代に経験しているが、酷い経験だった。
かっこよく、紳士だと思っていた先輩がクレナの体を前にして豹変したかのように乱暴になり、クレナの体を貫いた。
全く気持ちよくもなく、ただ猛烈な痛みに耐えるだけの時間。
その痛みで気絶し、起きた時には膣内にねっとりした感覚があり、吐き気を催したのだ。
あれがトラウマとなり、また弱い者は蹂躙される厳しい社会を知って、彼女は今に至る。
しかし、夢の中でクレナは全く痛みを覚えていなかった。それどころかとても気持ちよくなってヨガって……
(思い出している場合ではない! 早く支度をしなくては!)
クレナは急いで支度をして出勤した。
仕事中は全く平常だが休憩時間になると脳内にアレをしていた自分がちらつく。
しかも……
「おい、なんか最近クレナさんますます可愛くなってね!?」
「可愛いていうか色っぽいって言うか……まあもともと美人だったけどな!」
「でも、なんか女としての雰囲気出てますよね……あんなんでも実は彼氏がいたり……」
ジロリ。シャキッ
クレナは睨んだあと鞘から剣を半分抜く。
「全部聞こえているぞ」
「ひい!」
「すみません許してくださあいい」
スライムリフレに行ったとき、さりげなくタツシが美容の術を施していたため美肌になり、さらに何度もヤったことで体がその味を覚えてしまい、無意識下に求めてしまっている。
その結果、似たような揶揄いを何度も受けるようになっていった。
(くそ! あの店に行ってからなんかおかしいぞ! でも強くなっているのも確かだし……)
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