96 / 243
第3章 タツシの夏休み
13,海のマッサージ店
しおりを挟む
「うーん、昨日の夜は楽しかったなぁ」
スライム・リフレ二号店にもある、タツシとスライムしか存在を知らない秘密の控室でタツシは一人ごとをつぶやく。
「どんなAVよりああいうののほうが見ていて楽しいよなぁ……。でもそうか、やっぱり彼氏さん、あそこ大きく無いんだね……ふふふ」
昨晩、アメリアとジートの交わりをずっとスライムを使って監視し続けていたタツシ。
別にしこりながら見ていたわけではないが、普通に楽しかったようだ。
「さて、今日はアメリアちゃんくるみたいだし、準備ちゃんとしなきゃ……」
この二号店はせっかく海のあるところに作るからということで、浜辺のすぐ近くに建物が建ててある。そして海に入る前や入った後に体を綺麗にしたりだとか肌の調子を良くしたいと言った目的で水着のままマッサージを受けられるようになっている。
気軽に入ってもらえるように、建物も平屋だ。
といっても今はまだ二号店の知名度は高くないし、入ってくるのも大概は男だ。
これはタツシも予想していたことで別に何ら不満は持っていない。
少し待っているとアメリアとジートがやってきた。
「いらっしゃいませ、こんにちはアメリアさん。」
「タツ……店長さん、こんにちは! お久しぶりです!」
流石に彼氏の前でタツシの名を呼ぶのはどうかとおもったし、タツシもいつのまにかそうなっていたちゃん付けを今はやめている。
だからいつもより少し他人行儀で接することにした。
「アメリアさん、いつも本店でご利用ありがとうございます。本日は相方さまも一緒にご利用ということでよろしいでしょうか?」
「あ、あの……」
「ああ、それで頼む。」
アメリアが何か言おうとしたがジートが承諾してしまった。
「かしこまりました。それではこちらへどうぞ」
二人はマッサージ室へ案内される。この部屋には二台のベッドが用意されている。
「いまご利用いただけるコースですが――」
タツシはコースの説明を始めた。二人はこれから海で沢山泳ぐことにしていたため水着に着替えて日焼け止めのオイルを使うマッサージを受けることにした。
多少紫外線が弱いこの世界でもさすがに長時間泳げば日焼けはする。それを防ぐのにうってつけのプランなのだ。
「アメリアさんはいつもご利用されているのでご存じでしょうが、ジートさんは当店のスライムを用いたマッサージをご存知でしょうか?」
「一応軽くは知っているが、詳しくは知らないんだ。教えてくれ」
「かしこまりました。まず、当店ではこのようなスライムが一人に一体、つきます。そしてそれが体の隅々まで効果的なマッサージを施し、オイルを塗っていきます。
このスライムは完全に使役しているので全くお客様に害を及ぼすことはありません。」
「ほお、なるほど。」
スライムの手のひらに乗っているスライムを見て感心するジート。
「このスライムを使役しているのはあなたか?」
「ええそうですよ。私これでも一応空間魔法使いなので。」
「なるほど。私も同じだがな。」
「ほお! あなたも空間魔法使いでしたか! そうなるとやっぱり日頃ペンを落としたときに魔法を使って取ろうとしたらペンがさらに遠くに弾き飛んで……」
「そう! そうなんだ! それがよくあって困ってな。やはりみんな同じなのか。あははは」
「もう本当についやっちゃうんですよね~。手で取った方が早いってわかっていても、なんとなく軽いものは浮かせたくなってしまって……」
空間魔法使いはかなり数が少なく、話が弾んでいる。
「さあ、お二人ともベッドに横になってください。私は初回のジートさんを診ますから、アメリアさんはスライムに任せてください。」
「え、ええ、わかりました……」
アメリアはベッドに横たわり、スライムに体をゆだねる。
(うううぅ……私のお膣の中にいるスライムさんは、回収してくれるのかな? 昨日からはあんまり動かないから忘れかけてたけど……)
「……なので、なかなかスライムを使役して戦闘するっていうのは難しいんですよ~。」
「なるほど。それでマッサージ店を始めることにしたのか。それにしてもよく思いついたな。」
「私はよく肩がこるもんで、スライムに命じて揉ませていたんですよ。それをそのままサービスとして始めたっていう感じですかね~」
タツシとジートは楽しそうに話していてアメリアは取り付く島もない。
(このままじゃ……タツシさんに挿れてもらえない……。でも先輩の前でなんてのも無理だし、どうしたらいいの……)
自分のしたいことが実現できそうになくなり、いよいよ窮地に立たされるアメリア。
彼女をさらなる悲劇が襲う。
〈ああ♡ いや、なんでっっ……ああん♡〉
彼女の膣内のスライムが動き出した。
スライム・リフレ二号店にもある、タツシとスライムしか存在を知らない秘密の控室でタツシは一人ごとをつぶやく。
「どんなAVよりああいうののほうが見ていて楽しいよなぁ……。でもそうか、やっぱり彼氏さん、あそこ大きく無いんだね……ふふふ」
昨晩、アメリアとジートの交わりをずっとスライムを使って監視し続けていたタツシ。
別にしこりながら見ていたわけではないが、普通に楽しかったようだ。
「さて、今日はアメリアちゃんくるみたいだし、準備ちゃんとしなきゃ……」
この二号店はせっかく海のあるところに作るからということで、浜辺のすぐ近くに建物が建ててある。そして海に入る前や入った後に体を綺麗にしたりだとか肌の調子を良くしたいと言った目的で水着のままマッサージを受けられるようになっている。
気軽に入ってもらえるように、建物も平屋だ。
といっても今はまだ二号店の知名度は高くないし、入ってくるのも大概は男だ。
これはタツシも予想していたことで別に何ら不満は持っていない。
少し待っているとアメリアとジートがやってきた。
「いらっしゃいませ、こんにちはアメリアさん。」
「タツ……店長さん、こんにちは! お久しぶりです!」
流石に彼氏の前でタツシの名を呼ぶのはどうかとおもったし、タツシもいつのまにかそうなっていたちゃん付けを今はやめている。
だからいつもより少し他人行儀で接することにした。
「アメリアさん、いつも本店でご利用ありがとうございます。本日は相方さまも一緒にご利用ということでよろしいでしょうか?」
「あ、あの……」
「ああ、それで頼む。」
アメリアが何か言おうとしたがジートが承諾してしまった。
「かしこまりました。それではこちらへどうぞ」
二人はマッサージ室へ案内される。この部屋には二台のベッドが用意されている。
「いまご利用いただけるコースですが――」
タツシはコースの説明を始めた。二人はこれから海で沢山泳ぐことにしていたため水着に着替えて日焼け止めのオイルを使うマッサージを受けることにした。
多少紫外線が弱いこの世界でもさすがに長時間泳げば日焼けはする。それを防ぐのにうってつけのプランなのだ。
「アメリアさんはいつもご利用されているのでご存じでしょうが、ジートさんは当店のスライムを用いたマッサージをご存知でしょうか?」
「一応軽くは知っているが、詳しくは知らないんだ。教えてくれ」
「かしこまりました。まず、当店ではこのようなスライムが一人に一体、つきます。そしてそれが体の隅々まで効果的なマッサージを施し、オイルを塗っていきます。
このスライムは完全に使役しているので全くお客様に害を及ぼすことはありません。」
「ほお、なるほど。」
スライムの手のひらに乗っているスライムを見て感心するジート。
「このスライムを使役しているのはあなたか?」
「ええそうですよ。私これでも一応空間魔法使いなので。」
「なるほど。私も同じだがな。」
「ほお! あなたも空間魔法使いでしたか! そうなるとやっぱり日頃ペンを落としたときに魔法を使って取ろうとしたらペンがさらに遠くに弾き飛んで……」
「そう! そうなんだ! それがよくあって困ってな。やはりみんな同じなのか。あははは」
「もう本当についやっちゃうんですよね~。手で取った方が早いってわかっていても、なんとなく軽いものは浮かせたくなってしまって……」
空間魔法使いはかなり数が少なく、話が弾んでいる。
「さあ、お二人ともベッドに横になってください。私は初回のジートさんを診ますから、アメリアさんはスライムに任せてください。」
「え、ええ、わかりました……」
アメリアはベッドに横たわり、スライムに体をゆだねる。
(うううぅ……私のお膣の中にいるスライムさんは、回収してくれるのかな? 昨日からはあんまり動かないから忘れかけてたけど……)
「……なので、なかなかスライムを使役して戦闘するっていうのは難しいんですよ~。」
「なるほど。それでマッサージ店を始めることにしたのか。それにしてもよく思いついたな。」
「私はよく肩がこるもんで、スライムに命じて揉ませていたんですよ。それをそのままサービスとして始めたっていう感じですかね~」
タツシとジートは楽しそうに話していてアメリアは取り付く島もない。
(このままじゃ……タツシさんに挿れてもらえない……。でも先輩の前でなんてのも無理だし、どうしたらいいの……)
自分のしたいことが実現できそうになくなり、いよいよ窮地に立たされるアメリア。
彼女をさらなる悲劇が襲う。
〈ああ♡ いや、なんでっっ……ああん♡〉
彼女の膣内のスライムが動き出した。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる