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第3章 タツシの夏休み

14,血行がいいから

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 そして、一瞬のうちに彼女の膣と子宮内には大量の粘液で満たされる。

(いやっ……なんかすごいお股がムズムズしちゃう……ああああっ!!! 気持ちいい……でもダメ! 今は先輩が見ているの! そんな……あっ)

 この粘液はアメリアのものではない。別のところにいるスライムが媚薬の粘液の瓶の中身を彼女の膣内にいるスライムに転送して注入しただけだ。

 いつもマッサージ店に来た時、この媚薬を使われた後にアメリアはタツシに挿入され、そして精液をもらう。

 したがって子宮も膣も、この媚薬を大量に使われるとそれだけで条件反射でからだが発情してしまう。

 この瞬間から、彼氏と一緒にいたいという清い愛が、タツシのチンポが欲しいという性欲に上書きされていくことになる。



〈い、いやんっ……やめて……ああっっ……そんなっ…んんんっ〉

 なんとか必死に防音魔法を使い、さらにタツシとジートがいる側から背を向けて口が開いているのをばれないようにする。


「このスライム、マッサージうまいな! ああ、そこ、効く……痛いけど気持ちがいいな……」

「ここから徐々に強くなってきて、気持ちよさより痛さが強くなってくる場所もあるかと思いますが効果は高い場所なので極力脱力してくださいね~」

「ああ。 おーいアメリア、気持ちいいか~?」

「…………」

 アメリアは防音魔法を使っているせいでただ返事するだけでは相手に聞こえないことを思い出す。

 彼女はは急いで防音魔法を解除する。

「おい? アメリア?」

「はっ……はい! 気持ちいいいっ……ぁっ……いいいです!!!!」

「そうか。ふっ…凄い気持ちよさそうだな。まあ君が来たいと言っていた理由はよく分かったよ。」

「え、ええ、いやっ……もう本当に気持ちよくて……」

 今も彼女の蜜壺はこぷりと蜜を溢れさせ、うねうねと動いているがジートは全くそれに気づかずアメリアに話しかけ続けている。

 しかしアメリアはこれがバレないかどうかということしか考えていなくて、まったくジートの会話の内容が頭に入っていない。

 その場しのぎの言葉だけ並べている状態だ。

「また顔が赤いけど、大丈夫か?」

「は、はいぃぃ……ここのマッサージを受けると血行が良くなるから赤くなるんですぅ……んっ」


「ジートさんも少し顔が赤くなっていますよ~。効いている証拠ですね~。」

「そうか、なるほど。」

 実際にはジートはそこまで赤くなっていないし、アメリアが赤いのは媚薬の影響以外の何物でもない。しかしジートは再び真上を向き、リラックスする。

「それでは、私は一旦席を外すので20分ほど、ごゆっくり。」

〈あっ……そんなっっ……いまいなくなっちゃったら……〉

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