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第4章 聖女の近侍、ラネル
23,詰み
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ラネルは自分の絶頂が近いことが分かるとますますその指の動きを早くしていく。
それに合わせてか胸を揉んでいるスライムも、クリトリスを揉んでいるスライムも動きを早くしていった。
「あっあっああー………んんん! んん! あんん!っあっ…あ…あああ…ん!……っあ…!」
目をつぶりながら歯を食いしばって深い絶頂感を楽しむラネル。
全身が緊張しては弛緩するというのを数回繰り返した後だらりとイスの背もたれに体重を預ける。
「はぁ、はぁ、はぁ……もう終わりにしなくちゃ。」
そう思ってラネルは自分の指を引き抜こうとした。ここでラネルは自分の目を開ける。
タツシはすでに再び自分のベッドに戻っているから何も問題はない。
ラネルは自分の股を見た。
深々と差さっている自分の三本の指。
それと黒い繁みを取り囲むようにしてうねうねと動く青色の粘体。
そこにあった絵面はラネルが想像していたものより数倍エロかった。
ラネルは顔を赤くする。そして指を抜こうとして――
(あっそうだった! 抜いちゃいけないんだわ……)
ここでラネルは気が付いた。
(あら? これ、最後どうしたらいいのかしら。もしかして、このままタツシ様とクラリスが起きてきて――)
この状況、もしや詰んでいるのでは?
そう思い始めたのはこの時だった。
何を試してもスライムはその場所を離れようとはしなかった。胸やクリトリスのスライムはもぎゅっとつかんでほかの場所に移してやれば終わるのに、なぜか膣内に侵入を試みるスライムだけは一向に動く気配がない。
なぜだろうと原因を考えてみればそれはすぐに思い当たる。
(まさか、これ、私が触った回数で指示の強さが決まるの!?!?)
徐々に顔を青ざめさせるラネル。
なんといっても今、自分は数百回にわたり自分の大事なところを揉んでしまったのだ。
それが原因でスライムはここまで執拗に侵入を試みているのか。
と納得がいくと同時にどうしようもないという事実もまた浮き彫りになった。
(そんなっ……どうしたらいいの!? 今のままじゃあ二人が起きたときに私、タイヘンなことに……)
だが自分の膣から指は抜いてはいけない。
ひとまずラネルは左手を使って胸やクリトリスにいるスライムは完全にどかした。
「はぁぁぁぁ………」
大きくため息をつく。
その時だった。
指で、自分の膣内のわずかなうねりを感じてしまったのは。
「い、いやっ……もうダメなのに……そんなっ……あん♡」
彼女の声は再び上ずり始め、そして彼女の指の動きも再開された。
気持ちよくなると勝手に指が動き始めてしまうようだ。
「あっああっあ…あんん……」
彼女は熱心に指を動かし、そして身をよじる。
やっぱり胸とクリトリスにいたスライムにまた揉んでもらおうか、などと考えていた時だった。
チリンチリンチリンチリン
タツシが設置した小型の鐘が鳴る。
「んーー」
クラリスが眠そうに声を上げた。
「おっと、もうこんな時間でしたか。」
タツシは今にも起きようとしている。
(どうすればいいの……どうしよう……)
必死に悩むラネルは、こんな状況になっても自分の指が動き続けていることに意識が向いていない。
そんななか、タツシがドタッっとベッドから降りてラネルの方へ向き――
それに合わせてか胸を揉んでいるスライムも、クリトリスを揉んでいるスライムも動きを早くしていった。
「あっあっああー………んんん! んん! あんん!っあっ…あ…あああ…ん!……っあ…!」
目をつぶりながら歯を食いしばって深い絶頂感を楽しむラネル。
全身が緊張しては弛緩するというのを数回繰り返した後だらりとイスの背もたれに体重を預ける。
「はぁ、はぁ、はぁ……もう終わりにしなくちゃ。」
そう思ってラネルは自分の指を引き抜こうとした。ここでラネルは自分の目を開ける。
タツシはすでに再び自分のベッドに戻っているから何も問題はない。
ラネルは自分の股を見た。
深々と差さっている自分の三本の指。
それと黒い繁みを取り囲むようにしてうねうねと動く青色の粘体。
そこにあった絵面はラネルが想像していたものより数倍エロかった。
ラネルは顔を赤くする。そして指を抜こうとして――
(あっそうだった! 抜いちゃいけないんだわ……)
ここでラネルは気が付いた。
(あら? これ、最後どうしたらいいのかしら。もしかして、このままタツシ様とクラリスが起きてきて――)
この状況、もしや詰んでいるのでは?
そう思い始めたのはこの時だった。
何を試してもスライムはその場所を離れようとはしなかった。胸やクリトリスのスライムはもぎゅっとつかんでほかの場所に移してやれば終わるのに、なぜか膣内に侵入を試みるスライムだけは一向に動く気配がない。
なぜだろうと原因を考えてみればそれはすぐに思い当たる。
(まさか、これ、私が触った回数で指示の強さが決まるの!?!?)
徐々に顔を青ざめさせるラネル。
なんといっても今、自分は数百回にわたり自分の大事なところを揉んでしまったのだ。
それが原因でスライムはここまで執拗に侵入を試みているのか。
と納得がいくと同時にどうしようもないという事実もまた浮き彫りになった。
(そんなっ……どうしたらいいの!? 今のままじゃあ二人が起きたときに私、タイヘンなことに……)
だが自分の膣から指は抜いてはいけない。
ひとまずラネルは左手を使って胸やクリトリスにいるスライムは完全にどかした。
「はぁぁぁぁ………」
大きくため息をつく。
その時だった。
指で、自分の膣内のわずかなうねりを感じてしまったのは。
「い、いやっ……もうダメなのに……そんなっ……あん♡」
彼女の声は再び上ずり始め、そして彼女の指の動きも再開された。
気持ちよくなると勝手に指が動き始めてしまうようだ。
「あっああっあ…あんん……」
彼女は熱心に指を動かし、そして身をよじる。
やっぱり胸とクリトリスにいたスライムにまた揉んでもらおうか、などと考えていた時だった。
チリンチリンチリンチリン
タツシが設置した小型の鐘が鳴る。
「んーー」
クラリスが眠そうに声を上げた。
「おっと、もうこんな時間でしたか。」
タツシは今にも起きようとしている。
(どうすればいいの……どうしよう……)
必死に悩むラネルは、こんな状況になっても自分の指が動き続けていることに意識が向いていない。
そんななか、タツシがドタッっとベッドから降りてラネルの方へ向き――
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