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第4章 聖女の近侍、ラネル
24,突然
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「いやあ、すっかり我を忘れて寝込んでしまいましたあはははは。」
タツシはラネルを見て明るく話しかける。
ラネルはタツシに見られるかというその刹那、反射的に膣から指を引き抜きスカートをしっかり伸ばした。
「どうでしたか? ラネルさん。マッサージ楽しんでいただけましたか?」
「えっええ………ぃゃっ……」
案の定ラネルの膣内にスライムが侵入しようとしている。
これまでは指が障害物となって侵入できなかったが今は何もないのだ。
必死に最後の抵抗として括約筋やその周囲に力を籠めるがただ愛液がこぷりと漏れ出すだけだ。
「クラリスさん、起こしましょうか?」
「あ、ええと……お願いします。」
「クラリスさん、起きてくださーい。」
「んんん~。」
(ぐっ……寝顔可愛い……じゃなくて、起こさねば!!)
「ほら、マッサージの時間終わりましたよ~」
「もっとマッサージして~」
「いやいや、もう時間ですから……」
「いやあ~~~~」
どうやらマッサージを終えたくないようだ。クラリスは完全に寝惚けている。
タツシとクラリスがそんな攻防を繰り広げている時だった。
(あっそんなっ止めて……ああああああ!!)
スライムが中に入ろうとしてうねうねと動き、その粘体がクリトリスに当たった時快感から膣の筋肉を緩めてしまった。
その瞬間、にゅるりと一気にスライムの体は膣内に潜り込んでしまった。
「ぃっ……ぁっ……」
「ほら、起きましょう?」
「………スー、スー」
二人は全く気付いていないが、ラネルは相当なピンチである。
(ああ、どうしよう。なんで……なんでこんなに気持ちいいのよ。そんなっあああ!)
スライムはラネルの膣の中で盛んに動き回り快感を伝えていく。
よく耳を澄ませばグチュリ、グチュリという音が漏れているのがラネル本人には分かった。
(早く止めなきゃ……でもどうしたらいいの?)
「あの、ラネルさん、クラリスさんに触れてもいいですか?」
「え、ええ。マッサージ中も触れてるじゃないですか。変なところじゃなければ別にいいですよ。」
何とか必死に平然を装うラネル。
もちろんタツシはこの現状を知っているがあえて言及することはない。
「クラリスさん、起きてくださいって。」
手で肩を軽くたたく。
「んーーー♡」
すると突然クラリスはその手をひしっと両手でつかみ、それを自分の頬にあてた。
「ちょっ何をしているんですか!? クラリスさん、それは……」
「……あ」
クラリスはようやく目を開けた。
そのあと、自分の両手でつかんで頬にあてている温かいものの正体を認識する。
「あああああ!!?? そんなっ、すみませんタツシさん。私、その、寝惚けていて……」
がばっっと手を離してスライムのベッドから飛び起きるクラリス。
「ははは。よっぽどマッサージが気持ちよかったんですね。ダイジョブですよ。」
(クラリスさんのほっぺた、やわらけ~~)
寝起きだけは本当に弱いクラリス。
自分の気づかぬ間に変なことをしていたと知り猛反省している。
そんな二人のやりとりをよそにラネルはピンチを迎えていた。
(あっだめっ……そんな奥をされたら……ああっ待って!? ねえ、お願いだからそこは……)
普通手では絶対に届かないところ。男性のブツでようやく届くようになるその場所をスライムは重点的に刺激していた。
「あれ? ラネルさんなんだかお顔が赤いですけど大丈夫ですか?」
「え、ええ、大丈夫です。」
ラネルは直立姿勢で必死に我慢しているが、僅かに体が震えているのをタツシはしっかり確認している。
「ところでクラリスさん、なんだか最近、やけに腰が凝っているようですけどなにか新しいこと始めました?」
「え? いや、特に何もしていませんよ? そうなんですか、腰が凝っているんですか……。」
「不思議なくらいガッチガチなんですよ。もうすこし勉強するときとか、患者を治療するときも自分の体を大事にしてくださいね?」
「でも、凝っていてもタツシさんが完璧に治療してくださるじゃないですか!」
「いやいや、それをあてにされては困るんですよ……」
タツシはわざとクラリスと話し込む。
ラネルはますます顔を赤くし、首筋から汗がにじみ出ている。
(いやっそんなっああああ、ダメッ……)
彼女は必死に我慢して耐えいていたがとうとうその時が来てしまった。
先週も、そのまた前も味わった感覚。
それが今まさに彼女に訪れようとしていた。
しかし、今は目の前に人が二人もいる。
しかも、それは聖女と勇者。
とても醜態を晒していい相手ではない。
(ダメダメダメッそんなっ……)
「申し訳ございません、私少しおなかが痛いので少し席を外しますね。」
ラネルは急いでそう宣言した。
「大丈夫ですか? ラネルさん!」
「え、ええ。」
「あ、ここを押すと少しおなかの痛みが和らぎますよ」
そういいながらタツシはサッと左手でラネルの腰を抑え、右手で丹田の辺りをグッっと押した。
そこはタツシが必死に練習した、重大なツボで――
その指圧による刺激はラネルの子宮へとダイレクトに届いた。
タツシはラネルを見て明るく話しかける。
ラネルはタツシに見られるかというその刹那、反射的に膣から指を引き抜きスカートをしっかり伸ばした。
「どうでしたか? ラネルさん。マッサージ楽しんでいただけましたか?」
「えっええ………ぃゃっ……」
案の定ラネルの膣内にスライムが侵入しようとしている。
これまでは指が障害物となって侵入できなかったが今は何もないのだ。
必死に最後の抵抗として括約筋やその周囲に力を籠めるがただ愛液がこぷりと漏れ出すだけだ。
「クラリスさん、起こしましょうか?」
「あ、ええと……お願いします。」
「クラリスさん、起きてくださーい。」
「んんん~。」
(ぐっ……寝顔可愛い……じゃなくて、起こさねば!!)
「ほら、マッサージの時間終わりましたよ~」
「もっとマッサージして~」
「いやいや、もう時間ですから……」
「いやあ~~~~」
どうやらマッサージを終えたくないようだ。クラリスは完全に寝惚けている。
タツシとクラリスがそんな攻防を繰り広げている時だった。
(あっそんなっ止めて……ああああああ!!)
スライムが中に入ろうとしてうねうねと動き、その粘体がクリトリスに当たった時快感から膣の筋肉を緩めてしまった。
その瞬間、にゅるりと一気にスライムの体は膣内に潜り込んでしまった。
「ぃっ……ぁっ……」
「ほら、起きましょう?」
「………スー、スー」
二人は全く気付いていないが、ラネルは相当なピンチである。
(ああ、どうしよう。なんで……なんでこんなに気持ちいいのよ。そんなっあああ!)
スライムはラネルの膣の中で盛んに動き回り快感を伝えていく。
よく耳を澄ませばグチュリ、グチュリという音が漏れているのがラネル本人には分かった。
(早く止めなきゃ……でもどうしたらいいの?)
「あの、ラネルさん、クラリスさんに触れてもいいですか?」
「え、ええ。マッサージ中も触れてるじゃないですか。変なところじゃなければ別にいいですよ。」
何とか必死に平然を装うラネル。
もちろんタツシはこの現状を知っているがあえて言及することはない。
「クラリスさん、起きてくださいって。」
手で肩を軽くたたく。
「んーーー♡」
すると突然クラリスはその手をひしっと両手でつかみ、それを自分の頬にあてた。
「ちょっ何をしているんですか!? クラリスさん、それは……」
「……あ」
クラリスはようやく目を開けた。
そのあと、自分の両手でつかんで頬にあてている温かいものの正体を認識する。
「あああああ!!?? そんなっ、すみませんタツシさん。私、その、寝惚けていて……」
がばっっと手を離してスライムのベッドから飛び起きるクラリス。
「ははは。よっぽどマッサージが気持ちよかったんですね。ダイジョブですよ。」
(クラリスさんのほっぺた、やわらけ~~)
寝起きだけは本当に弱いクラリス。
自分の気づかぬ間に変なことをしていたと知り猛反省している。
そんな二人のやりとりをよそにラネルはピンチを迎えていた。
(あっだめっ……そんな奥をされたら……ああっ待って!? ねえ、お願いだからそこは……)
普通手では絶対に届かないところ。男性のブツでようやく届くようになるその場所をスライムは重点的に刺激していた。
「あれ? ラネルさんなんだかお顔が赤いですけど大丈夫ですか?」
「え、ええ、大丈夫です。」
ラネルは直立姿勢で必死に我慢しているが、僅かに体が震えているのをタツシはしっかり確認している。
「ところでクラリスさん、なんだか最近、やけに腰が凝っているようですけどなにか新しいこと始めました?」
「え? いや、特に何もしていませんよ? そうなんですか、腰が凝っているんですか……。」
「不思議なくらいガッチガチなんですよ。もうすこし勉強するときとか、患者を治療するときも自分の体を大事にしてくださいね?」
「でも、凝っていてもタツシさんが完璧に治療してくださるじゃないですか!」
「いやいや、それをあてにされては困るんですよ……」
タツシはわざとクラリスと話し込む。
ラネルはますます顔を赤くし、首筋から汗がにじみ出ている。
(いやっそんなっああああ、ダメッ……)
彼女は必死に我慢して耐えいていたがとうとうその時が来てしまった。
先週も、そのまた前も味わった感覚。
それが今まさに彼女に訪れようとしていた。
しかし、今は目の前に人が二人もいる。
しかも、それは聖女と勇者。
とても醜態を晒していい相手ではない。
(ダメダメダメッそんなっ……)
「申し訳ございません、私少しおなかが痛いので少し席を外しますね。」
ラネルは急いでそう宣言した。
「大丈夫ですか? ラネルさん!」
「え、ええ。」
「あ、ここを押すと少しおなかの痛みが和らぎますよ」
そういいながらタツシはサッと左手でラネルの腰を抑え、右手で丹田の辺りをグッっと押した。
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その指圧による刺激はラネルの子宮へとダイレクトに届いた。
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