白熊の獣騎士と贄の花嫁

yu-kie

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第3章・贄の花嫁【終】

一緒・寝室

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 あれから1か月後、人質として牢に入っていたユインはマハスに戻されることが決まった。その間、もふもふの被害者は数知れず。



 遡り半月前、リュクスから帰還したマナとライカは寝るときも一緒になっていた。

 意識始めたのはマナからだった。馬にのり、前に乗せるライカの匂いに次第に敏感になって行く自分の体にとまどっていた。

 ライカもそれは同じで、マナが度々寝室でうなされているのを心配し、毎日様子をにに行くようになって、ギュッと人の姿のマナを抱き締め、抱き締め返され…心臓はとくとくと高鳴った。

 二人はもっと一緒にいたいと思い始め…一緒に寝たいと思い始めた。下心とかではなく…一緒のベッドでぽつりぽつりと一日を振り返って話ながら眠りについて…一緒に朝日を浴びて起床し、先に起きた方が相手を起こす。

そんな何気ない事がしたいと二人は思った。

 寝室を一緒にして半月後。

 二人の距離は更に縮まり始めようとしていたのでした。

 ‡

 マナはライカのナイトドレスが幼く見え少し大人っぽいものを専門店で注文し、女性に流行のナイトドレスを用意してもらい、それをライカにプレゼントした。

どんなものが流行っているかなんて知るわけもなく、店員を信じて頼んだのだが、その日の夜、ライカの姿に体に熱を持ち…気持ちが高ぶるのを必死で抑える自分がいた。

 同じベッドに入ってきたライカは少し薄い生地のピンク色のナイトドレスに可愛いとはしゃいで着ているナイトドレスをマナに見せびらかした。

「マナ様!可愛い!ありがとうございます!」

「ん…ああ。」

 先にベッドに入っていたマナは顔を赤くし、反応を示す自分の一部を隠すように目を泳がせた。

そしてライカはその姿でベッドのマナに飛び付いた。

「マナ様!ちゃんと見てます?」

 無邪気に覗きこむライカの姿にマナはもう我慢できずに毛布の中へとライカを引きずり込んだのだった。

「や~ん。くすぐったいです!」

 二人にとってようやく訪れた初夜?だった。

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