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第六十五話『女神4』
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離れた位置でドーラの顛末を見届けていると後ろから足音がした。
木の影から現れたのはガーブランドと、暗い顔をしたロアだった。
「よく来れたな。殺されると思わなかったのか」
「悩みはした。でもああまでされてしまってはね」
ここにロアを呼ぶ提案をしたのはルルニアだ。
家で夜の作戦について話し合い、それが終わったら独りで村へ出かけた。何食わぬ顔でロアと対面し、俺たちの計画の大部分を説明したという。
「あの場で君に断られてしまった以上、しばらく接触を控える気でいた。なのに本人が顔を出すと思わなかったよ」
「お前はどう思ったんだ」
「かなわないな、と感じたよ。初対面の時はさほど脅威に感じなかったのに、再会時は恐ろしい力の波動を感じた」
初対面の時のルルニアは精気の過剰摂取で弱っていた。消化が済んだ今は絶好調と言っても差し支えなく、強さを見誤るのも無理なかった。
騎士団総出でも勝ち目は無いと評し、ロアは鞘付きのまま腰の剣を外した。諦めの目でそれを地面に放り投げ、汚れも厭わず腰を下ろした。
「……そこ、ぬかるんでるぞ」
「いい。今日は自分を取り繕いたくない気分なんだ」
「……そうか、まぁ好きにしろ」
隣で立ち尽くしていると、服を着ないのかと尋ねられた。
拾いに行くのが面倒だと言うと、ロアはフフッと笑った。
「出会った時から思っていたけれど、君は変わった人だね。奥さんのみならず、別のサキュバスすらも仲間に引き込んでみせた」
「あいつはニーチャだ。最近家族になった」
「素直そうな良い子だね。勝手な印象で君の奥さんだけが例外だと思っていたけれど、その認識は改めなければいけないようだ」
名前を呼んだのが聞こえたのか、ニーチャがこちらを向いた。俺とロアを見た後にガーブランドに気づき、ドーラから手を離して駆けてきた。
「おじさん、こんばんは」
「あの時の娘か、良い出会いがあったようだな」
「うん、行って良かった」
二人の間には叔父と姪のような距離感があった。サキュバス殺しがサキュバスと仲良くしているのを目撃し、ロアは言葉を失っていた。
事情を説明するべきか悩んでいると、ドーラの動きが止まった。淫紋刻みが終わったらしく、ルルニアは無抵抗な身体を空に連れ去った。
「……殺さず畏怖を広げる。僕には到底思いつけない手段だ」
流星のごとき影を見送り、ロアは話を続けた。
「すでに気づいていると思うけど、僕の本当の肩書は王族だ。第四王子という血筋と立場を持ち、中継地選抜の任を与えられてここに来た」
王位継承で有利になるほどの功績は無く、それでいて王族が他国への支援に携わったという箔がつけられる。直々に王から託された使命と言えば聞こえがいいが、ようは厄介払い同然の措置だ。
「僕は数年前まで隣国を旅していた。国中が魔物災害で荒れていて、酷い有様だった。自国の民がこんな風になって欲しくなかったんだ」
「……だからルルニアを天使にしたがったのか」
「暗雲を彷徨っていた時、君たちと出会った。これでたくさんの人々を救えると、気が急いてしまった。所詮は魔物だろうと蔑ろにした」
ロアは立ち上がり、深々と頭を下げた。ルルニアとの会話で溜飲は下がっていたため、俺は頭を上げるように言って過ちを許した。
「俺も悪かった。あの時は頭に血が昇り過ぎていた。よくよく考えれば民を守りたいという気持ちは正しいんだ。ロアは間違っていない」
「…………グレイゼル」
「でもな。俺もあいつらが一番大事だっていう思いを変える気はない。だから日常を守りながら皆を助けられる。そんな方法は無いか?」
俺からの問いかけを受け、ロアは回答を探った。日常の継続と魔物との生存競争、二つの要素は相反している。こんな無理難題に解決策があるのかと思っていると、ルルニアが降り立った。
「────ならばここに国を築きましょう。隣国支援のための中継地ではなく、大陸全土の魔物災害に対抗するための要所を生み出すんです」
そんなことが可能なのか、俺の疑問にルルニアが頷いた。
ロアは少しの間だけ絶句し、意識を取り戻して質問した。
「それは人類のために天使になってくれる、ということかい? 気持ちはとても嬉しいけれど、それはしないと約束したばかりなんだ」
「天使に何かなりませんよ。私はグレイゼルと愛し合うだけです。気まぐれで戦うことはあるかもですが、基本は町娘の一人として過ごします」
そう言い、ルルニアは前髪を手で払った。
「強大な力を持った私がこの地に根ざすだけで、魔物による被害の抑制ができます。他所に一定の負担がのし掛かるでしょうが、それは知りません。重要なのはここが魔物災害の空白地帯になるということです」
その発言を聞き、ロアの表情が変わった。
「君がいるだけで魔物がこの地からいなくなるのかい? サキュバスへの対抗策は村で聞いたけれど、それとは別ということかな?」
「そうですね。魔物は魔物の気配を感じ取れるので、自然に私の縄張りから離れていきます。知能が低い魔物ほど効果てきめんです」
「それが事実ならとんでもない話だ。大勢の民が安心して暮らせる場、物資の搬入と搬出が安定する交易拠点、魔物災害への対策を取るための本拠地、王都並みの設備をここに構築することができる」
ルルニアの縄張りにいることで人類は多大な恩恵を受ける。
「私は人間の行く末に口も手も出しません。縄張りで暮らす者たちの営みを見届けるだけです。特等席で世情を観覧する性悪な『女神』となります」
「……あなたが、女神」
「私の力を借りたいと言うなら首を垂れなさい。あなたはこれから王族でなく、人類の発展のために我が身を捧げる神官となるんです」
神の導きというより悪魔の契約だ。改宗など簡単に出来るはずもないが、ロアは揺らいでいた。拳を握りしめて胸中の不安を問いかけた。
「確かに君は強い。でもドラゴンほど圧倒的な力があるようにも見えない」
「今はそうですね。ですが時が経てば変わります。私とグレイゼルはエッチをして愛を深め合うだけで無限に強くなり続けられますから」
「だったらグレイゼルの死後は? 人類を見守り続けてくれるのかい?」
「無期限の約束は出来ません。でも言い出しっぺは私なので、五十年は残ります。グレイゼルの寿命次第で百年の安寧がもたらされます」
「君は戦わないと言ったけれど、好戦的な魔物が現れたらどうなる?」
三度目の問いかけに答えたのは、離れた位置にいたガーブランドだった。背に携えた大剣を引き抜き、近場の大樹を横に切断した。
「────その役目は吾輩が担おう。どのみちここで旅を終える気でいたのだ。お主らが国を築くと言うのならば、礎となるのもやぶさかではない」
地鳴りと共に倒れる大樹にニーチャが驚く。ガーブランドはマントでニーチャの身体を覆い、巻き起こった土煙から守ってやった。
「さぁ、女神にその夫に守護者が揃いました。あなたのご決断は?」
ルルニアが差し伸べた手を見て、ロアが息を呑む。この場の全員を順に見定め、葛藤を振り切るように目をキツく閉じ、地に片膝をついた。
「────あなた様、いえミハエル一家すべてに僕ロアスタット・エルク・カーズエラは身命を捧げます。人類が安寧を持って暮らすため、魔物に対抗する手段を確立する日まで、どうかこの地に留まり下さい!」
俺とルルニアは日常を謳歌することで強くなり、それによって生じる恩恵でロアは国を育てる。歴史の転換期とも言うべき契約が、ここに成立した。
「いいでしょう。仮にも女神を自称する者として、最低限の力は貸します。人類だけで対処できない事態があったら言って下さい」
「……感謝します。我が神よ」
「分かっていると思いますが、普段はいつも通りに接して下さいね。酒場で働いている時に女神様などと呼ばれても困りますから」
ルルニアの言にロアは敬礼で応えた。その様子を流し目で見送り、ルルニアは俺とニーチャの手を取った。そして一度の羽ばたきで空に上がった。
「さぁ、帰りましょうか。私たちの家へ」
こうして俺たちは元の日常へと帰った。
木の影から現れたのはガーブランドと、暗い顔をしたロアだった。
「よく来れたな。殺されると思わなかったのか」
「悩みはした。でもああまでされてしまってはね」
ここにロアを呼ぶ提案をしたのはルルニアだ。
家で夜の作戦について話し合い、それが終わったら独りで村へ出かけた。何食わぬ顔でロアと対面し、俺たちの計画の大部分を説明したという。
「あの場で君に断られてしまった以上、しばらく接触を控える気でいた。なのに本人が顔を出すと思わなかったよ」
「お前はどう思ったんだ」
「かなわないな、と感じたよ。初対面の時はさほど脅威に感じなかったのに、再会時は恐ろしい力の波動を感じた」
初対面の時のルルニアは精気の過剰摂取で弱っていた。消化が済んだ今は絶好調と言っても差し支えなく、強さを見誤るのも無理なかった。
騎士団総出でも勝ち目は無いと評し、ロアは鞘付きのまま腰の剣を外した。諦めの目でそれを地面に放り投げ、汚れも厭わず腰を下ろした。
「……そこ、ぬかるんでるぞ」
「いい。今日は自分を取り繕いたくない気分なんだ」
「……そうか、まぁ好きにしろ」
隣で立ち尽くしていると、服を着ないのかと尋ねられた。
拾いに行くのが面倒だと言うと、ロアはフフッと笑った。
「出会った時から思っていたけれど、君は変わった人だね。奥さんのみならず、別のサキュバスすらも仲間に引き込んでみせた」
「あいつはニーチャだ。最近家族になった」
「素直そうな良い子だね。勝手な印象で君の奥さんだけが例外だと思っていたけれど、その認識は改めなければいけないようだ」
名前を呼んだのが聞こえたのか、ニーチャがこちらを向いた。俺とロアを見た後にガーブランドに気づき、ドーラから手を離して駆けてきた。
「おじさん、こんばんは」
「あの時の娘か、良い出会いがあったようだな」
「うん、行って良かった」
二人の間には叔父と姪のような距離感があった。サキュバス殺しがサキュバスと仲良くしているのを目撃し、ロアは言葉を失っていた。
事情を説明するべきか悩んでいると、ドーラの動きが止まった。淫紋刻みが終わったらしく、ルルニアは無抵抗な身体を空に連れ去った。
「……殺さず畏怖を広げる。僕には到底思いつけない手段だ」
流星のごとき影を見送り、ロアは話を続けた。
「すでに気づいていると思うけど、僕の本当の肩書は王族だ。第四王子という血筋と立場を持ち、中継地選抜の任を与えられてここに来た」
王位継承で有利になるほどの功績は無く、それでいて王族が他国への支援に携わったという箔がつけられる。直々に王から託された使命と言えば聞こえがいいが、ようは厄介払い同然の措置だ。
「僕は数年前まで隣国を旅していた。国中が魔物災害で荒れていて、酷い有様だった。自国の民がこんな風になって欲しくなかったんだ」
「……だからルルニアを天使にしたがったのか」
「暗雲を彷徨っていた時、君たちと出会った。これでたくさんの人々を救えると、気が急いてしまった。所詮は魔物だろうと蔑ろにした」
ロアは立ち上がり、深々と頭を下げた。ルルニアとの会話で溜飲は下がっていたため、俺は頭を上げるように言って過ちを許した。
「俺も悪かった。あの時は頭に血が昇り過ぎていた。よくよく考えれば民を守りたいという気持ちは正しいんだ。ロアは間違っていない」
「…………グレイゼル」
「でもな。俺もあいつらが一番大事だっていう思いを変える気はない。だから日常を守りながら皆を助けられる。そんな方法は無いか?」
俺からの問いかけを受け、ロアは回答を探った。日常の継続と魔物との生存競争、二つの要素は相反している。こんな無理難題に解決策があるのかと思っていると、ルルニアが降り立った。
「────ならばここに国を築きましょう。隣国支援のための中継地ではなく、大陸全土の魔物災害に対抗するための要所を生み出すんです」
そんなことが可能なのか、俺の疑問にルルニアが頷いた。
ロアは少しの間だけ絶句し、意識を取り戻して質問した。
「それは人類のために天使になってくれる、ということかい? 気持ちはとても嬉しいけれど、それはしないと約束したばかりなんだ」
「天使に何かなりませんよ。私はグレイゼルと愛し合うだけです。気まぐれで戦うことはあるかもですが、基本は町娘の一人として過ごします」
そう言い、ルルニアは前髪を手で払った。
「強大な力を持った私がこの地に根ざすだけで、魔物による被害の抑制ができます。他所に一定の負担がのし掛かるでしょうが、それは知りません。重要なのはここが魔物災害の空白地帯になるということです」
その発言を聞き、ロアの表情が変わった。
「君がいるだけで魔物がこの地からいなくなるのかい? サキュバスへの対抗策は村で聞いたけれど、それとは別ということかな?」
「そうですね。魔物は魔物の気配を感じ取れるので、自然に私の縄張りから離れていきます。知能が低い魔物ほど効果てきめんです」
「それが事実ならとんでもない話だ。大勢の民が安心して暮らせる場、物資の搬入と搬出が安定する交易拠点、魔物災害への対策を取るための本拠地、王都並みの設備をここに構築することができる」
ルルニアの縄張りにいることで人類は多大な恩恵を受ける。
「私は人間の行く末に口も手も出しません。縄張りで暮らす者たちの営みを見届けるだけです。特等席で世情を観覧する性悪な『女神』となります」
「……あなたが、女神」
「私の力を借りたいと言うなら首を垂れなさい。あなたはこれから王族でなく、人類の発展のために我が身を捧げる神官となるんです」
神の導きというより悪魔の契約だ。改宗など簡単に出来るはずもないが、ロアは揺らいでいた。拳を握りしめて胸中の不安を問いかけた。
「確かに君は強い。でもドラゴンほど圧倒的な力があるようにも見えない」
「今はそうですね。ですが時が経てば変わります。私とグレイゼルはエッチをして愛を深め合うだけで無限に強くなり続けられますから」
「だったらグレイゼルの死後は? 人類を見守り続けてくれるのかい?」
「無期限の約束は出来ません。でも言い出しっぺは私なので、五十年は残ります。グレイゼルの寿命次第で百年の安寧がもたらされます」
「君は戦わないと言ったけれど、好戦的な魔物が現れたらどうなる?」
三度目の問いかけに答えたのは、離れた位置にいたガーブランドだった。背に携えた大剣を引き抜き、近場の大樹を横に切断した。
「────その役目は吾輩が担おう。どのみちここで旅を終える気でいたのだ。お主らが国を築くと言うのならば、礎となるのもやぶさかではない」
地鳴りと共に倒れる大樹にニーチャが驚く。ガーブランドはマントでニーチャの身体を覆い、巻き起こった土煙から守ってやった。
「さぁ、女神にその夫に守護者が揃いました。あなたのご決断は?」
ルルニアが差し伸べた手を見て、ロアが息を呑む。この場の全員を順に見定め、葛藤を振り切るように目をキツく閉じ、地に片膝をついた。
「────あなた様、いえミハエル一家すべてに僕ロアスタット・エルク・カーズエラは身命を捧げます。人類が安寧を持って暮らすため、魔物に対抗する手段を確立する日まで、どうかこの地に留まり下さい!」
俺とルルニアは日常を謳歌することで強くなり、それによって生じる恩恵でロアは国を育てる。歴史の転換期とも言うべき契約が、ここに成立した。
「いいでしょう。仮にも女神を自称する者として、最低限の力は貸します。人類だけで対処できない事態があったら言って下さい」
「……感謝します。我が神よ」
「分かっていると思いますが、普段はいつも通りに接して下さいね。酒場で働いている時に女神様などと呼ばれても困りますから」
ルルニアの言にロアは敬礼で応えた。その様子を流し目で見送り、ルルニアは俺とニーチャの手を取った。そして一度の羽ばたきで空に上がった。
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