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弍 プロローグ

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洞窟の剣をぬいたある聖剣士

その聖剣士の名はたちまち知れ渡った。

しかしこのあと名の知れたその聖剣士は

“生涯忘れられない恐怖”

を味わうことになる。

それは、この聖剣士が生まれて初めて

剣を使う重大さを知った出来事。

この聖剣士の手が










初めて血に染まる___。
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