2回目チート人生、まじですか

ゆめ

文字の大きさ
上 下
84 / 147
動き出した影と光

朝です

しおりを挟む
 屍なう

 Tw⚫tterがあれば俺は今すぐそう呟いて引き続き死んでいただろう。

 昨日、馬鹿みたいに酒の強いセトルイスと馬鹿みたいに酒が弱いアナラスと飲み比べをし、店の酒を飲み尽くしそうになり店主に勘弁してくれと追い出された俺達は帰路に就いていた。俺は途中で寝たらしく気がついたらベッドにいた。どうやらセトルイスが運んでくれたらしい。

 セトルイスも俺と同じくらい飲んでたのに………………やっぱ久々なのがわるかった…断じて俺がセトルイスよりも酒が弱い訳では無い。断じて!!!!そう!!!!

 そしてセトルイスからは朝っぱらから文句を言われた。

 まじごめん………いや、そこは謝る…本気で…
 男ふたりも運ばせて…

 てかまじやばいほんとやばい頭痛い気持ち悪い

「二日酔いやべぇ…」

 さっすがに飲みすぎた…久々だったのに…てかもう昨日最後の方記憶ねえしあーーーしんど。あたまいたーいーたすけてーー

「自業自得です」
「ぅーーーーアナラスが冷たい…」
「さっさと仕事してください」
「はい…」

 怒られたので仕事します、はい。ごめんなさい。うぅ…

「団長ー結局どーする?」
「あの村なー…とりあえず話してても分からないから直接行こうと思うんだよねー」
「いつ行きます?あの村なら2、3日かかりますよね」
「いやーーそれがよー団長ーの規格外の魔法で一瞬でいけんのよー」
「は!?!?まさか瞬間移動ですか?」
「そー!すげーのなんの」
「あんな距離を…………」
「おい?なんか話してるよーだけど俺が行こうとしてるのそっちじゃねえぞ?」
「そっちじゃない?」
「じゃあどっちだ?」

 どっちか?

 そんなの1つしかないだろ???

「アヴァイル」

「「は?????」」

 この答えにはさぞびっくりしたご様子のお二人さん。お口がぽかんと空いておりますよ???
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

私が王女です

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:27,609pt お気に入り:315

詩集「支離滅裂」

現代文学 / 連載中 24h.ポイント:1,144pt お気に入り:2

時代小説の愉しみ

歴史・時代 / 連載中 24h.ポイント:511pt お気に入り:3

崩壊Sランクパーティーの生残者

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:13

百年の恋も冷めるというもの

恋愛 / 完結 24h.ポイント:2,541pt お気に入り:23

【完結】潔く私を忘れてください旦那様

恋愛 / 完結 24h.ポイント:674pt お気に入り:4,595

処理中です...