２回目チート人生、まじですか

拡大する魔の手

到着

「到着、と」

 俺は瞬間移動である地点に立っていた。

「ここは…」
「知ってるのか？」
「えぇ。ここは国の一番南にある森林のはずです…こんな滝は見たことありませんが…」

 俺たちの目の前には大きな滝が聳えてる。

 こんな大きな滝を見たことないのか…うーん…まぁいいか

「じゃあさっさと行きますか」
「どこにですか？」
「え、だから聖魔道士のところ」
「ここにいるのですか！？！？」
「うん、反応あったからね」

 俺は同時に滝の方へと足を向ける。

「え、そっちは滝ですよ？」
「知ってるーあー…これ濡れるなぁ…やだなぁ…」

 濡れるのが嫌なので防水性の結界を俺とエリサティカ様にかける。
 そして滝の中に入る。
 エリサティカ様も戸惑ってはいたが俺に続いて滝の中に入った。

 もちろん防水性のある結界を展開中なので濡れてません！
 やー便利だねー

 そして滝の奥には岩の壁があった。

「何も無いですよ？」
「んにゃ、ある」

 俺は岩の壁へそのまま歩いていった。

 そして俺の体は岩の壁に飲み込まれて言った。
 いや、実際は通り抜けただけなんだけど…

「え…なんですか！？いまの！？」

 俺に続いたエリサティカ様が驚きに声を上げる。

 岩の壁の奥は洞窟になっていたためめっちゃ声が響く。
 うむ。うるさい。

 俺は説明しようと口を開く。

 の、前に第三者の声が俺たちの耳へと届いた。

「何者じゃ、お主ら」   
  



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お久しぶりです！最近忙しく更新が長らくストップしてしまいました…これからも不定期になるかとは思いますが読んでいただけると幸いです！