世界最強双子物語

彼岸花

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学園に行くまでの出来事

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 型の修正も終わってリヒトの方を見るとあちらも丁度終わったらしくこちらを見た。

 「リヒト、いつものように模擬戦よろしく!勿論、魔法と魔武器の固有能力はなしの武器だけね?」
 「うん、良いよ。分かってる!」

 リヒトの承諾も出たところで私達は距離を取る。


 両者共にそのまま動かず、数分……十数分……いや、もしかしたら数十秒だったかもしれない。
 このままじゃらちがあかないと思い私はリヒトとの距離を詰める。
 どうやら、リヒトも同じことを思ったのか私と同じタイミングで前に出た。

 何回か打ち合いをしたあと、また距離を取り、今度はすぐに距離を詰める。
 今度は打ち合いの合間に蹴りなどの体術も入れる。







 そんなこんなで模擬戦をしてたけどやっぱり私は負けた。これはいつものことだからなんとも思わない。
 リヒトが武器での戦闘特化に比べて私は魔法での戦闘特化だから仕方ない。

 私達、双子が違うところは性別と魔力の多さ、体力の違いの3つだ。
 リヒトは私より魔力が少ない代わりに体力があって私は体力が少なくて代わりに魔力が多い。

 魔力が少ないっていってもリヒトも高魔力保持者だから普通の人よりは多いけどね。



 「リヒト、いつも相手ありがと」
 「僕の方こそありがとー
 僕と対等に戦えるのってルナとアレクくらいしかいないからなぁ」


 そう言ったリヒトに私は苦笑いしか出ない。
 私たちより強い人なんてこの世界には存在しないからだ。
 私たちの称号に《世界最強》の名前がある限り私たちより強い人なんていない……。

 何十年……何百年……いつかは分からないけど私たちより強い人が出てくらかもしれない。

 でも、それはずっと先のこと

 だって私たちは高魔力保持者でもあり先祖返りでエルフ族と神龍の血、両方とも色濃く引き継いでいる。

 だから、私達の種族は人族でもないしエルフ族でも竜人族でもない。他の種族でもない。
 私達だけ2人だけの種族─神龍エルフ族─は寿命がこの世界にいる種族の中で一番、長く私達でさえ、寿命がどれくらいなのか分からない。見た目はエルフ族だけどね。


 まぁ、戦場で死ななければの話だけどね!


 「リヒト、武器での訓練はここまでにして魔力制御の訓練にしよ」
 「そうだね」

 リヒトが頷いたのを見てから私は神級結界魔法《神聖空間サンクトゥス・スパティウム》を完全無詠唱する。

 結界がちゃんと発動したのを見てから私達は封印の解除と着けていた魔封具を外して魔力操作を始めた。




 結界を張る理由は私達の魔力は普通の高魔力保持者より多く、気を付けていないと魔力が体から漏れて。漏れている量が多いと周りに居る人に影響を与え、体調を悪くさせてしまう。
 相手の魔力が少ない場合は最悪の場合、殺してしまう。

 だから、私達の魔力覚醒の時にある事件が起きて少ししてから友人─今では使い魔─の提案で魔臓器(魔力を創り溜める臓器)に制御出来ない半分以上の魔力を封印することにした。
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