世界最強双子物語

彼岸花

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アステール学園に入学!

10 アクエリオン目線

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 目の前には「だよな~」と言って考え始めるファール。
 一先ず、席に座ろうと思ってファールが気にしてる集団が見えつつ話しやすい前の席に座った。

 未だに考えてるファールをそのままにしてその集団を改めてみるといつの間にか隣りに人が座ったらしく話していた。

 少し観察して分かったがファールが気にしてる2人は双子だろう。男の方は積極的に話すが女の方は知り合いだろうフードを被った2人と話すだけで隣りに座った人とは話す気が無いのか必要最低限の言葉だけしか話してなかった。
 表情も男の方はいつでもにこやかだが女の方は無表情でたまにフードを被った2人と話してるときや男と話すときに微かに笑うくらいだった。

 (あの双子も色々と気になるが……
 フードを被った2人も気になるな…何故、教室内なのにフードを被っているんだ?
 ローブを見るに4人とも俺と同じ特待生みたいだな)

 フードを被ってる2人はエルフ族の双子以外では何故か自分から話そうとせずにずっと女の方と話していた。

 (と言うかこいつ、何時まで考えてんだ?)

 未だに下を向いて考え込んでるファールを呆れた目で見てるとファールの隣りに誰か座ったのでそちらを見ると侯爵の三男のガイア・エクェス・マルケーゼだった。
 一応、俺とファール、それと風の七大公爵の令嬢ミリア・ヴァン・ヘアツォークの幼いことからの友人だ。

 「おはよう、遅かったな」
 「おはよう、これでも早く来たつもりだったんだけどな」

 俺が声を掛けるとガイアは苦笑しながら答えてくれた。
 ミリアはまだ来てないのかと思い見てみると俺達が座ってる列の1番後ろの席に座っていて隣にいる黒髪黒目の庶民であろう女と挨拶を交わしていた。

 「なぁ、ずっと気になってたんだがこいつどうしたんだ?」
 「ん?あぁ、あそこの2人を見てからずっと考えてるんだよ。
 青銀髪はエルフ族にとって俺達で言う王族のハイエルフ族じゃなかったか?ってね。あと、なんでここに居るのか」

 ガイアがファールを指を指しながら俺に怪訝そうに聞くので大雑把に説明するとボソッと「明日は雨、いや、槍でも降るのか?」と言っていたのに思わず笑ってしまった。

 その後、ガイアと話していたら担任が入ってきてやる気が無さそうにこの後の予定を言って十分休憩になった。


 この十分間をどう消費しようか考えてたら急に後ろから声が聞こえて振り向くと驚いた顔で固まってる女とその隣で首を傾げてるエルフ族の女がいてそのまま見てるとエルフ族の男の隣に座ってた男が質問してそのあとの女の言葉に驚いた。

 (魔力が見える者が居るのは知っているがまだ覚醒してない属性が分かる者はいなかったぞ?分かるとしても基本属性だけだ)

 そのまま気になって聞き耳を立てていたらあのやる気の無さそうな担任が強いと言う。

 (全然、強そうに見えないぞ?本当に強いのか?)

 不思議に思って担任を見るがエルフ族の女に声を掛けられて?そっぽを向いていた。

 その後、時間になり体育館に行くことになった。

 (あの4人組……これから色々と楽しみだな…
 明日あたり声でも掛けてみるか?というよりはファールが声を掛けそうだな…
 その時は便乗することにするか)
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