1 / 11
1 神様の手違い
しおりを挟む「えみ!危ないっ!!」
趣味が同じでとても気の合う一番の親友である春が叫んだ。
次の瞬間信号を無視して走ってきたトラックに私、「えみ」は跳ねられた。
「マジ?!私死ぬの?」
遠のいて行く意識の中、えみは思った。
目を覚ますと、どこまでも白くて神秘的な空気に白い服を着た、いかにも神様らしい人と向かい合って立っていた。
「すみません。神様(仮)ここどこですか?やっぱ天国的な所ですか?っていうか私死んだんですか?!」
全く状況がわからない私は、神様(仮)を質問責めにした。
「いやぁ、ほんっとゴメンねー。僕、地球の神で~す。ちょっとした手違いで君、寿命より早く死んじゃったんだー。」
「すみません!!なんだか無性にムカつきます。
そのその喋り方」
「まーそれは置いといてーお詫びってことで君のこと違う世界に転生させることができるんだけどー
どうするー?」
なんだかこんな神様に任せるのも心配だけど仮にも神様なので、異世界の転生・トリップ物が好きな私は喜んで転生することにした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
30
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる