REALITYのあれこれ

REALITYは100人リスナーさんが来たら『100人の観客』ではなく『100人の話し相手』であるという話

　歌枠さんで「たくさんの人に聞いて欲しい」という方もいらっしゃると思います～。
　同時に「たくさんの人は相手できない」もあると思います。

　歌は本来、舞台の上から歌うもので、一方的にMCとしてしゃべることはあっても、またコール＆レスポンスみたいなものはあっても、「会話」というものはありません。
　
　しかし、REALITYの場合は「会話」となりますぅ。

　基本的にREALITYは、Googleのアプリでは「ソーシャルネットワーク」、Appleのアプリでは「 ソーシャルネットワーキング」になっていて、つまりは「個人間のコミュニケーション」のサービスと紹介されています。

　同時に「顔出しナシのライブ配信アプリ」となっているので、ややこしいのですが。
　人と話したくて、アプリを始める方も多いですぅ。

　最近話題によく出る「ColorSing（カラーシング）」は、これが『歌特化ライブ配信アプリ』になっていて、「あなたのために歌ってくれる歌枠がきっと見つかる」「今、あなたが聞きたい曲はなんですか？　ぜひリクエストしてみてください」とはありますが、「バーチャルなコミュニケーション」「仲良い友だちとワイワイおしゃべり」みたいな言葉はありません～。

　このあたり特徴に違いがあると思いますぅ。

　REALITYは人とコミュニケーションを取るためにやっているわけで、そのため、いらっしゃる方は『観客』ではなく『話し相手』なのですぅ。

　なので、たくさんの人を集めると……たくさんの人と話すことになるのがREALITYなのですぅ。
　今度はその会話をさばく能力が必要になりますぅ。

　たくさん来て欲しい場合は、会話をさばく能力をつけるか。
　あるいは話し相手ではなく、観客となる人をたくさんリスナーさんとして増やすかですぅ。

　そのリス専の方を見つけるのが意外と難しいのですけどねぇ……。
　人気ライバーさんですら、来てる人は9割が配信者！ってこともありますので……。