人生負け組のスローライフ

雪那 由多

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番外編:突発的に三人でお祭りに行く事になりました。

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「あー、圭ちゃん。悪いけどインターもうニつ先の所で降りて」
「ああ?高速に乗って目的地直前まで来たのに急に行先変更とかありかよ」
「うーん。ちょっと気になる所があって」
「まあ、別に時間はあるからいいけどどこに行くつもりだよ」
「なんかせともの祭っていうのがあるんだって」
「なんじゃそら?」
「えーと、お茶碗とかのお祭りだって」
「なんつー地味な祭りだ?」
「結構賑やかなお祭りみたい?
 川沿いに地元の窯元から地方の窯元までたくさん出店してきて、屋台もいっぱい出るんだって」
「お前はそっちが目当てか?!」
「残念。両方です」
「また食器増やすと飯田さんに怒られるぞ」
「飯田さんは怒らないよ。
 飯田さんのお父さんと青山さんに安い食器ばかり使うなって言われるだけだよ」
「って言うか駐車場空いてるか?」
「まだお祭りの時間までには余裕あるからだいじょうぶだろ?」
「まあ、せっかくここまで来たから行くか」
「圭ちゃんヨロシクー」
 そう言って助手席でふんぞり返る綾人に宮下はカーナビに新しい目的地をセットしろと喚きながらも手を伸ばしてセットをしてくれていた。
 助手席と後部座席の人員配置間違えた後悔はサービスエリアのないこの区間では諦めるしかなく、せめて宮下が作業しやすいように体を窓側に寄せるぐらいしか手伝うことは出来なかった。

 それから本来の目的地から二つ先のインターで降りてカーナビに案内されるまま初めましての街を車で通りすぎる。
 最初こそ舐めていたけど川沿いに並ぶ街並みはすでに車線規制がされていて……
「駐車場こっちっぽい……」
「あ、あそこの病院?駐車場貸してくれるって。
 有料だけどそこに行け!」
 突如綾人の指示にえ?こっちと圭斗がハンドルを回せば入り口でお姉さんが笑顔で待ち構えていた。
「はい、千円。まだたくさん空いてるから好きな所に止めていいよ」
「よろしくお願いしまーす」
 外面だけはよい綾人の営業スマイルにお姉さんもニコニコ顔で綾人からお金をもらい受けていた。
 とりあえず出る時の事を考えて駐車場に車を止めれば俺達が呼び水となったのかは知らないが続々と車が入ってきた。
 お姉さんはほくほく顔で対応しているのを逞しいと眺めながら俺達はここに来るまでに見えた川沿いに並ぶテントを目指して足を運んだ。
 そして圧倒された。
「俺が想像してた瀬戸物祭りと規模が違うんだけどw」
 行こうと言い出した綾人ですらヤヴァーイとテンション高くきょろきょろとしていた。
「いや、どこかの駐車場を囲って後は露店が並ぶとか想像してたんだけど逆だったw」
「えーと、約200軒が陶磁器の販売をします、だって」
「陶磁器屋さんだらけw」
 言いながらまず最初にこの祭りの中央に架かる橋の所に出てきたので
「とりあえずぐるりと回る……」
「あ、圭ちゃん!あそこに趣のあるお店屋さんがあるからまずはそこから行こう!」
「おま!宮下、はぐれるなよ?!」
「うーん。もしはぐれたらあのお店で合流って事にしようか?」
「はぐれる気満々でいるな!スマホ持ってるだろ!」
「あ、現金それほど持ってない。カード決済出来なさそうだからどこかお金おろせるところ……」
「祭りに来たんだから集団行動しろよ!」
 そう言って圭斗に襟くびを掴まれた綾人と宮下は渋々というように綾人が最初に目指した店へと連れて行ってくれた。
 
 祭りの開始の時間までまだ30分以上も時間があるのにすでに会場はにぎわっていた。
 もちろんお店の中もにぎわっていて、次々に品物が売れて行く様子はこの浮かれた気分を増長させてくれる。
 サンマが一匹頭を落とさず乗せられそうな皿はもちろん普段お目にかかる事のない大皿もたくさんあった。
 西洋の食器にはない素朴な風合いの、決して高級ではない日常遣いの瀬戸物の数々にあっとうされる背後で
「圭ちゃん、あの梁凄いね!」
「いやいや、梁もすごいけどあの階段箪笥すごいな」
「床も土間仕様になっていて、こういうの見ると土間リビング良いよねって思っちゃう」
「お?坪庭らしきものがある」
「風情あるお店だよね。だけど奥までは見れないね。ちょっと残念」
 なんせそこはお支払いのレジの向こう側の景色。
 レジを預かるお姉さまは褒められるのが嬉しそうにしながらもどこか微妙な顔にもなっていた。店ではなく商品を褒めてほしい、そんな感じだろう。
「で、お前は一体何を買っている」
「ん?なんかいい感じの花器があったから。
 床の間に飾るものがないからいいもの見つけたら買おうと思ってたんだ。
 この青色良いだろう?」
 いつの間にかどこでお金を下ろしてきたのか支払いをしていた綾人の背中にこいつは今日どれだけ買うのか冷や汗を流しつつも宮下が買い物したものを受け取って店を出た。
 いや、普通に持つのか……
 心の中で突っ込んでしまうも二人は気にせず店を出て川沿いの道に並ぶ露店に足を止めては冷やかして去っていく。
 正直圭斗には食器の物の良しあしは判らないが……
 それでも綾人と宮下は楽しそうにしているのを見て迷子にならないように背後から律儀に付き合うのだった。
 半周した所でやっと祭り会場のマップを手に入れた。
 スマホで適当に見たのは宮下だけで、行き当たりばったりを綾人は楽しんでいたので
「へー、こういう区分けがあったのか」
「一般販売に伝統工芸、作家作品に窯元直参?!
 ここに行こう!」
「屋台も多いしな」
「くう!祭りなら屋台がメインのはずなのになぜにこっちが地味だ?!」
 ふらふらと漂う匂いに誘われながらも物色していれば
「すごいな。今時の冷凍ミカンは缶詰事凍らすんだ」
「まあ、確かに冷凍ミカンだな」
「この発想は地元にはないからね」
 驚きながらも冷凍ミカンを購入する宮下に食べさせてもらいながら綾人もソーセージを買ってきた。
「冷たいの次は熱いが正義だ!」
「無限に食べたくなる奴!しかも甘いの後にしょっぱいだなんてループから出られるかな?」
 そんな二人の謎理論だが
「まあ、美味いが勝者だな」
 いえーいと三人でソーセージで乾杯をする。周囲もお祭り気分なので誰も気にしないのでとにかく目についたものは買って食べた。
 そんな食べ歩きをしていればだんだん人も増えてごった返すようになった会場をまた散策すれば
「あー、瀬戸と言うのに常滑焼はっけーん」
「まあ、同じ県内だしいいんじゃね?」
「焼き物には変わりない。むしろもっとほかの焼き物も集まればいいのにと思う」
 ふむふむと言いながら
「あー、このメタリックな感じの急須いいなあ……って、これでコーヒーを淹れるんだ」
「なんて言うか、普通にかっこいいね」
「燈火の土産に買って行ってやろ……」
 その値段を見て圭斗は固まった。
 え?露店にこんな高級品?
 っていうか急須ってこういうお値段の物なの?
 自身の知る値段とかけ離れた0の数に一瞬目を疑っていれば
「うお?!まじかw
 燈火にはもったいなさすぎるw」
 なんて言う却下の仕方。
 それも酷いなと思うも
「あー、俺はこっちの釉薬の付け方が好きかも」
 一見白地に淡い色を乗せただけのカップの中にたらされた釉薬の美しさはカップの中を見ないとわからない嬉しい驚きを与えてくれて
「香奈に土産に買っていってやれば?」
 つい面白くって見て回っていただけだったからそうだったと言わんばかりに色違いのおそろいの物を購入していた。
「じゃあ、俺もおそろいの買っちゃおー」
「えー?!ちょっとやめてよ!おそろいの意味がなくなっちゃうじゃん!」
 ぎゃあぎゃあ騒ぐ宮下の抗議なんて無視をしてほんの少し形の違うカップを色違いで五つ購入。
「そんなにもどうするんだ……」
 呆れる圭斗だが
「ん?とりあえず圭斗の所に遊びに行った時用のカップ」
 そう言って包んでもらったものを俺に強引に持たせた。
 時々起こす謎理論には慣れているつもりだが、要は持って帰れ。そして一つは専用で使っても良いぞと言うのがこの行動の全部。全く持ってめんどくさい、と言いつつも俺が買うつもりがないのを見込んでの購入。心の中ではありがとうと言えているのに口に出せないこの性格が悔しい。そしてそれを見越してニヤニヤしているのもまた憎たらしい。
 更にその顔のままそのすぐそばの店でまた茶碗を購入アンド俺に渡す。
「こっちは職場用にお出しするやつだ。
 そろそろ茶碗のプリントが剥がれてきたから総入れ替えだ」
 そんな命令。
「判ったけど、これけっこう重いぞ」
「知ってる。だけど俺はまだこの街の名前を冠した焼きそばを食べていないんだ。
 買ってくるからしばし我慢してくれたまえ」
 逃げるように屋台へと飛び込んでいき、いろいろとB級グルメを購入した所で
「さて、祭りは満喫した。本来の目的地のタイルを買いに行くぞ」
「そう言えばタイル買いに来たんだったよね」
「なかなかにハードな道草だったな」
「どっちが本命かなんて聞いちゃいけないぜ?」
「「誰も聞かないよ」」
 そんなノリでこの祭り会場に来た時はまだまだ余裕ある人込みだったけどぐるりと一周しただけで人とぶつからずに歩くのが困難なぐらいの込み具合。
 そして大量に購入した戦利品の重みにひーひー言いながら坂を上り切った先にある無料駐車場、のかなり手前。千円と引き換えに借りたいつの間にか満車の看板を掲げる駐車場に戻ればまた新たなお客様を導くためにやって来たお姉さまに
「たくさんお買い上げになられましたね?」
「初めてなので圧倒されちゃってついつい買いこんじゃいました」
 なんて人好きのする満面の笑顔で綾人が挨拶をした所でお見送りをしてもらうのだった。
 とりあえず込み合う街から脱出してなんとか本来のタイルの販売所へと向かう。
 途中コンビニに寄って飲み物を買った所で綾人がお昼代わりにと買ったB級グルメ達を堪能する。
 あまりの暑さにアイスもしっかり食べた所で気分新たにタイルを購入したまではよかったが……
「あ、このぐい呑みのラスターとか金彩の色合い綺麗かも」
「あれだけ陶器を見てきたのにまだ買うか?」
「いや、あれだけ見てきたから趣が違うのが欲しくなるんだよ。
 これなら飯田さんに見せても鼻で笑われる事はないだろうし」
「買っても良いけどどうせ先生にとられるだけだぞ」
「じゃあ、ダミーで織部を一緒に購入」
 これ以上突っ込まれる前にとそそくさと会計をすます後ろ姿に仕方がないなあと言えるのは先ほど買ったものは車に置いてあるために身軽になったからだろうか。
 段ボールに入れてもらった大量のタイルを車に運びこんで車に乗れば突発的に祭りに行こうと言った本人は後部座席で早々にお昼寝に入っていた。
 気持ちよさそうに横になって寝る姿に少し腹立たしかったかもしれないけどこうやって三人で旅をするのはいいもんだよなと綾人を起こさないように声のトーンを落としながら宮下と一番最初に入った店の趣のある古民家について語り合うのだった。



 **************************************************************
 突発的にお付き合いありがとうございました。
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感想 93

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みんなの感想(93件)

青い石
2025.10.24 青い石

976話
とうとう番外編も読み終えてしまいました…
色々な苦悩と壁とワチャワチャ感、面白かったです
また回周しそうな予感がします
次はトウカさんの方を回周してきます
ありがとうございました

2025.10.27 雪那 由多

青い石様
番外編もありがとうございました!
回周も何度だってしてください!ありがとうございます!
そして今度は燈火にも!
ほんと楽しんでいただけて幸せ者です!

解除
青い石
2025.10.24 青い石

964話 本編終了
吉野の子供で良かったよって泣けます( ; ; )

番外編も楽しんできます!!

2025.10.27 雪那 由多

青い石様
ほんと綾人が吉野の子供でよかったとおもいます!
あの親の子供のままだったらほんと苦しい人生のままだったけど、沢山の人に見守られながらもう一度人生歩き出せたのだらからほんと良かったと思います。

解除
青い石
2025.10.15 青い石

657話
アパートに集まる子が増殖したw
そしてキッチンの主導権を奪われるw

2025.10.18 雪那 由多

青い石様
まだまだ増殖するよ~
そして奪わたキッチンの主導権。
美味しいからとりあえず不問w

解除

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