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新しい入居者がやってくるそうだ 4
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ドタバタしながら電車に乗って帰っていった九条一家の帰り道。
「疲れたな。燈火でもからかってから帰ろうか」
それも疲れるなと美園屋さんで甘いお菓子をいくつかかって家に帰ることにした。
好みはいろいろあるだろうからとチビ達にも食べれるように栗の甘納豆とせんべいを購入。考えた割には綾人が好きなものになったが
「食の好みは家庭で左右される。
俺がおいしいと思うのだから間違いないだろう」
すっかり婆ちゃんの味覚に染まった俺が言うのだから間違いないという謎の自信。そんな自信でチビ達も喜んで食べてくれるかなとうきうきとした足で帰れば
「主おかえり!」
「ただいま。さびが一番だな」
車の音に反応して真っ先にお出迎えしてくれたのは緑青。
そして雪に埋もれながらも真白がやってきて
「主おかえり!朱華たちはおうちの中で待ってるよ!」
寒いだろうし雪でドロドロのになった庭を横切るのならおうちの中で待っていてくださいと思いながらもおなか側が泥だらけの真白に少し遠い目をしながら
「お迎えありがとうな。
手を洗って白さんを綺麗にしたらおやつにしような?」
「にゃーっっっ!」
洗われる事に気が付いて逃げ出そうとするも時すでに遅し。
俺につかまった真白は猫つまみされて身動きも取れずに台所でじゃぶじゃぶと洗われることになり……
タオルにくるまれて囲炉裏の部屋に戻るころにはどこかやつれているようにも見えた。
ドライヤーで乾かせばふわっふわの真白に大変身したけど
「主!主!
主のカバンからいい匂いがします!
香ばしくて、甘くて、朱華知ってます!
これ絶対美味しい奴ですね!」
「うん。合ってる
合ってはいるがおいしく食べるためにお茶があるとなお美味しいんだぞ?
そしてみんなと一緒に食べるとさらに美味しい。
主のひよさんならちゃんと待てができるよな?」
「しゅ、朱華は美味しい匂いになんて負けません……」
涎をだらだら垂らしている時点で勝負になるのかと思うもお茶を入れて使ってないぐい飲みや器に十分冷ましたお茶を淹れて持ってこればずーっとかばんを見ていたのか涎の水たまりを作っている残念な事になっている朱華だけどちゃんと待っていて
「我慢できてえらいぞ」
涎をティッシュでさっと拭いてからちゃんと褒めてやる。
そしてお茶を並べてちゃんとみんなの分と均等に栗の甘納豆を一粒ずつ机に並べる。
机の上に乗るのははしたないというなかれ。
これでも神と呼ばれる緑青たちに床の上に食べ物を置いて食べさせる、それも失礼というもの。
それ以上に……
「ではいただきます」
「いただきますっっっ!」
「「「「いただきます!」」」」
朱華の素晴らしいご挨拶を聞きながら俺はせんべいをかじりながらかみ砕いてボロボロになった甘納豆をぺろぺろ舐めるように器を押して食べる真白が机から落ちないように注意をしたり、せっせとついばむ朱華が飛び散らかした甘納豆の破片をお皿の上に戻したり、甘納豆を手にふらふらと飛んでいく緑青のしっぽを捕まえて座らせたりと大忙しだ。
世のお母様は子供のご飯の時間は戦場だと言うがその通りだとうまく甘納豆が取れない玄さんのをフォローをする。
そのころには真白もご機嫌だし、朱華も幸せそうに甘納豆を堪能していた。
戦場だけど必死になっておやつを堪能している間はおとなしい……のかな?そんな時間が過ぎれば
「主、食べたから遊んでくるね!」
そういって真白は紐を加えて仏間の方に駆けて行った。誰に遊んでもらうつもりだ?なんて突っ込みはせずに
「主ー、手がべとべと……」
唯一手を使ってご飯を食べる緑青にさっとウェットティッシュを渡せばそれで手を拭くことを覚えて手をもみもみとぬぐう。
「冷たくてよければ外の貯水槽で洗っておいで」
「いいにおいがするからこれでいい!」
掌に残る香りに幸せそうに笑みを浮かべるが、それはウェットティッシュの匂いだぞと突っ込まない綾人はそうかとだけいって最後までみんなの食べ残しに期待する朱華は今回みんな完食したのでしょぼんとした背中になっていたのは見ないふりをする。
本当にこいつは……
もうあえて突っ込まないことにして片付けに取り掛かれば急にスマホが騒ぎ出した。
珍しい、なんて思うのは最近皆さんLIMEに用件を入れるほうが早いと電話には俺がなかなか出ない確率の高さが周知されたと思ったのにと思っていれば珍しくもないが電話をしてくるなんてよっぽどの事かと思って対応することにすれば
『綾っちごめん!今話できる?』
なんて電話をかけてきたのは植田。
割と深刻そうな声に
「なにしでかしたんだ?」
と聞いてしまうのはこいつのこういう声の時はかなり深刻な状況だと過去の出来事から判断したから。
そもそも植田が俺に頼ってくる時点でめんどくさい話だろうとあたりをつけて聞けば
『あのさ、聞きにくいんだけどあの事故物件今も空き家になってる?』
思わず電話を切ろうとしたけど
『綾っちまって!早まらないで!
その家に紹介したい奴がいるんだって!』
なんてそこまで聞いて電話を切ろうとした指先を止めて
「なにがあったんだ……」
はい、厄介ごと決定―。
だけど植田が言うぐらいだから。俺に似ておせっかいになったこいつの紹介なら変な奴じゃないだろうと耳を傾けることにした。
「疲れたな。燈火でもからかってから帰ろうか」
それも疲れるなと美園屋さんで甘いお菓子をいくつかかって家に帰ることにした。
好みはいろいろあるだろうからとチビ達にも食べれるように栗の甘納豆とせんべいを購入。考えた割には綾人が好きなものになったが
「食の好みは家庭で左右される。
俺がおいしいと思うのだから間違いないだろう」
すっかり婆ちゃんの味覚に染まった俺が言うのだから間違いないという謎の自信。そんな自信でチビ達も喜んで食べてくれるかなとうきうきとした足で帰れば
「主おかえり!」
「ただいま。さびが一番だな」
車の音に反応して真っ先にお出迎えしてくれたのは緑青。
そして雪に埋もれながらも真白がやってきて
「主おかえり!朱華たちはおうちの中で待ってるよ!」
寒いだろうし雪でドロドロのになった庭を横切るのならおうちの中で待っていてくださいと思いながらもおなか側が泥だらけの真白に少し遠い目をしながら
「お迎えありがとうな。
手を洗って白さんを綺麗にしたらおやつにしような?」
「にゃーっっっ!」
洗われる事に気が付いて逃げ出そうとするも時すでに遅し。
俺につかまった真白は猫つまみされて身動きも取れずに台所でじゃぶじゃぶと洗われることになり……
タオルにくるまれて囲炉裏の部屋に戻るころにはどこかやつれているようにも見えた。
ドライヤーで乾かせばふわっふわの真白に大変身したけど
「主!主!
主のカバンからいい匂いがします!
香ばしくて、甘くて、朱華知ってます!
これ絶対美味しい奴ですね!」
「うん。合ってる
合ってはいるがおいしく食べるためにお茶があるとなお美味しいんだぞ?
そしてみんなと一緒に食べるとさらに美味しい。
主のひよさんならちゃんと待てができるよな?」
「しゅ、朱華は美味しい匂いになんて負けません……」
涎をだらだら垂らしている時点で勝負になるのかと思うもお茶を入れて使ってないぐい飲みや器に十分冷ましたお茶を淹れて持ってこればずーっとかばんを見ていたのか涎の水たまりを作っている残念な事になっている朱華だけどちゃんと待っていて
「我慢できてえらいぞ」
涎をティッシュでさっと拭いてからちゃんと褒めてやる。
そしてお茶を並べてちゃんとみんなの分と均等に栗の甘納豆を一粒ずつ机に並べる。
机の上に乗るのははしたないというなかれ。
これでも神と呼ばれる緑青たちに床の上に食べ物を置いて食べさせる、それも失礼というもの。
それ以上に……
「ではいただきます」
「いただきますっっっ!」
「「「「いただきます!」」」」
朱華の素晴らしいご挨拶を聞きながら俺はせんべいをかじりながらかみ砕いてボロボロになった甘納豆をぺろぺろ舐めるように器を押して食べる真白が机から落ちないように注意をしたり、せっせとついばむ朱華が飛び散らかした甘納豆の破片をお皿の上に戻したり、甘納豆を手にふらふらと飛んでいく緑青のしっぽを捕まえて座らせたりと大忙しだ。
世のお母様は子供のご飯の時間は戦場だと言うがその通りだとうまく甘納豆が取れない玄さんのをフォローをする。
そのころには真白もご機嫌だし、朱華も幸せそうに甘納豆を堪能していた。
戦場だけど必死になっておやつを堪能している間はおとなしい……のかな?そんな時間が過ぎれば
「主、食べたから遊んでくるね!」
そういって真白は紐を加えて仏間の方に駆けて行った。誰に遊んでもらうつもりだ?なんて突っ込みはせずに
「主ー、手がべとべと……」
唯一手を使ってご飯を食べる緑青にさっとウェットティッシュを渡せばそれで手を拭くことを覚えて手をもみもみとぬぐう。
「冷たくてよければ外の貯水槽で洗っておいで」
「いいにおいがするからこれでいい!」
掌に残る香りに幸せそうに笑みを浮かべるが、それはウェットティッシュの匂いだぞと突っ込まない綾人はそうかとだけいって最後までみんなの食べ残しに期待する朱華は今回みんな完食したのでしょぼんとした背中になっていたのは見ないふりをする。
本当にこいつは……
もうあえて突っ込まないことにして片付けに取り掛かれば急にスマホが騒ぎ出した。
珍しい、なんて思うのは最近皆さんLIMEに用件を入れるほうが早いと電話には俺がなかなか出ない確率の高さが周知されたと思ったのにと思っていれば珍しくもないが電話をしてくるなんてよっぽどの事かと思って対応することにすれば
『綾っちごめん!今話できる?』
なんて電話をかけてきたのは植田。
割と深刻そうな声に
「なにしでかしたんだ?」
と聞いてしまうのはこいつのこういう声の時はかなり深刻な状況だと過去の出来事から判断したから。
そもそも植田が俺に頼ってくる時点でめんどくさい話だろうとあたりをつけて聞けば
『あのさ、聞きにくいんだけどあの事故物件今も空き家になってる?』
思わず電話を切ろうとしたけど
『綾っちまって!早まらないで!
その家に紹介したい奴がいるんだって!』
なんてそこまで聞いて電話を切ろうとした指先を止めて
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