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爽やかな朝はどこにある
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ここでもふは許されたと理解して、甘えるようにすり寄って来た。
「ふふっ、もふ、お前の毛がくすぐったいよ」
意外と固いと思っていた物のふわふわの綿毛は胸元を擽って笑い声を立ててしまう。
「こら、わざと擽らない」
俺が笑ったのが嬉しかったのか胸元で小さな羽でふわふわと擽られてしまうもこれは怒るまでもないコミュニケーションの一環。
俺のあまり怒っている感じのない叱り方も悪いがもふはひたすら甘えてきて
ぺろり
生暖かい物が胸元に触れた。
なんだ?なんて思っていたらまたぺろり。
何を思ってか俺の乳首を舐めだしていた。
一応寝る前にシャワー浴びててよかった。ではなく
「俺はお前のかーちゃんじゃねーよ」
何のふくらみも栄養も出さない乳首に懸命に吸い付いていて……
ちょっとヤバいかも……
明け方まで散々クラエスに可愛がられたこの身体。クラエスにも散々吸い付かれた乳首はすぐに立ち上がり、なんとなく臍の下あたりがムズムズとする。
「こら、止めな…… あっ!」
不本意な事に乳首を吸われて半勃ちになり出したものをぎゅっと掴まれた。
「朝から楽しい光景だな」
「うわっ」
寝起きの微かにかすれた声が耳元に囁かれてダイレクトに腰に来た。
うなじに唇を這わされて、腹の奥が物欲しげにきゅっと締まる。
「ク、クラエス、おはよ……」
「まさか朝から妻と息子の仲睦まじい光景が見れるとは、いやはや」
しゅっしゅっと手が動き出して、朝っぱらから昨日の晩のような声が溢れだしそうなのを思わず手で口を覆いながら耐えてしまう。もふにこんな声聞かせるわけにはいかない!
「もふおはよう。もふは早起きだな」
クラエスの声にもふは乳首を舐めるのを止めてきゅ~と細長い首を傾ける。
「あはは、もふは可愛いな」
褒められてご機嫌となったもふはそのままベットから這い出て来て楽しげに部屋の中を飛び回っていた。
だけどそんな俺の背後を取る男は昨日の夜散々俺の永遠の処女を奪った凶器を太ももの隙間にねじ込んできて
「ああ、何て素敵な朝何だろう。愛しい妻と向える朝は何てすがすがしい」
「俺としてはヘビーすぎてもう一度眠りたい気分だって、こら何やってる……」
やわやわと尻をもみだしたクラエスの指が谷間を行ったり来たりと滑り出して何かを探る様に蠢く感触を思い出す。一気に昨日の夜何があったかも躰が思い出してしまう。クラエスの鍛え抜いた躰に抑え込まれて貫かれて、前から後ろから蹂躙され支配された優しくも甘い囁きに羞恥と歓喜を学んだ時間。いつの間にか俺も気持ちよい場所を探る様に合わせる様に体を揺らめかせて深く咥えこんで……
「あ、ああ、クラエス……」
「ふふっ、アトリは朝から淫らで可愛いなぁ」
たった一夜で教えられた快感につぷりと指を飲み込んでしまえば期待するかのように前立腺からの狂いそうな感覚を求めてしまうのだろう俺はなけなしの理性と力を全部使って
「朝からはダメだー!!!」
全力の声でクラエスを押しのけるよりも俺はベットから転げ落ち、その時見事奪えたシーツを頭からすっぽりとかぶって
「風呂入って来るから。邪魔したらちょん切る!
お前も着替えて待ってろ!」
ベットの上でキョトンとしているクラエスを睨みつけて
「もふ!俺が風呂から上がってくるまでクラエスを見ていろ!
出て来る前にこっちの部屋に入って来そうになったら食べてもいいぞ!」
「きゅ~?」
案の定キラキラしたシャンデリアにぶら下がって遊ぶもふにふんすと鼻息荒く宣言した俺は力いっぱい扉を閉めるのだった。
「ふふっ、もふ、お前の毛がくすぐったいよ」
意外と固いと思っていた物のふわふわの綿毛は胸元を擽って笑い声を立ててしまう。
「こら、わざと擽らない」
俺が笑ったのが嬉しかったのか胸元で小さな羽でふわふわと擽られてしまうもこれは怒るまでもないコミュニケーションの一環。
俺のあまり怒っている感じのない叱り方も悪いがもふはひたすら甘えてきて
ぺろり
生暖かい物が胸元に触れた。
なんだ?なんて思っていたらまたぺろり。
何を思ってか俺の乳首を舐めだしていた。
一応寝る前にシャワー浴びててよかった。ではなく
「俺はお前のかーちゃんじゃねーよ」
何のふくらみも栄養も出さない乳首に懸命に吸い付いていて……
ちょっとヤバいかも……
明け方まで散々クラエスに可愛がられたこの身体。クラエスにも散々吸い付かれた乳首はすぐに立ち上がり、なんとなく臍の下あたりがムズムズとする。
「こら、止めな…… あっ!」
不本意な事に乳首を吸われて半勃ちになり出したものをぎゅっと掴まれた。
「朝から楽しい光景だな」
「うわっ」
寝起きの微かにかすれた声が耳元に囁かれてダイレクトに腰に来た。
うなじに唇を這わされて、腹の奥が物欲しげにきゅっと締まる。
「ク、クラエス、おはよ……」
「まさか朝から妻と息子の仲睦まじい光景が見れるとは、いやはや」
しゅっしゅっと手が動き出して、朝っぱらから昨日の晩のような声が溢れだしそうなのを思わず手で口を覆いながら耐えてしまう。もふにこんな声聞かせるわけにはいかない!
「もふおはよう。もふは早起きだな」
クラエスの声にもふは乳首を舐めるのを止めてきゅ~と細長い首を傾ける。
「あはは、もふは可愛いな」
褒められてご機嫌となったもふはそのままベットから這い出て来て楽しげに部屋の中を飛び回っていた。
だけどそんな俺の背後を取る男は昨日の夜散々俺の永遠の処女を奪った凶器を太ももの隙間にねじ込んできて
「ああ、何て素敵な朝何だろう。愛しい妻と向える朝は何てすがすがしい」
「俺としてはヘビーすぎてもう一度眠りたい気分だって、こら何やってる……」
やわやわと尻をもみだしたクラエスの指が谷間を行ったり来たりと滑り出して何かを探る様に蠢く感触を思い出す。一気に昨日の夜何があったかも躰が思い出してしまう。クラエスの鍛え抜いた躰に抑え込まれて貫かれて、前から後ろから蹂躙され支配された優しくも甘い囁きに羞恥と歓喜を学んだ時間。いつの間にか俺も気持ちよい場所を探る様に合わせる様に体を揺らめかせて深く咥えこんで……
「あ、ああ、クラエス……」
「ふふっ、アトリは朝から淫らで可愛いなぁ」
たった一夜で教えられた快感につぷりと指を飲み込んでしまえば期待するかのように前立腺からの狂いそうな感覚を求めてしまうのだろう俺はなけなしの理性と力を全部使って
「朝からはダメだー!!!」
全力の声でクラエスを押しのけるよりも俺はベットから転げ落ち、その時見事奪えたシーツを頭からすっぽりとかぶって
「風呂入って来るから。邪魔したらちょん切る!
お前も着替えて待ってろ!」
ベットの上でキョトンとしているクラエスを睨みつけて
「もふ!俺が風呂から上がってくるまでクラエスを見ていろ!
出て来る前にこっちの部屋に入って来そうになったら食べてもいいぞ!」
「きゅ~?」
案の定キラキラしたシャンデリアにぶら下がって遊ぶもふにふんすと鼻息荒く宣言した俺は力いっぱい扉を閉めるのだった。
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