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ちゃんとお食事も楽しく頂いております
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「聞いたぞ?今日は聖女がご乱心とか?」
「俺達の世界ではあの年頃の少女は子供と大人の間の実に多感な年ごろです。
ほんのちょっとした事でも、心動かされてしまいます。そうですね、故郷では箸が転がっても笑うって言うくらいって言うほどです。ちょっとした失敗をあんなふうに表現するのも普通にある事ですよ」
この程度のでたらめなら許してくれるだろうと笑いながら
「して。どのような失敗を」
「それこそ何でそんなにもオーバーな事をと言うくらい他愛のない事だったと思います。ブラフィルド侯爵令嬢の前で粗相をしたとかどうとか。思い出して恥ずかしくて、そんな話だったかと」
「それは何と可愛らしい。
確かにブラフィルド侯爵令嬢は王太子妃としてこの国の未来の国母としても文句なしのファーストレディだった。
十年の婚約期間を無駄にして本当に心苦しい」
「その代りとなるお詫びもお考えになるのでしょう。さすがに弟君の婚約差に差し替えると言う失礼な事はなさらないと思いますが?」
「ああ、ブラフィルド侯爵令嬢の希望を受け入れて聖女の筆頭侍女としてセイカを支えてもらう約束を聞き入れ、既に準備を始めている」
「それは彼女だけ?」
言えばアレックスはくすりと笑い、エロさとか、フェロモンだだ漏れで血の滴るレアに焼かれたステーキを口へと運んでいた。
なんというセクシャルな食事光景だろうか。
今から俺が美味しく頂かれる、そんな予感しかない目の前の光景にぞくりと背筋に何かが這い上がればカトラリーを置いて俺だけに微笑む。
「そんなもの欲しそうな顔をするな。後でたっぷり可愛がってやる。だがその前に腹を満たさないとな。折角の逢瀬に腹が鳴ったら気分が台無しだ。ただ、ここにワインがあればさらにムードも上がるのだが」
「それはダメですよ。午後から公務もあるのですから」
「ふむ、アトリまでマヌエルのような事を言うのか」
「俺が酒を進めたように思われるのはさすがに嫌です」
「いつかアトリを酔わせてみたいが、それはクラエスの特権だ。諦めようとしよう」
「自慢にはならないのですが、俺めっぽう弱くてすぐに寝てしまいます」
「それはそれで見てみたい」
笑いながらカトラリーをそろえて置いた。
しょくいの終わりの合図。それに合わせて俺もカトラリーをそろえて置く。
「まだ残ってるではないか」
「陛下程必要としませんので。それよりも陛下も好き嫌いなくお召し上がりください。サラダが残ってますよ?」
「アトリはまるで妻の用に小言を言うな。
実際の我が妃とは同じ食卓にはつかなかったが、こうやって誰かと食事をするのは楽しい物だ」
「レイストローム宰相とお食事をなさらないので?
確か、同じ学生時代を共に過ごしたと聞きましたが」
「今のあいつは小言の煩い仕事に追われた遭われな士官と何ら変わらん。
食事の時にまで仕事の話しをもって来たくはない」
「その意見には大いに賛成です」
食事の後のお茶を飲み、ギラギラとした、一週間分の欲望を俺に向ける視線にそれだけでイけそうな俺のメス犬モードに体温が上がり、呼吸も期待する様に上がって行く。
ねっとりとした視線を腰回りに感じ、誘う様に足を組んでみる。
そんな事すら関係ないと言う様にアレックスは俺の顎を摘まみ上げ
「この天藍宮はちょっと薄暗いが、これくらいの方がムードがあるだろう」
「まるで夜のような宮殿ですね」
昼間の時間だと言う様に深い青はまるで夜のように、キラキラとした含有物は星空となってムードを漂わせていた。
幾つもの蝋燭の燭台が飾る室内の中で触れ合う唇は一気に深くなり
「さあ、隣の部屋に行こうか」
既に猛った物を腰に押し付けながら俺の腰を引き寄せる。
服の上からでも熱く固い欲望にめまいがしてしまいそうなほどの期待の予感。
俺はアレックスのすっかりその気になった物に膝をついて服越しでキスの挨拶をすれば「はっ……」と零れ落ちた甘い吐息。耳から犯されてふるりと軽くいきそうになった場所をアレックスに軽く踏まれる。
痛みはない、だけど突然の刺激に、そして俺を見下ろす支配欲に満ちた視線。
イきそうになった場所に加えられた新たな刺激は
「あ、ああ、ん・・・・・・」
軽く押しつぶされた痛みに先日快感に代わる事を教えられたため、この卑しくはしたない躰はあっという間に達してしまった。
「まったくアトリは可愛い。
首輪を付けて愛でたい物だ」
「私たち臣下は総て陛下のモノです。どうぞお心のままに」
って、なんてこと言うんだ!!!
俺は盛大にフラグ立てんじゃねえ!
これか?これが情報公開されていた全裸で四足で歩かれた主人公に首輪と鎖をつけて、ケモ耳は妥協できるけどケツにしっぽ付きバイブをぶっ刺され、タマしか入らない小さなスケスケのレースの下着と言う装備だけで男だらけの茶会のような場所につれていかれる、そして友人一同にしっぽを振りながら犯されるとか言うコースかよ!!!
何て王族のとち狂った優雅なお披露目だ。
そんな恥かしい事絶対嫌だと思うけどシナリオモードに入ったら絶対やれるんだよなと強制力に身震いしてしまうけど、今の所アレックスの攻略は100%のままなので怯える事はない。
とりあえずビッチモードの俺は早く後ろから熱くて、太くて、美味しいミルクをちょーだいとキスをしながらもつれ合う様に服を脱がせ合い、時間のわからなくなるような薄暗い室内のシーツの海に溺れるのだった。
「俺達の世界ではあの年頃の少女は子供と大人の間の実に多感な年ごろです。
ほんのちょっとした事でも、心動かされてしまいます。そうですね、故郷では箸が転がっても笑うって言うくらいって言うほどです。ちょっとした失敗をあんなふうに表現するのも普通にある事ですよ」
この程度のでたらめなら許してくれるだろうと笑いながら
「して。どのような失敗を」
「それこそ何でそんなにもオーバーな事をと言うくらい他愛のない事だったと思います。ブラフィルド侯爵令嬢の前で粗相をしたとかどうとか。思い出して恥ずかしくて、そんな話だったかと」
「それは何と可愛らしい。
確かにブラフィルド侯爵令嬢は王太子妃としてこの国の未来の国母としても文句なしのファーストレディだった。
十年の婚約期間を無駄にして本当に心苦しい」
「その代りとなるお詫びもお考えになるのでしょう。さすがに弟君の婚約差に差し替えると言う失礼な事はなさらないと思いますが?」
「ああ、ブラフィルド侯爵令嬢の希望を受け入れて聖女の筆頭侍女としてセイカを支えてもらう約束を聞き入れ、既に準備を始めている」
「それは彼女だけ?」
言えばアレックスはくすりと笑い、エロさとか、フェロモンだだ漏れで血の滴るレアに焼かれたステーキを口へと運んでいた。
なんというセクシャルな食事光景だろうか。
今から俺が美味しく頂かれる、そんな予感しかない目の前の光景にぞくりと背筋に何かが這い上がればカトラリーを置いて俺だけに微笑む。
「そんなもの欲しそうな顔をするな。後でたっぷり可愛がってやる。だがその前に腹を満たさないとな。折角の逢瀬に腹が鳴ったら気分が台無しだ。ただ、ここにワインがあればさらにムードも上がるのだが」
「それはダメですよ。午後から公務もあるのですから」
「ふむ、アトリまでマヌエルのような事を言うのか」
「俺が酒を進めたように思われるのはさすがに嫌です」
「いつかアトリを酔わせてみたいが、それはクラエスの特権だ。諦めようとしよう」
「自慢にはならないのですが、俺めっぽう弱くてすぐに寝てしまいます」
「それはそれで見てみたい」
笑いながらカトラリーをそろえて置いた。
しょくいの終わりの合図。それに合わせて俺もカトラリーをそろえて置く。
「まだ残ってるではないか」
「陛下程必要としませんので。それよりも陛下も好き嫌いなくお召し上がりください。サラダが残ってますよ?」
「アトリはまるで妻の用に小言を言うな。
実際の我が妃とは同じ食卓にはつかなかったが、こうやって誰かと食事をするのは楽しい物だ」
「レイストローム宰相とお食事をなさらないので?
確か、同じ学生時代を共に過ごしたと聞きましたが」
「今のあいつは小言の煩い仕事に追われた遭われな士官と何ら変わらん。
食事の時にまで仕事の話しをもって来たくはない」
「その意見には大いに賛成です」
食事の後のお茶を飲み、ギラギラとした、一週間分の欲望を俺に向ける視線にそれだけでイけそうな俺のメス犬モードに体温が上がり、呼吸も期待する様に上がって行く。
ねっとりとした視線を腰回りに感じ、誘う様に足を組んでみる。
そんな事すら関係ないと言う様にアレックスは俺の顎を摘まみ上げ
「この天藍宮はちょっと薄暗いが、これくらいの方がムードがあるだろう」
「まるで夜のような宮殿ですね」
昼間の時間だと言う様に深い青はまるで夜のように、キラキラとした含有物は星空となってムードを漂わせていた。
幾つもの蝋燭の燭台が飾る室内の中で触れ合う唇は一気に深くなり
「さあ、隣の部屋に行こうか」
既に猛った物を腰に押し付けながら俺の腰を引き寄せる。
服の上からでも熱く固い欲望にめまいがしてしまいそうなほどの期待の予感。
俺はアレックスのすっかりその気になった物に膝をついて服越しでキスの挨拶をすれば「はっ……」と零れ落ちた甘い吐息。耳から犯されてふるりと軽くいきそうになった場所をアレックスに軽く踏まれる。
痛みはない、だけど突然の刺激に、そして俺を見下ろす支配欲に満ちた視線。
イきそうになった場所に加えられた新たな刺激は
「あ、ああ、ん・・・・・・」
軽く押しつぶされた痛みに先日快感に代わる事を教えられたため、この卑しくはしたない躰はあっという間に達してしまった。
「まったくアトリは可愛い。
首輪を付けて愛でたい物だ」
「私たち臣下は総て陛下のモノです。どうぞお心のままに」
って、なんてこと言うんだ!!!
俺は盛大にフラグ立てんじゃねえ!
これか?これが情報公開されていた全裸で四足で歩かれた主人公に首輪と鎖をつけて、ケモ耳は妥協できるけどケツにしっぽ付きバイブをぶっ刺され、タマしか入らない小さなスケスケのレースの下着と言う装備だけで男だらけの茶会のような場所につれていかれる、そして友人一同にしっぽを振りながら犯されるとか言うコースかよ!!!
何て王族のとち狂った優雅なお披露目だ。
そんな恥かしい事絶対嫌だと思うけどシナリオモードに入ったら絶対やれるんだよなと強制力に身震いしてしまうけど、今の所アレックスの攻略は100%のままなので怯える事はない。
とりあえずビッチモードの俺は早く後ろから熱くて、太くて、美味しいミルクをちょーだいとキスをしながらもつれ合う様に服を脱がせ合い、時間のわからなくなるような薄暗い室内のシーツの海に溺れるのだった。
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