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鯉と猫と俺様と 6
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使役されて名を受けた鯉たちは使命も与えられて喜びを表現するためにパシャパシャと水面をはねる。
水面、つまり紙の上から飛び出してジャンプするその様子に俺はもちろん親父も平田さんも驚きに目を瞠るも
「ああ、それが邪魔なんだな?」
なんてよくわからない会話を成立させたと思えばいきなり俺をはたきで思いっきり力の限り、でもなぜかはたきが壊れないというくらい不思議な力で俺を全力で叩く。
「うおっ!」
突然の痛みに痛いという言葉より驚きの方が出て変な悲鳴が上がり、文句を言おうと抗議しようとしたところで言葉を失った。
黒いどろりとした、見ただけで体中の毛が逆立つほどの嫌悪の塊が部屋の中に転がり落ちた。
ぞろり、ぞろりと何かを探すようにうごめく塊。これは一体何なのだと急激に恐怖が沸き上がる。
ごそっと体の力が抜けてその塊が放つ悪臭に思わず吐き気がこみ上げる。
だけどはたきの人はそれを庭先に向かってはたきで弾き飛ばし
「ふんっ! 暁っ!」
「ちっ……臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前っ!」
目の前で見る九字切りと霧散する俺から飛び出した何か。
呆気に取られてしまったものの、それはかつて俺が目にして視えなかったモノ。
執念、という様にしばらく黒く漂っていたけどはたきの人の止めと言わんばかりにはたきで叩けばすぐに跡形もなくなくなっていた……
うちのはたきすげー……
ちがう。
ちゃんとわかっている。
すごいのははたきを使う人だという事。
俺だって知っている。
九条ですら俺の中に残ったこの黒い塊と言う悪意が取り出せなかったこと。お守りをもらいながら今までうまく付き合ってきた俺の中に残っていた呪い。
その欠片すべて俺の中に何もないことぐらい俺が一番理解している。
周囲を不幸に導いて俺を絶望に導こうとした根源との決別だった。
九条だってプロだ。
お金にならない事はしない。
力に対する対価、一番分かりやすい表現が金額と言うだけ。
そして九条は高校時代から好き嫌いをはっきりしている。
九条の生まれた環境が高校時代の俺達を必要としてなかっただけの話。
そしてふざけたあだ名で呼ぶ相手に対してでも友人のように接する理由は九条の方が縁を繋ぎたいと思わせる何かを持っている人。
だから改めて思わざるを得ない。
俺にとって九条は雲の上のような手の届かない存在なのだと……
体は軽くなって視界も晴れたというのに心の中だけが今もこのふりしきる雨空の様な重さを感じるのは……
俺は九条と友達になりたかったのか?
そこでやっと気が付いた。
兄弟のような親友の朔夜とはべつに俺のこの体質を気味悪事無く目の前の事象に淡々と常識のごとく立ち向かう九条ともっと話をしたい、もっと話を聞きたいと思う自然な心をずっと否定されたらという臆病な俺の問題。
そうか。
だからこそ俺は焦がれていたのに口に出せないでいた弱い心に憑け入れられたことをやっと理解できた。
あの呪いと言う悪意を俺自身が飼っていたのだと……
黒い塊はこの場全員が見れていたようで平田さんも腰を抜かして呆然としている。
そしてあんなおぞましいものが俺の中にあったことを知った親父も言葉を失って立ち尽くし……
「これで少しはまともになったな」
なんてことない顔ではたきの人は湯飲みを手にしたところで
「あ、お茶お替りよろしく」
とりあえず俺も冷静になりたくって全員分のお茶のお替りをもらいに台所へと足を運ぶのだった。
「さすがに五色豆はもうありませんでしたので……」
「八つ橋だ。昔は苦手だったけど普通に食べれるようになった俺成長してるね」
言いながらバクバクと食べる様子を見て九条は自分の分の八つ橋を贈呈したと思えば当然のように食べていた。
俺も別に食べたいとは思わなかったので差し出せば瞬く間に食べる様子に親父もそっと自分の菓子器と入れ替えていた。
「腹減ったな」
あれだけ食べてまだ言うかと思うも
「それだけ力使いまくれば腹も減るだろう」
それなりに疲れる事だったらしい。
「この後美味しいご飯が待っていると思えば早く帰りたいけど……」
なんて言うも切り離された二匹の鯉を見る。
相変わらず触れ合う事の出来ない二匹は寄り添いあう様に紙の端を行き来しているあたり自分たちが掛け軸の絵だという事を考える事をやめたのだろう。
「なんかすごい自由な絵だよね」
言いながらはたきの人は指先で紙面をつついていればその指に向かって鯉はつつこうとしている。
「なんかいきなり仲良しとか?」
「なわけない。こいつの極上の霊力を食べようとしてるだけだ」
「自慢じゃないが俺の霊力は美味いらしい」
「霊力に味なんてあるの?」
素朴な疑問。だけど九条は
「俺も初耳だが今はこの鯉の絵だ」
言えばまた全員で鯉の絵を見る。
「平田さんはこの絵をどうしたい?
恨まれながらも大切に譲り受けたこの絵を所持するというのなら俺が封印を施そう」
「えー、太郎と菖蒲はずっと離れ離れってこと?」
はたきの人は絵の中の鯉を哀れに思って言うけどこの鯉たちは人を呪い殺し、今も人を呪っている。
「別々に過ごす、罰としては十分では?」
思わず口についてしまうも
「そもそも才能のない奴が二匹を切り離したのが間違いなだけだ。どうせ二つに切り分ければどちらか一つぐらい自分のもとに転がり込んでくるなんて計算ぐらいしてるだろうから自業自得だよ」
かなり辛口な意見。
それには鯉たちも頷くように水面をバシャバシャと跳ね、水滴がそこらに飛び散らせる。
ほんとこれ一体どういう仕組みになってるんだと思うも濡れた机を布巾でぬぐおうとしたところではたきの人は少し眉間を狭め
「平田さん、こちらの絵頂くことはできますか?」
「え?あ、この鯉の絵をですか?」
「もちろん買い取らせていただきます。こちらの太郎の方がいいですね。
そうですね、仕立て直した時の金額でいかがでしょう」
そんな交渉に平田さんは受け継いだ絵とか家を守ってきた鯉とか、欲にまみれた息子が買い取った時の金額などを計算したのだろう。
一瞬開きかけた口を再び閉ざしたのはこれだけ周囲に害を振りまくものでもはたきの人の様なもの好きがいるという事を目にして欲がくらんだ顔をしていた。
だけどそれははたきの人もわかっていたようで、その欲を呷るように
「代々受け継いできたもの。これだけ見事なものなのでもう少し色を付けてもいいと思ってます」
口角を上げて笑みを浮かべる人の好い顔。
だけどその顔は全く笑ってなくて、だけど九条は何も言わずにただその様子を見守っている。
一体何を考えているのだろうと思えば
「でしたらこちらでいかがでしょう」
指を三本立てた。
具体的な数字を言わないその言葉に出ない金額に恐ろしさを覚えるも
「振込先は?」
「ああ、こちらに……」
持っていたカバンから取り出したのは仕事で使っているものだろう振込用紙には振込先が書かれたもの。それを見てはたきの人はスマホを取り出し、そこからすぐに入金をし
「ではこちらは俺が頂戴します」
「ですが、今更聞くのもなんですが本当によろしかったので?」
なんて会話をしているけど二人はとても悪い笑みを浮かべていた。
何とも言い表せないその笑顔だけど九条は一切見ないという様に目を閉じてまるでこの嵐が早く過ぎ去る様にと微動だにしていなかった。
水面、つまり紙の上から飛び出してジャンプするその様子に俺はもちろん親父も平田さんも驚きに目を瞠るも
「ああ、それが邪魔なんだな?」
なんてよくわからない会話を成立させたと思えばいきなり俺をはたきで思いっきり力の限り、でもなぜかはたきが壊れないというくらい不思議な力で俺を全力で叩く。
「うおっ!」
突然の痛みに痛いという言葉より驚きの方が出て変な悲鳴が上がり、文句を言おうと抗議しようとしたところで言葉を失った。
黒いどろりとした、見ただけで体中の毛が逆立つほどの嫌悪の塊が部屋の中に転がり落ちた。
ぞろり、ぞろりと何かを探すようにうごめく塊。これは一体何なのだと急激に恐怖が沸き上がる。
ごそっと体の力が抜けてその塊が放つ悪臭に思わず吐き気がこみ上げる。
だけどはたきの人はそれを庭先に向かってはたきで弾き飛ばし
「ふんっ! 暁っ!」
「ちっ……臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前っ!」
目の前で見る九字切りと霧散する俺から飛び出した何か。
呆気に取られてしまったものの、それはかつて俺が目にして視えなかったモノ。
執念、という様にしばらく黒く漂っていたけどはたきの人の止めと言わんばかりにはたきで叩けばすぐに跡形もなくなくなっていた……
うちのはたきすげー……
ちがう。
ちゃんとわかっている。
すごいのははたきを使う人だという事。
俺だって知っている。
九条ですら俺の中に残ったこの黒い塊と言う悪意が取り出せなかったこと。お守りをもらいながら今までうまく付き合ってきた俺の中に残っていた呪い。
その欠片すべて俺の中に何もないことぐらい俺が一番理解している。
周囲を不幸に導いて俺を絶望に導こうとした根源との決別だった。
九条だってプロだ。
お金にならない事はしない。
力に対する対価、一番分かりやすい表現が金額と言うだけ。
そして九条は高校時代から好き嫌いをはっきりしている。
九条の生まれた環境が高校時代の俺達を必要としてなかっただけの話。
そしてふざけたあだ名で呼ぶ相手に対してでも友人のように接する理由は九条の方が縁を繋ぎたいと思わせる何かを持っている人。
だから改めて思わざるを得ない。
俺にとって九条は雲の上のような手の届かない存在なのだと……
体は軽くなって視界も晴れたというのに心の中だけが今もこのふりしきる雨空の様な重さを感じるのは……
俺は九条と友達になりたかったのか?
そこでやっと気が付いた。
兄弟のような親友の朔夜とはべつに俺のこの体質を気味悪事無く目の前の事象に淡々と常識のごとく立ち向かう九条ともっと話をしたい、もっと話を聞きたいと思う自然な心をずっと否定されたらという臆病な俺の問題。
そうか。
だからこそ俺は焦がれていたのに口に出せないでいた弱い心に憑け入れられたことをやっと理解できた。
あの呪いと言う悪意を俺自身が飼っていたのだと……
黒い塊はこの場全員が見れていたようで平田さんも腰を抜かして呆然としている。
そしてあんなおぞましいものが俺の中にあったことを知った親父も言葉を失って立ち尽くし……
「これで少しはまともになったな」
なんてことない顔ではたきの人は湯飲みを手にしたところで
「あ、お茶お替りよろしく」
とりあえず俺も冷静になりたくって全員分のお茶のお替りをもらいに台所へと足を運ぶのだった。
「さすがに五色豆はもうありませんでしたので……」
「八つ橋だ。昔は苦手だったけど普通に食べれるようになった俺成長してるね」
言いながらバクバクと食べる様子を見て九条は自分の分の八つ橋を贈呈したと思えば当然のように食べていた。
俺も別に食べたいとは思わなかったので差し出せば瞬く間に食べる様子に親父もそっと自分の菓子器と入れ替えていた。
「腹減ったな」
あれだけ食べてまだ言うかと思うも
「それだけ力使いまくれば腹も減るだろう」
それなりに疲れる事だったらしい。
「この後美味しいご飯が待っていると思えば早く帰りたいけど……」
なんて言うも切り離された二匹の鯉を見る。
相変わらず触れ合う事の出来ない二匹は寄り添いあう様に紙の端を行き来しているあたり自分たちが掛け軸の絵だという事を考える事をやめたのだろう。
「なんかすごい自由な絵だよね」
言いながらはたきの人は指先で紙面をつついていればその指に向かって鯉はつつこうとしている。
「なんかいきなり仲良しとか?」
「なわけない。こいつの極上の霊力を食べようとしてるだけだ」
「自慢じゃないが俺の霊力は美味いらしい」
「霊力に味なんてあるの?」
素朴な疑問。だけど九条は
「俺も初耳だが今はこの鯉の絵だ」
言えばまた全員で鯉の絵を見る。
「平田さんはこの絵をどうしたい?
恨まれながらも大切に譲り受けたこの絵を所持するというのなら俺が封印を施そう」
「えー、太郎と菖蒲はずっと離れ離れってこと?」
はたきの人は絵の中の鯉を哀れに思って言うけどこの鯉たちは人を呪い殺し、今も人を呪っている。
「別々に過ごす、罰としては十分では?」
思わず口についてしまうも
「そもそも才能のない奴が二匹を切り離したのが間違いなだけだ。どうせ二つに切り分ければどちらか一つぐらい自分のもとに転がり込んでくるなんて計算ぐらいしてるだろうから自業自得だよ」
かなり辛口な意見。
それには鯉たちも頷くように水面をバシャバシャと跳ね、水滴がそこらに飛び散らせる。
ほんとこれ一体どういう仕組みになってるんだと思うも濡れた机を布巾でぬぐおうとしたところではたきの人は少し眉間を狭め
「平田さん、こちらの絵頂くことはできますか?」
「え?あ、この鯉の絵をですか?」
「もちろん買い取らせていただきます。こちらの太郎の方がいいですね。
そうですね、仕立て直した時の金額でいかがでしょう」
そんな交渉に平田さんは受け継いだ絵とか家を守ってきた鯉とか、欲にまみれた息子が買い取った時の金額などを計算したのだろう。
一瞬開きかけた口を再び閉ざしたのはこれだけ周囲に害を振りまくものでもはたきの人の様なもの好きがいるという事を目にして欲がくらんだ顔をしていた。
だけどそれははたきの人もわかっていたようで、その欲を呷るように
「代々受け継いできたもの。これだけ見事なものなのでもう少し色を付けてもいいと思ってます」
口角を上げて笑みを浮かべる人の好い顔。
だけどその顔は全く笑ってなくて、だけど九条は何も言わずにただその様子を見守っている。
一体何を考えているのだろうと思えば
「でしたらこちらでいかがでしょう」
指を三本立てた。
具体的な数字を言わないその言葉に出ない金額に恐ろしさを覚えるも
「振込先は?」
「ああ、こちらに……」
持っていたカバンから取り出したのは仕事で使っているものだろう振込用紙には振込先が書かれたもの。それを見てはたきの人はスマホを取り出し、そこからすぐに入金をし
「ではこちらは俺が頂戴します」
「ですが、今更聞くのもなんですが本当によろしかったので?」
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