最強の騎士団~1番強いのは団長ではなく料理人らしいです~

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5話

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 扉の先は…

「そ、外だ!やったー!外だー!」

「コラー!まてー!!」

 後ろから追手が来る

「ん?キオ!キオじゃないか!お前何してるんだこんなとこで!」

 こ、この声は

「だ、団長~!うわーん団長~、助けてください!」

「ど、どうしたんだ!?」

「おいこら!もう逃さねーぞ!」

「君たちは何かな?」

「テメーには関係ないことだ!」

「悪いな、キオは俺達リントブルム騎士団にとって大事な仲間だ。そんなキオが追われている、大いに関係のあることだと思うがね」

「な、リントブルム騎士団だと!」

「う、うそだ!」

「嘘だと思うか?周りを見てみろ」

 僕達の周りにはいつの間にか騎士団のみんなが集まっていた。

「な!そ、その鎧は確かにリントブルム騎士団の…」

「無理だ、かてっこねー!」

「引き上げるぞ!」

 追手たちは逃げていった

「団長!みんな!ありがとうございます!」

「なにがあったキオ?」

「実は…」

 僕は身に起こった事をすべて話した。それを聞いた団長は

「なにー!?そんなことで死刑だと?ありえん!そもそもそれは、その豚が悪い!」

 やっぱり悪いのはあのオークだったか

「よし!心配するな!今からちょうど王様のところまで行くところだ。ついでにそのことをいってきてやる」

「え、そんなことできるんですか!?」

「あたりまえだ、なんと言ってもリントブルム騎士団の団長だからな!はっはっはっ」

 後で聞いた話だがいつもの姿からは想像できないが、団長は貴族の出身で何度か王様にあったことがあり中々親しい仲らしい

 半日ほどたち団長が戻ってきた

「キオ、安心しろ。あの貴族は裏で密輸やらなんやらやっていたが手掛かりが中々見つからず頭を悩ませていたらしい。」

「そこにお前の出来事で大掛かりな捜査ができるらしい。すでにいくつか犯罪に繋がるものが出てきているらしいから良くて島流し、このまま他にも見つかれば死刑は免れないらしい」

 そんな悪いやつだったのか

「ありがとうございます。本当に」

「なーに、大切な仲間のためだ」

「あ、仲間といえば!」

「どうした?」

 ネズミ君が胸ポケットからでてくる

「このネズミ君が逃げるときに縄を解いてくれたんですよ。」

「へぇー、変わってんなこのネズミは」

「僕の大切な仲間です」

「そうか、キオの仲間なら騎士団の仲間も当然だな!なぁみんな!」

「おぅ!」

「ええ!」

「よろしくな、ネズミ君!」

「チュー!」

 ビシッ!と僕の肩で敬礼している

 その後酒場に向かい

「よし!今日は飲むぞ!キオの生還と新たな仲間を祝って!」

「乾杯!」

「「乾杯!!」」

 ゴクゴク

「うめぇー!」

 みんな酒を飲みながら飯を食べている

 当然ネズミ君にはチーズが

 いつもは作る側のキオも

「いつもは自分の作った料理しか食べないけど、たまには人の作った料理を食べるのもいいなぁ」


「所で隊長、なんで王様に呼ばれていたんですか?」


「ああ、なんか王国も帝国も戦争が長引くのは嫌だから西の平原で全戦力を注いで決戦するらしいぞ。」


「「……ええー!」」

「なんでそれを先に言わないんですか!!」

「忘れてた…てへっ?」

「「…キモイ」」

「おおーい!今のはやれって言う雰囲気だったじゃねーか!」



 こんなに愉快な騎士団、他にはないだろうなと思うキオであった。



 次回料理します
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