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第41話:解毒薬と指輪と早朝の空
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「ジンさん、はぁはぁ…、貴方はいつも僕に敗北感を与えようとしてくれますね。僕も…戦える時間は少なそうです。はぁはぁ、終わりにしましょう」
フィリップの右腕が禍々しいオーラで包まれている。
「真・呪縛光弾……、当たれば必ず死にます」
そう言いながら、またフィリップは姿を消す。
「どんなに隠れても無駄ですわ」
またもや、ニーナはフィリップが出てくるタイミングを確実に見抜いて攻撃する。
「原理はわかりませんが、そう来ると思いました」
フィリップは再び消えてしまう。
「僕の狙いは最初から貴方です、ジンさん!!」
立花の目の前に現れたフィリップは禍々しい右腕をぶつけようとする。
「そうだろうねぇ、わかっていたさ」
立花は微動だにしない。
――ズシャッ
「どういうことですか?なぜ…ここに…」
フィリップの右腕はニーナに切り落とされていた。
「さあて、もう敗けを認めてもいいんじゃないかい?」
立花はフィリップに尋ねる。
「‥‥‥‥ふふっ」
フィリップは立花を見て少し微笑んだ。
「そうですね、同じ日に2回も敗けることは屈辱です。しかし、最後に敗けた相手が貴方達に変わっただけでも良しとしましょう。仕方ありませんね、これを受け取りなさい」
フィリップは、立花に解毒薬と指輪を渡された。
「僕はもうじき死にます。まあ、間違いなく地獄行きでしょう。でもどうして急にニーナさんの攻撃が当たるようになったのですか? 死ぬ前に教えてください」
フィリップは立花に最期の質問をした。
「私は君の瞬間移動の癖やパターンを全て覚えているからねぇ。どこに出てくるか、それは大体予測できるんだ。でも、私は非力だから読めるだけでは勝てない。逆にニーナくんは力は強いけど、動きは読めない……」
立花は、説明を続けた。
「そこで、この眼鏡を作った。私の予測をこの帽子から飛ばして眼鏡がそれを受信し、視覚化できるようになっている。まあ、ニーナくんがぶっつけ本番で、ここまで的確に動けるとは思わなかったけどね。ここに来る前に完成させて良かったよ」
立花の説明は終わった。
「そういうことですか、やられましたよ。またしても貴方達探偵に……。この指輪は人差し指に嵌めると目印に向かって光が出ます。お嬢さんが連れていかれる寸前に僕は‥、目印を付けました。それと……、ピィー」
フィリップは懐から笛を出して吹いた。
――ドォォォォン
屋根を破って巨大なドラゴンが降りてくる。
「僕の飼っているドラゴンの中で一番速い個体です……。約束が守れなかった埋め合わせ……、です。貴方の言うことを聞くように言い聞かせ、ます。これに乗れば、追い付ける……、かも……」
フィリップはそれだけ言い残して、動かなくなった。
「彼の体が無傷だったら勝てなかったかもねぇ」
立花はそう言うと、ドラゴンの方に歩き出した。
「ニーナくん、今度の相手はあのフィリップ=デロンから易々と獲物を奪い取ることのできる相手だ。勝てない可能性が高い。それでも一緒に来て欲しい」
立花は頭を深くニーナに下げた。
「先生、水くさいですわ。地獄でもどこでもニーナはお供いたしますわ」
ニーナは立花の隣まで歩く。
「コホン、お前は僕のことを完璧に忘れてないか?」
レオンが瓦礫の中から出てくる。
「確かに不覚をとったが、僕もまだまだ戦える。約束を破るような騎士道に反する行為は絶対に出来ない」
レオンは剣を拾いながら話していた。
「それじゃあ、お願いしようかねぇ」
立花はレオンにも頭を下げた。
3人が乗ったドラゴンは早朝の空を飛んで行った。
約束の時間まで後、3時間0分
フィリップの右腕が禍々しいオーラで包まれている。
「真・呪縛光弾……、当たれば必ず死にます」
そう言いながら、またフィリップは姿を消す。
「どんなに隠れても無駄ですわ」
またもや、ニーナはフィリップが出てくるタイミングを確実に見抜いて攻撃する。
「原理はわかりませんが、そう来ると思いました」
フィリップは再び消えてしまう。
「僕の狙いは最初から貴方です、ジンさん!!」
立花の目の前に現れたフィリップは禍々しい右腕をぶつけようとする。
「そうだろうねぇ、わかっていたさ」
立花は微動だにしない。
――ズシャッ
「どういうことですか?なぜ…ここに…」
フィリップの右腕はニーナに切り落とされていた。
「さあて、もう敗けを認めてもいいんじゃないかい?」
立花はフィリップに尋ねる。
「‥‥‥‥ふふっ」
フィリップは立花を見て少し微笑んだ。
「そうですね、同じ日に2回も敗けることは屈辱です。しかし、最後に敗けた相手が貴方達に変わっただけでも良しとしましょう。仕方ありませんね、これを受け取りなさい」
フィリップは、立花に解毒薬と指輪を渡された。
「僕はもうじき死にます。まあ、間違いなく地獄行きでしょう。でもどうして急にニーナさんの攻撃が当たるようになったのですか? 死ぬ前に教えてください」
フィリップは立花に最期の質問をした。
「私は君の瞬間移動の癖やパターンを全て覚えているからねぇ。どこに出てくるか、それは大体予測できるんだ。でも、私は非力だから読めるだけでは勝てない。逆にニーナくんは力は強いけど、動きは読めない……」
立花は、説明を続けた。
「そこで、この眼鏡を作った。私の予測をこの帽子から飛ばして眼鏡がそれを受信し、視覚化できるようになっている。まあ、ニーナくんがぶっつけ本番で、ここまで的確に動けるとは思わなかったけどね。ここに来る前に完成させて良かったよ」
立花の説明は終わった。
「そういうことですか、やられましたよ。またしても貴方達探偵に……。この指輪は人差し指に嵌めると目印に向かって光が出ます。お嬢さんが連れていかれる寸前に僕は‥、目印を付けました。それと……、ピィー」
フィリップは懐から笛を出して吹いた。
――ドォォォォン
屋根を破って巨大なドラゴンが降りてくる。
「僕の飼っているドラゴンの中で一番速い個体です……。約束が守れなかった埋め合わせ……、です。貴方の言うことを聞くように言い聞かせ、ます。これに乗れば、追い付ける……、かも……」
フィリップはそれだけ言い残して、動かなくなった。
「彼の体が無傷だったら勝てなかったかもねぇ」
立花はそう言うと、ドラゴンの方に歩き出した。
「ニーナくん、今度の相手はあのフィリップ=デロンから易々と獲物を奪い取ることのできる相手だ。勝てない可能性が高い。それでも一緒に来て欲しい」
立花は頭を深くニーナに下げた。
「先生、水くさいですわ。地獄でもどこでもニーナはお供いたしますわ」
ニーナは立花の隣まで歩く。
「コホン、お前は僕のことを完璧に忘れてないか?」
レオンが瓦礫の中から出てくる。
「確かに不覚をとったが、僕もまだまだ戦える。約束を破るような騎士道に反する行為は絶対に出来ない」
レオンは剣を拾いながら話していた。
「それじゃあ、お願いしようかねぇ」
立花はレオンにも頭を下げた。
3人が乗ったドラゴンは早朝の空を飛んで行った。
約束の時間まで後、3時間0分
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