406 / 424
最終章 全員で一つの探索隊
第344話 私たちのピカピカ
しおりを挟む
『『『『『『うおおおおおおおおおおおおお!!!!』』』』』』
私たちは渾身の力を籠め、捕縛から抜け出した。
そのままキセノンに体の主導権が移り、奴の顔面目掛けて拳をお見舞いせさせた。
『ぐはぁ!?』
奴は攻撃を受け、その場に倒れこんだ。
『よぉーし! 次はワシだ!』
ゴルドに体の主導権が移ると、巨大な斧が手元に現れた。
ゴルドはその斧で奴を2つに割ろうとしたん……のだが。
『やられるか……やられるかあああああああああ!!』
奴は触手を伸ばし、斧を奪い取ってしまった。
そしてその触手で、斧を粉々にしてしまった。
『……ひえぇ、恐ろしいわぁ』
『近距離でダメなら遠距離だね!』
今度はリンに意識が移り、片手にボウガンが装備された。
触手を蹴りで振り払い、後ろに下がった。
『食らえ!!』
ボウガンから無数の矢が放たれると、全ての弾が奴の体目掛けて飛んでいった。
霧雨のように降り注ぐ矢は、全て命中し、奴に致命傷を与えているように見えた……が、奴はそれでも、攻撃する元気が残っているのか、触手をこちらに目掛けて飛ばしてきた。
『同じ手は……通用……しない』
『見え見えやで!』
キセノンとラピスの連携で、触手は地面に叩きつけられた。
舞うようなパンチとキック……私はついていくのに必死だった。
『何故だ……何故だ……何故、これほどの力を……』
『教えてやるよ……これが俺のピカピカだ!』
『ピカピカだと……ありえない……信じられない……くだらない!!』
私たちのピカピカ……仲間との絆……奴に持っていないものだ。
奴に教えてやる……私たちのピカピカを!
私は体を制御し、日本刀を装備した。
『とどめだあああああああああ!!』
私は奴の体目掛けて……刀を振り下ろした。
奴の体は2つに割れ……そのまま……『煙となることなく、小さくなった』
『終わったの?』
『いや……まだ……終わり……じゃない』
『……だよね』
……小さくなった奴を追おう!
私たちは……巨大化を解除した。
私たちは渾身の力を籠め、捕縛から抜け出した。
そのままキセノンに体の主導権が移り、奴の顔面目掛けて拳をお見舞いせさせた。
『ぐはぁ!?』
奴は攻撃を受け、その場に倒れこんだ。
『よぉーし! 次はワシだ!』
ゴルドに体の主導権が移ると、巨大な斧が手元に現れた。
ゴルドはその斧で奴を2つに割ろうとしたん……のだが。
『やられるか……やられるかあああああああああ!!』
奴は触手を伸ばし、斧を奪い取ってしまった。
そしてその触手で、斧を粉々にしてしまった。
『……ひえぇ、恐ろしいわぁ』
『近距離でダメなら遠距離だね!』
今度はリンに意識が移り、片手にボウガンが装備された。
触手を蹴りで振り払い、後ろに下がった。
『食らえ!!』
ボウガンから無数の矢が放たれると、全ての弾が奴の体目掛けて飛んでいった。
霧雨のように降り注ぐ矢は、全て命中し、奴に致命傷を与えているように見えた……が、奴はそれでも、攻撃する元気が残っているのか、触手をこちらに目掛けて飛ばしてきた。
『同じ手は……通用……しない』
『見え見えやで!』
キセノンとラピスの連携で、触手は地面に叩きつけられた。
舞うようなパンチとキック……私はついていくのに必死だった。
『何故だ……何故だ……何故、これほどの力を……』
『教えてやるよ……これが俺のピカピカだ!』
『ピカピカだと……ありえない……信じられない……くだらない!!』
私たちのピカピカ……仲間との絆……奴に持っていないものだ。
奴に教えてやる……私たちのピカピカを!
私は体を制御し、日本刀を装備した。
『とどめだあああああああああ!!』
私は奴の体目掛けて……刀を振り下ろした。
奴の体は2つに割れ……そのまま……『煙となることなく、小さくなった』
『終わったの?』
『いや……まだ……終わり……じゃない』
『……だよね』
……小さくなった奴を追おう!
私たちは……巨大化を解除した。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
46
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる