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第十六章「カラドリオス街長選挙」
票を奪え?
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珍しくバンが息を切らしていた。焦った様子で床に転がされた俺とその傍に立つクライドを見る。
「クライド!!」
「来ていただけて嬉しゅうございます、バン様」
「御託はいい!ルトに何をしてる…!?早く解放しろ!」
「それはできません」
ハッキリと拒絶の言葉を口にするクライド。バンは眉をひそめ、声のトーンを下げてもう一度同じ台詞を言った。
「ルトを解放しろ…今すぐにだ」
「できません」
「お前…こんなことをして、もう姉さんのもとには戻れないぞ…いいのか?」
「それは困りますが…バン様はこの事を秘密にしてくださると思いますので、何の問題もありません」
「は…?」
クライドさんが俺の体をちらりと見て、意味ありげに笑った。
「ルト牧師の"安全”を何よりも願ってますでしょう?」
「…クライド、お前…ッ!!」
俺を使って脅され、バンの瞳が怒りに染まる。滅多に見ないその様子に、横にいた俺までも竦みあがってしまう。
(バンが…怒っている…!)
けれど、流石というべきか、肌を刺すような怒りを向けられてもクライドさんは平然としたままだった。むしろその瞳にも…何か強い意志が宿っている気がして
「クライド、お前の要求は、なんなんだ?」
ただ冷静に見つめるクライドさんにバンも違和感を感じたのか角度を変えて尋ね始める。
「要求は一つです。そうすればルト牧師は必ずお返しします。…べラ様の演説を邪魔してください」
「え…」
その言葉に俺も顔を上げた。
(べラさんの演説を…?)
さっきもクライドさんはそのような事を言っていた。ベラさんに幸せになってもらいたいって。それが必ずしも街長になる事ではない、とかなんとか…。
(部下なのに、ベラさんの成功を願わないのか…?)
その疑問はバンも感じたらしく困惑の表情を浮かべている。
「ふざけてるのか?…クライド。あんたが長い間姉さんの下で献身的に働いてくれているのは知っている。有能で頼れると、姉さんからも聞いていて、俺自身信頼していた。なのに、何故だ、クライド」
「私には…力がないのです。だからあなたに頼んでいるのです」
できるならずっと昔にやっていた、そう自嘲するように笑う。
「クライド…?」
「私が会場の客をたきつけますので、バン様はそれを上手く誘導してください」
「上手く誘導…おい、何を言っている?」
「べラ様よりバン様に投票したくなるような話をしろ。べラ様の票を奪え。そういうことです」
「っ…!!」
「それが約束できるのなら今すぐにでもルト牧師は解放しましょう」
「…」
「では、バン様」
「わかった。…としか言わせるつもりがないんだろう」
「察しがよろしくて嬉しゅうございます」
バンが頷くのを見てクライドさんが俺の拘束を解き始めた。
「申し訳ありませんが、逃げられたり反抗されても面倒なのでルト牧師にはこれを着けていただきます」
「え?」
やっと解放されて深呼吸をしていたのに、クライドさんが何かを俺の手首に付けてきた。銀色のシンプルなブレスレット、のようなもので、スーツの袖から見えても違和感はない。ひんやりと冷たいそのブレスレットをバンが覗き込む。
「なんだこれは…?」
「見えぬ手かせ、とでも」
「…なるほど」
クライドさんの方を見ることなくバンは俺につけられたブレスレット(型の何か)を睨みつけていた。そしてバンに腕を引かれる。
「いこう、ルト、ここにいても無駄だ」
「う、うん」
早足でバンについていく。
バタン
扉を閉じ、長い廊下を進んでいく。階段を下りたところで見覚えの会場が見えてくる。さっきまで俺がいたヤラセ晩餐会の会場だった。やっぱりさっき聞こえた賑やかな声はここのものだったんだ。案外近い場所に閉じ込められてて助かったな、と胸を撫で下ろす。まさかこの会場に来たときはベランダ前で気絶させられて上の階に監禁されるなんて思いもしなかったけど。
(でも、どうしよう…バンがべラさんの邪魔をしなくちゃいけなくなるなんて…)
あんなにべラさんのことを想っているバンにそんな事をさせちゃいけない。なんとかしてこの状況を覆さないと。
思いつめたように俺が考えこんでいると、ふと、横から声がかかった。バンの、少しトーンの下がった声だった。
「ルト…すまない、また巻き込んだな…」
「あ、いや、…これは捕まっちゃった俺の落ち度が大きいと思う…足引っ張っちゃって、ごめん」
「…ルトは悪くない」
それ以降口を閉ざしてしまった。心配になって、チラリと様子を窺ったが、バンの目からは光が消えていなかった。昨日のような落ち込み方はしていない。むしろ逆で
(ひょっとしてバン、何か考えがあるのか…?)
俺が黙って見つめていると、それに気付いたバンがこちらに向く。
「…うちのゴタゴタに巻き込ませ続けて、悪いな。あとは俺がなんとかするから、ルトはどこか離れたところで見ていてくれ」
「えっ俺も…」
「いいんだ」
大丈夫だ、と頭を撫でられる。甘い香水の香りがスーツの袖から漂ってきた。
「俺を信じてくれ。大丈夫だから。あと…それには間違っても触れないこと」
「これ?」
さきほどつけられたブレスレットを見る。これが拘束具の代わりって言ってたけどどういう意味なんだろ。
「まさか時限爆弾?!」
「いや、こんな小さい爆弾なんて聞いた事がない。そういう類ではないだろう」
「ほんとかよ…ううう…、だったら何だって言うわけ、これ」
ブレスレットを押し付けるようにバンに掲げて見せる。ぱっと見普通のブレスレットだ。スーツを着ていても身に着けられるシンプルな装飾。それを一瞥して頭を横に振るバン。
「悪いがそれはわからない。クライドの事だしそこまで厄介な事はしてこないと思うが…盗聴器の件もある。下手に触れて毒が出てこられても困るから、くれぐれも弄らないようにな。ルトは何があってもじっとしてろ、いいな」
「毒っ…!!わ、わかったよ、大人しくしてる」
「いい子だ」
「皆様、お楽しみ中失礼いたします。まもなくクラレンスが入場します。お静かに、よろしくお願いします」
「…さあ、始まるぞ」
「ああ」
バンが舞台の方を向く。俺もごくりと生唾を飲み込んで、ゆっくりと舞台を見上げた。
「本日はお忙しい中集まりいただきありがとうございます。ベラ・クラレンスです。今年はとうとう新街長選挙に自分が参加できる運びとなりました。このめでたい日を皆様と迎えられる事、大変嬉しく思っております」
濃い青色のドレスを着たべラさんの挨拶に、会場から一斉に拍手があがった。
「うわぁ…すごい人気だな、べラさん」
壁に寄りかかり一人呟く。バンは今さっき「やることがある」といってどこかへ行ってしまった。足元の猫が退屈そうに欠伸をしてるのを眺めてまた舞台に視線を戻す。べラさんの演説は挨拶から入り簡単な自己紹介をして始まった。今の街の状況、これからどうすべきか、そして自分ならどうするのか…簡潔かつ的確に話していく。こういうのに触れてきてない素人の俺ですら聞いているだけで「べラさんに任せてみたい」と思ってしまうぐらいいい演説だった。
(クライドさんが何かできそうな空気じゃないな…)
「なんだ、これなら全然心配要らなそうじゃん」
できるならベラさんもバンも邪魔が入らず思いっきりそれぞれの演説をしてほしい。クライドさんには悪いが、それがあるべき姿だと思った。
グルル
足元の猫が性格悪そうに喉を鳴らして笑う。なんだよと睨みつけると、顎で、演説を聴いている群集をさしてくる。
「…?」
そこには顔をしかめて、見るからに不満いっぱいの男達がいた。ぺちゃくちゃと大きな声で話していて、演説を聴く態度ではない。
「…なんだあの人たち。マナー悪いな」
「あのおっさんらはべラ・クラレンスの反対勢力やで、ルトちゃん」
「うわッ!」
突然の声に飛び上がる。
「クライド!!」
「来ていただけて嬉しゅうございます、バン様」
「御託はいい!ルトに何をしてる…!?早く解放しろ!」
「それはできません」
ハッキリと拒絶の言葉を口にするクライド。バンは眉をひそめ、声のトーンを下げてもう一度同じ台詞を言った。
「ルトを解放しろ…今すぐにだ」
「できません」
「お前…こんなことをして、もう姉さんのもとには戻れないぞ…いいのか?」
「それは困りますが…バン様はこの事を秘密にしてくださると思いますので、何の問題もありません」
「は…?」
クライドさんが俺の体をちらりと見て、意味ありげに笑った。
「ルト牧師の"安全”を何よりも願ってますでしょう?」
「…クライド、お前…ッ!!」
俺を使って脅され、バンの瞳が怒りに染まる。滅多に見ないその様子に、横にいた俺までも竦みあがってしまう。
(バンが…怒っている…!)
けれど、流石というべきか、肌を刺すような怒りを向けられてもクライドさんは平然としたままだった。むしろその瞳にも…何か強い意志が宿っている気がして
「クライド、お前の要求は、なんなんだ?」
ただ冷静に見つめるクライドさんにバンも違和感を感じたのか角度を変えて尋ね始める。
「要求は一つです。そうすればルト牧師は必ずお返しします。…べラ様の演説を邪魔してください」
「え…」
その言葉に俺も顔を上げた。
(べラさんの演説を…?)
さっきもクライドさんはそのような事を言っていた。ベラさんに幸せになってもらいたいって。それが必ずしも街長になる事ではない、とかなんとか…。
(部下なのに、ベラさんの成功を願わないのか…?)
その疑問はバンも感じたらしく困惑の表情を浮かべている。
「ふざけてるのか?…クライド。あんたが長い間姉さんの下で献身的に働いてくれているのは知っている。有能で頼れると、姉さんからも聞いていて、俺自身信頼していた。なのに、何故だ、クライド」
「私には…力がないのです。だからあなたに頼んでいるのです」
できるならずっと昔にやっていた、そう自嘲するように笑う。
「クライド…?」
「私が会場の客をたきつけますので、バン様はそれを上手く誘導してください」
「上手く誘導…おい、何を言っている?」
「べラ様よりバン様に投票したくなるような話をしろ。べラ様の票を奪え。そういうことです」
「っ…!!」
「それが約束できるのなら今すぐにでもルト牧師は解放しましょう」
「…」
「では、バン様」
「わかった。…としか言わせるつもりがないんだろう」
「察しがよろしくて嬉しゅうございます」
バンが頷くのを見てクライドさんが俺の拘束を解き始めた。
「申し訳ありませんが、逃げられたり反抗されても面倒なのでルト牧師にはこれを着けていただきます」
「え?」
やっと解放されて深呼吸をしていたのに、クライドさんが何かを俺の手首に付けてきた。銀色のシンプルなブレスレット、のようなもので、スーツの袖から見えても違和感はない。ひんやりと冷たいそのブレスレットをバンが覗き込む。
「なんだこれは…?」
「見えぬ手かせ、とでも」
「…なるほど」
クライドさんの方を見ることなくバンは俺につけられたブレスレット(型の何か)を睨みつけていた。そしてバンに腕を引かれる。
「いこう、ルト、ここにいても無駄だ」
「う、うん」
早足でバンについていく。
バタン
扉を閉じ、長い廊下を進んでいく。階段を下りたところで見覚えの会場が見えてくる。さっきまで俺がいたヤラセ晩餐会の会場だった。やっぱりさっき聞こえた賑やかな声はここのものだったんだ。案外近い場所に閉じ込められてて助かったな、と胸を撫で下ろす。まさかこの会場に来たときはベランダ前で気絶させられて上の階に監禁されるなんて思いもしなかったけど。
(でも、どうしよう…バンがべラさんの邪魔をしなくちゃいけなくなるなんて…)
あんなにべラさんのことを想っているバンにそんな事をさせちゃいけない。なんとかしてこの状況を覆さないと。
思いつめたように俺が考えこんでいると、ふと、横から声がかかった。バンの、少しトーンの下がった声だった。
「ルト…すまない、また巻き込んだな…」
「あ、いや、…これは捕まっちゃった俺の落ち度が大きいと思う…足引っ張っちゃって、ごめん」
「…ルトは悪くない」
それ以降口を閉ざしてしまった。心配になって、チラリと様子を窺ったが、バンの目からは光が消えていなかった。昨日のような落ち込み方はしていない。むしろ逆で
(ひょっとしてバン、何か考えがあるのか…?)
俺が黙って見つめていると、それに気付いたバンがこちらに向く。
「…うちのゴタゴタに巻き込ませ続けて、悪いな。あとは俺がなんとかするから、ルトはどこか離れたところで見ていてくれ」
「えっ俺も…」
「いいんだ」
大丈夫だ、と頭を撫でられる。甘い香水の香りがスーツの袖から漂ってきた。
「俺を信じてくれ。大丈夫だから。あと…それには間違っても触れないこと」
「これ?」
さきほどつけられたブレスレットを見る。これが拘束具の代わりって言ってたけどどういう意味なんだろ。
「まさか時限爆弾?!」
「いや、こんな小さい爆弾なんて聞いた事がない。そういう類ではないだろう」
「ほんとかよ…ううう…、だったら何だって言うわけ、これ」
ブレスレットを押し付けるようにバンに掲げて見せる。ぱっと見普通のブレスレットだ。スーツを着ていても身に着けられるシンプルな装飾。それを一瞥して頭を横に振るバン。
「悪いがそれはわからない。クライドの事だしそこまで厄介な事はしてこないと思うが…盗聴器の件もある。下手に触れて毒が出てこられても困るから、くれぐれも弄らないようにな。ルトは何があってもじっとしてろ、いいな」
「毒っ…!!わ、わかったよ、大人しくしてる」
「いい子だ」
「皆様、お楽しみ中失礼いたします。まもなくクラレンスが入場します。お静かに、よろしくお願いします」
「…さあ、始まるぞ」
「ああ」
バンが舞台の方を向く。俺もごくりと生唾を飲み込んで、ゆっくりと舞台を見上げた。
「本日はお忙しい中集まりいただきありがとうございます。ベラ・クラレンスです。今年はとうとう新街長選挙に自分が参加できる運びとなりました。このめでたい日を皆様と迎えられる事、大変嬉しく思っております」
濃い青色のドレスを着たべラさんの挨拶に、会場から一斉に拍手があがった。
「うわぁ…すごい人気だな、べラさん」
壁に寄りかかり一人呟く。バンは今さっき「やることがある」といってどこかへ行ってしまった。足元の猫が退屈そうに欠伸をしてるのを眺めてまた舞台に視線を戻す。べラさんの演説は挨拶から入り簡単な自己紹介をして始まった。今の街の状況、これからどうすべきか、そして自分ならどうするのか…簡潔かつ的確に話していく。こういうのに触れてきてない素人の俺ですら聞いているだけで「べラさんに任せてみたい」と思ってしまうぐらいいい演説だった。
(クライドさんが何かできそうな空気じゃないな…)
「なんだ、これなら全然心配要らなそうじゃん」
できるならベラさんもバンも邪魔が入らず思いっきりそれぞれの演説をしてほしい。クライドさんには悪いが、それがあるべき姿だと思った。
グルル
足元の猫が性格悪そうに喉を鳴らして笑う。なんだよと睨みつけると、顎で、演説を聴いている群集をさしてくる。
「…?」
そこには顔をしかめて、見るからに不満いっぱいの男達がいた。ぺちゃくちゃと大きな声で話していて、演説を聴く態度ではない。
「…なんだあの人たち。マナー悪いな」
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