短編

リナ

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悪魔様シリーズ

★ぱんつ(ザク×ルト)

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 ※第四章まで読了推奨
 ※素股あり



「ふう、こんなもんかね~」

 屋根の修理を終え、伸びをする。猫の姿のときとは違い人型は思いっきり背を反らせれる。その心地よさを堪能するように強張った体を伸ばした。

「ん~~~」

 これでルトに頼まれていた仕事は全て終わった。あとはシャワーを浴びて夜ご飯を待つとしよう。屋根から一気に地面に降りる。ズドオンと、地面が揺れた。近くにいたリスが驚いて草むらに逃げていく。

「にしても、悪魔である俺様を顎で使うなんて…かなりの大物だぜ、うちの牧師はなあ」

 家の扉を開け体をすべり込ませる。まあ教会に住む悪魔ってのも十分変だが。

「どっちもどっちってことだな…っと、ンン?」

 廊下を抜けシャワー室に向かう。ふとあることに気づき、足を止めた。シャワー室から暖かく湿った匂いと共に微かにルトの匂いもするのだ。どうやらルトがシャワーに入ってるらしい。

(待つのもめんどいし、このまま乗り込んでやろうかな~)

 とか思ってニンマリしてたら、可愛らしい頭がひょっこりと廊下に顔を出した。雪のように白い髪から水を滴らせながらキョロキョロと廊下に視線を巡らしている。何かを探しているようだ。俺様はとっさに隠れ様子を伺う事にした。

「……いない、か?」

 そう呟くルト。どうやら廊下に誰もいないか調べてるらしい。何やら面白そうだと気配を消して階段裏に潜んでいると、ひょこっとルトの頭がシャワー室に消えていった。それから数秒もせず

 すっ

 今度はルトの全身が廊下に現れた。上半身だけ服を着ている状態で、白い素足をさらけ出してる。あんなの、無防備にも程があるだろう。舌なめずりしながら、いつも厚着気味のルトが珍しいなと不思議に思っていると

 たたたっ

 ルトはそそくさと廊下を駆け抜け俺様の隠れてる階段裏にまで近づいてきた。ルトは急ぐのに必死で俺様に気付く気配はない。そのまま横を通り過ぎて階段を上ろうとする。

「よし、ザクにさえ出くわさなきゃ問題ない…!」

「呼んだか?」

「ひいっ…!!?」

 その言葉さえなきゃ隠れてやってたかもしれねーのにと笑いながらルトに声をかけた(まあ、どっちにしろからかいに行ったと思うがそれはさて置き)。壁からすり抜けてきた俺様に動揺を隠せないルト。何故か顔を真っ赤にしてる。

「ななななな!ザクっ…な、なんで…」
「いや、シャワー浴びようかと思ってさー」
「そ、そうか、悪い、空いたぞ…じゃあ俺行くから…」
「おーっと、ちょっと待て」
「!!」

 早くこの場を去りたいと言わんばかりに俺様から顔を背け、階段を駆け上がろうとしてハッとする。服の裾を掴みもじもじしたと思えば…結局廊下へ戻ろうとするのだ。その一連の動きに首を傾げつつ、もちろんこのまま帰らす気もないので腕を掴み引き止めた。

「!!」

 ビクリ!と体を揺らし顔を真っ赤にする。なんだこの生き物めっちゃ可愛いな。

「なんかルト、変じゃね~?」

 ギクリ

 変だと指摘され、俯いたまま、耳まで真っ赤にする。

(え、何その反応、誘ってんの?)

 少し遊んでやるつもりが可愛らしい反応を見せられ逆に余裕がなくなってきた。このまま襲ってやろうかと思ったが、朝から頑張って仕事した頑張りが吹き飛ぶのも嫌で自分の中のぐつぐつ煮えたぎる欲望をなんとか押し留める。

「はあ…」
「ザクっ!いっ、やめろっ」

 腕を掴み、廊下の壁に押しやった。若干抵抗されたがその弱々しい体でできる抵抗なんてたかが知れてる。力押しで難なく押さえつけられ…涙をためた瞳で睨みつけてきた。こんなの上目遣いで甘えてるのとほとんど一緒だろと呆れてしまう。

「はなせっ!!馬鹿!」

 そう言ってルトは自分のシャツを触りそわそわとする。やはり様子がおかしい。見たところ、上半身に身につけられた服は何の変哲もない普通のシャツだ。そこに恥ずかしがる要素はないと言えるだろう。おもむろにルトの額に手を伸ばし

 ぴとっ

「っひ!つ、つめたっ…!」

 額に自分の手をあてた。外で作業していたせいで手は冷え切ってる。その冷たさに喘ぐルトを抑え込んで、体温を測った。

「ん~?」

 熱くも冷たくもない。普通の温度だ。てっきり熱で変な挙動をしてるのかと思ったが違ったらしい。

「うっ…ザクっ!も、もういいだろっ?はなし、て、くれっ!」
「だめだ。なんか隠してるだろ、お前」
「べ、べつになんでもないってば…!!」

 ドン!と胸を両手で押され、体が一瞬離れる。その瞬間ルトはすばやく逃げ出そうとした…が俺様の腕によって阻まれる。真っ赤になったまま俺様を見上げる瞳は薄い水の膜が張っていて、今にも決壊しそうだった。うん、俺様の理性も決壊しそうです。

(やばい、かわいい。もっといじめたくなるわ、これ)

 俺様の中で変なスイッチが入ったのに気づいたのか、ルトは降参して暴れるのをやめた。

「ほら、言ってみろよ」
「…、」
「ルト」
「わ、わかったってば!言う!言うから離れろ!」

 首に吸い付いてやるとまたそわそわし始める。なんかクセになりそう。俺様が離れてほっと一息つくルト。

「うう…はあ…」

 耳まで真っ赤で、やけに服の裾を気にしてる。日頃服に全く興味を見せない奴がどうしたっていうんだ。

「ザク…言ったら、部屋に戻れるのか?」
「おう」
「……じ、じつは」
「おう」

「…………ぱ、ぱんつ、忘れた」

 思考が止まる。いや、時も止まったかもしんねえ。互いに見合って、瞬きを繰り返す。

「は…?」
「だから!!!パンツを!!部屋に忘れたんだよ!!!!」
「あ、ああ…」

 自ずと目が下に行く。上半身だけ服を着ていて、下は履いてないと。シャツの裾が長いから気付かなかったが。

(それって…まさかお前…今…)

 ノーパンってことおお?!

「ちょっ!触るな!!」
「いや、確かめねえと…ぐはっ!」
「馬鹿ザク!!」

 俺様が服に手を伸ばすと、顔を引っ掻かれた。痛みに目を閉じたがなんとか手は止めず、ルトの服を捉える。ぐいーっと引っ張りあげようとしたが、とっさにルトも服を掴んで下に引っ張って抵抗してきた。この期に及んでまだ嫌がるのかと舌打ちする。

「やめろってば!!ほんとに!」
「ムリムリ、こんなの見ずにいられるかよ」
「お前!言ったら部屋に戻れるって!!」
「いや、戻る前に俺様がいじらないとは言ってないし」
「~~ばかばかっ!死ね!!!うっわ、やめろって!!もう!」
「往生際が悪いぜっ、ルト~!」

 ぶつんっ

「うわっ」
「あっ」

 力任せに引っ張るとボタンが外れてしまった。シャツの前があき、あらわになるルトの体。その下はルトの言ったとおり何も履いてなかった。

「わーお…」
「ううう…っバカバカ…!忘れたってことに…シャワー出てから気づいたんだよっ…!使ったの履くのは、嫌だったから…ひっく、お前がいなさそうだしいいかなっておもっ…思ったのに…なんで、もう死にたい、ひっく…ううっ」

 泣きながら俺様の腕の中で項垂れた。それを見た瞬間、俺様の中で何かが爆発した気がする。

「…ルト、どっちがいい」
「え?」
「俺様のを咥えるか、自分でやってイクか」
「!!??」

 目をまんまるにして見つめてくる。信じられない、と口をパクパクしていた。

「え、う…俺、が…?」

 ゆっくりと俺様の元気になってるそれを見る。次に自分の体を見下ろす。ぼーっと呆けていたが、急に我に返って、頭をぶんぶんと横に振った。

「嫌だって!なんで俺がそんなことしなきゃいけない――んむむ!?」

 顎を掴み無理やり上に向かせ、口を近づけた。そのまま深いキスをしてやるとルトの目がトロンとしてくる。

「んんっ…んー…っ」

 俺様はこの瞬間が好きだ。あんなに嫌がってたルトが思考を止め、身を任せてくる。この瞬間だけはルトのすべてが俺様のものだと実感できる。

「んんっ、ふ、ザっ、んん~!」

 夢中になって舌を絡ませた。荒い息と淫らな水音だけが廊下を木霊する。だいぶ楽しんだあと口を離した。

「っは…ハア、ハア…ふ、はあ…」
「で、決めたか?」
「……」

 ルトは視線をふわふわ漂わせたあと、ゆっくりと俺様を見上げてきた。キスのあとのルトの上目遣いは最強だ。これでおねだりされたら何でもやってやるのにと、ルトの持つ最強の武器に苦笑する(やめるってのは無理だけど)。

「や…やったら、部屋に、戻ってもいいんだな?」

 ようやく決心がついたのか。俺様はニヤッと笑って、返事の代わりにその潤んだ目元にキスした。

「じ、自慰すれば、いいんだよな」
「おう」
「……」

 下着を身につけておらず隠すものが何もない、その立ち上がりかけてるものをおずおずと掴むルト。俺様は期待をのせてごくりと唾を飲み込んだ。

「あんま、見るなよ…」
「いいから早く」
「…っ…ん、う…」

 下を向き、真っ赤になって自分のを擦る。前髪で顔が見えないので顎を持って上を向かせた。

「!!」
「ああ、気にせず。眺めてるだけだから、続けてくれていいぜ」
「~~!!バカ…っく、っん…!」

 声を殺して、その手を動かし続ける。俺様は無意識にルトの胸を撫でていた。その刺激でまた声をあげてくれるので堪らない。

「ひゃ、…あっ、い、いやだ、…はなせ…んんっ!」
「嫌じゃないだろ?ここ、もうすごいことになってんぜ」
「おっ…お前、だって…う、…あん!」

 ほんとだ。俺様の息子もすごいことになってた。目の前の可愛らしい存在に必死になってて気づかなかったな。胸をいじる手をおろし、俺様も自分のを擦り始めた。

「…っん…んう、…も、もう…ザクっ」
「は…ちょい、まて」
「ーっ!?」

 壁に付いていた方の手でルトの根元を握る。途端、苦しそうな顔をしたルトが上目遣いで睨んできた。

「!!??っはな…はなせ!」
「暴れんな、すぐ離してやるから…っ」
「は?なにを…?!」

 俺様も結構限界だし焦らして遊べる程余裕はない。思っていたよりノーパンに恥じらうルトに煽られていたらしい。自分の雑魚っぷりに自嘲するように笑って、根元を掴んだままルトを後ろに向かせる。戸惑うルトに手早く指示をした。

「ほら、壁に手をつけて、足閉じてろ」
「え、何する…つもり…」
「こうすんだよ」
「ひっ…え、うわっ?!!」

 俺様の熱くなったものがルトの白い太ももに挟まれる。

「ふー」
「あっ?!こ、これ、お前の、なんで??」

 じっと俺様のを凝視してきた。しばらくしてから俺様の方に振り返り困り顔で見つめてくる。

「な、何してるんだお前…」

 いや、嘘だろ。素股知らねえのかよ。喉で笑ってからうなじに噛みついてやった。ひゃって可愛い声で鳴くからほんと、暴発しそうでひやひやするのなんの。

「もっと、強く閉じろ。そんなんじゃ一日やってもイケねえから」
「はあ…???」
「ああもう、こうだよ!」

 後ろから強く突き上げてやると、すべてを察したのか、顔を青ざめ「無理無理!」と叫んだ。まあ、ここまで姿勢を固定したら逃げられないけど。問答無用で腰を振る。

「いいいいい、いやだ!はなっはなせ!!」
「今更おせーよっ」
「う…!やだ、っま!動くな!!」
「そんなことより、自分の、触ってやれば?」

 突き上げながら「それ辛いだろ?」と甘く囁いてやれば、ルトは顔を真っ赤にして顔を背けた。そして、今すぐこの状況を忘れてしまいたいといわんばかりに自分のを触り始める。良い子だと耳に甘噛みしてやった。

「ひゃっ、耳、やめっはあ、はあ…っん、っふ、あつ…い、お前の、…!」
「そりゃきもちーからな」
「あ…っ!やめ、ろ!それ以上は…むりっ!我慢できないっ」

 苦しそうに目を細めるルト。押し寄せる快感のせいでとうとう涙が溢れていた。突き上げる途中で舐め取ってやる。

「ううっ、ザク…!」
「しゃーねーな、イけよ」
「え、あっ!!う、あ、あああああっ」

 ルトの手ごと握り込んで強めに動かしてやった。ルトの太ももが痙攣したかのように震える。

 どぷっどろっ

 壁に白い液体がかかった。俺様はそれを見届けたあと、一層強い力で突き上げ最後の追い上げをする。放心状態のルトをガクガクと揺らし、自分のを強く奥へ叩きつけた。

 ドクンッどくッ!

「っく、う…」

 ルトの吐き出したものの上に俺様のが上塗りされていく。

(はあ、最高…)

 満ち足りた気分で残りの分を揺するようにして吐き出していたら、ルトがじたばたと暴れだした。イったばかりで刺激されるのはきついのだろう。

「やめっああっ、ちょ、ザク!」

 俺様をはそれを後ろから抱きしめて動けなくし、最後の一滴まで出し切ってやった。一気に廊下が精液の匂いで充満する。

「ふう~気持ちよかった!」
「……」

 顔を輝かせる俺様とは違い、ルトは気まずそうに下を向いていた。

(けけ、素直じゃねーんだから)

 廊下の壁には結構な量が飛び散っているし、ルトもかなり気持ちよかったはずだ。俺様はそれに満足し、ルトからやっと体を離した。

「ああもう、最悪だ…誰が掃除すると思うんだ…」
「(´>ω∂`)てへぺろ☆」
「こんの!!馬鹿ザク!!」
「はいはい、ごめんて~」

 気持ちいい思いをさせてもらったので寛容になってる俺様。わあわあ叫ぶルトをぎゅっと抱きしめながら諭すように頭をなでてやった。そんな俺様に対し、ルトは噛みつきそうな程怒っていた。

(一緒に出しちまった自分が恥ずかしいんだな~かわいいやつめ~)

 ニヤニヤと笑ってルトの服をたくし上げてやる。下半身、裸。これはこれは、いい眺めだこと。今更隠す気はないらしくルトはされるがままになってた。その代わり脇腹を殴られる。ちょっと痛い。

「なあ、ルト。またわざと忘れてくれていいぜ、ぱんつ」
「ぜったい!やだ!!!」
「チッ…じゃあお前がシャワー入ってる時に忍び込んでぱんつ抜いとくか」
「死ね!!!っ、うわ…!!」
「あ」

 ルトが急に慌てたように下を向く。一緒に視線を向けたら、白いルトの太ももに俺様のがかかっていた。動くたび、つーっと流れていく。

「わりー★ちょっと足にかけてたな!」
「馬鹿ザク!これじゃまたシャワー行かなきゃいけないだろ!!」
「いやあ、あはは」
「笑ってないでお前は廊下の掃除しとけよ!!」

 シャワーに走っていくルト。その背中に俺様は言ってやった。

「ぱんつはいいのかー?」
「はっ!!…も、持って来い!!もう一度こんなことしようとしたら今度こそ殺すからな!!!」
「へーへー」

 耳まで真っ赤にしてシャワー室から顔を出すルト。そして悪魔の俺様は笑いながら、牧師であるルトのぱんつを取りに行くのだった。

 まあ、こんな悪魔と牧師もありだよな?


 end
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