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悪魔様シリーズ
★うでまくら(ザク×ルト)
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※第六章読了推奨
※中出し、らぶらぶ注意
その日もザクと疲れきるまで愛し合っていた。
「もっ…、ハア、なんかい…やるっ、き、うああ!」
「っけけ、あと一回。これで最後だから…もうちょっと頑張れ」
「とか言ってっ何度目!!だ!あうっ、そこやめろって、またでちゃうからっ…っひゃあ!」
「ここ突くの、弱いよなあ…かわいい、ルト」
「かわいくないっ!!んんんっ!」
「あーっ…っく…イクと締まってサイコーですな…」
「~~~~っ!!!」
おっさんぽいセリフを言うザクを睨みつけたあと、目の前の枕に顔を埋めた。
(はぁ…やば…)
イった後の倦怠感に襲われる。腹の中のザクを感じながらもウトウトとし始めるとザクが覆い被さるようにして囁いてきた。
「寝ちまうのか~?寝てもやり続けていい?」
「しね…」
「けけけ、そんなこの世の終わりみたいな顔すんなって冗談だよ。これで最後っつったろ、出すぜ…っく…、…はあ…」
「っっ!!…うぁ、奥……あつ、いぃ…」
最後もやっぱり外という選択肢はなかったようで思いっきり中で出される。熱い感覚がお腹に広がり気怠さがより強まった。眉を寄せて余韻に浸るザクの顔を眺めながら(気持ちよさそうなことで…)ボーッとベッドに寝そべっていたら上にザクが倒れ込んできた。
「ちょっ生き埋めになる!!」
「ならねーって…」
「ひっ、耳元で喋るっな、うあっ、まだ出すのかよ!」
「いやルトの顔見てたらずっとだせそうな気がし…っぶふ!本当に潰されそうになってんじゃねえの」
「うるさっ、いいからどけーー!」
足で思いっきり蹴るとようやく俺の上からどいてくれた。危うく死ぬところだった。俺が息を整えて深呼吸を繰り返していると、ザクが自身をゆっくりと抜いていく。その感覚にゾクゾクと体が震えた。
「うあっ…ん、んあっ…」
「けけ、動いたから溢れてきてんぞー」
「うひゃ…さわんな!」
「いってー!引っ掻くことないだろ~?」
「もういい!俺は寝る!!」
「けけ、一眠りしたら掃除しといてやるから安心して寝ていいぜ~」
「っっじ、自分でやるから!お前も寝ろ!おやすみ!!」
叫ぶように言ってベッドに寝転ぶ。すると、行為中はわからなかった異変に気付いた。
「あれ?」
昨日まではあったはずの枕がない。細かく言えば二つあったうちの一つがなくなっていたのだ。
「枕…どこいったんだろ」
「あ、それな、抜くときオカズに使ってたら…調子乗って汚しちまってさ★今洗って干してる所なんだわ★」
「んなっ!!こんだけやっててまだ抜く元気があるのか…」
「枕からルトの匂いがして…ムラっときたヽ(*´з`*)ノ」
「全く嬉しくないし、死んどけ馬鹿」
「えーつれねーなーじゃあ、ルトは俺様で抜かねーの?」
「うっ」
「お?何その顔、まさか」
「そんなことはいいだろ!枕!枕がないと寝れない!探してこい!」
「んなこといったってな~教会にあるベッドは二つだろ?枕も二つだって」
「じゃあお前がなしだからな」
「けけ、いいぜ?女王様の仰せのままに~ってな」
「誰が女王様だ!」
ザクを睨みつけながら一つしかない枕を手繰り寄せる。ザクが横に寝転がってきて、ぎしっとベッドが揺れた。そのまま目を瞑る。
「…」
それから一分もせず俺は目を開けた。なんか落ち着かない。いつもの枕じゃないからかもしれないし、ザクのを使ってるんだと意識してしまってるからかもしれない。チラッと横を見るとまだ目を開けてるザクがいた。俺の視線に気づいてこっちを向いてくる。
「ルト?」
「…」
「なんだ?もっかいやりたいのか?」
「違う!!」
「じゃーなんだよ、その物足りなさそうな顔」
「…やっぱ納得いかない、これ」
「枕のことか?だからーそれは謝っただろ~」
「そうじゃなくて…俺だけ使うのはなんか…申し訳ない、気がしてなんかその」
「俺様はそんなのなくても寝れるっつの、心配すんな」
「…わかった……」
そう言われてはどうしようもない。諦めてもう一度寝ようと試みる。が、やはり気になって眠れなかった。仕方なく起き上がる。
「んあ?何やってんだ、ルト?」
「…」
「おーいルトー?っぶ!」
ザクの眠そうな顔に一度枕を叩きつけた。
「おい!ルトなにすんだよー!」
「…」
ザクの文句は無視してそのまま枕を部屋の隅に投げつけた。枕はポスッと音を立てて床に落ちる。
「え…おい、何やってんだルト寝ぼけてる??誰もいない場所に枕投げしてんのか?」
「寝ぼけてない、今から寝る」
「でも枕…」
「ザクが使わないなら俺もいらない」
「なんじゃそりゃ」
けけけっとからかうように笑われた。けれどその表情はいつもよりずっと優しい。
「ルト」
俺の頭を引き寄せて、額に口付けを落とす。
ちゅ
その場所への口付けはいやらしさとかは全くなくて、少しくすぐったいけれど、じんわりとザクの優しさと愛が伝わってくるから、俺はとても好きだった。目を閉じてると耳元で、喉を鳴らして笑うザクの声がした。
「けけ、そうかそうか…俺様と同じがいいんだなんて、可愛いこと言ってくれるじゃねーの」
「うるさい…」
「じゃあこうしようぜ」
「えっ」
すっとザクの腕が俺の頭の位置に伸びてきた。そのままチョイチョイと手招かれる。
「ほら、こいよ」
(まさかこれって…う、うでまくら?!)
でもこれ男女カップルのやるものじゃ…いや違うのか??男女関係ないのか?!(大混乱)わからないけど!戸惑う俺に痺れを切らしたのかザクが腕を引っ張ってきた。
ぽすっ
突然の事に抵抗もできぬままベッドに倒れこむ。何か言うより先に自分の首と頭の間に腕が入ってくる。ザクの腕だ。ちょうどいい高さで寝苦しさは感じない。ただ、
「ち、ちかい…」
「そりゃそーだ」
けらけらと笑うザク。笑うたびに腕の筋肉や目の前のザクの体が揺れてより近くに感じた。照れくさいし、恥ずかしいし、落ち着かない。しかも、俺の心臓が興奮のせいかばくばくと五月蝿く鳴り響いている。これはきっとザクにも聞こえているはずだ。死にたい。恥ずかしい。もうだめだ。
「~♪~」
やっぱり無理と言おうとしたとき、ザクが低く鼻歌を歌いだした。子守唄のつもりなのだろうか?音程はいまいちよくわかんないしサビっぽいところをずっと繰り返している。
(相変わらずへたくそ…)
と気が抜ける。
けれど嫌いじゃない。
歌ってなんて口が裂けても言えないが…たまにこうして気まぐれでザクが歌いだした時は聞き耳を立てていたりする。
(そうか…俺、ザクの低い声、好きなんだなー…)
なんて新しい発見をしつつ、歌に意識がいったおかげか少しずつ緊張がほぐれてくる。次第にこの近さ?歯がゆさ?にも慣れてきたのか心臓の音も元の音量に戻ってきた。
(あ…ねむくなってきたかも…)
再び眠気が襲ってくる。
「~♪」
ザクの鼻歌だけが世界を占めていた。
それと、ほんの少し、枕代わりのザクの腕から血管の脈打つ音が聞こえてくる。テンポよくどくんどくんとそれがまた眠さを誘ってきて。
俺はその心地よさを感じながら眠りにつくのだった。
***
朝起きると、体がすっかり綺麗になってて、枕も二つに戻っていた。
「…ザク…あ」
でも腕はそのまま俺の頭の下にあって、また腕枕し直してくれたみたいだった。まだザクは起きていない。きっとさっきまで起きていたはずだから…もう少し寝かしてやろう。
(それに、これももう一度…)
ザクの腕枕に頭を置きなおす。今はザクも寝ているので安心してザクの方を向ける。
「…」
ぼーっとザクの顔を眺めたあと、目の前の逞しい胸にこすりつけるように頭をくっつけて…目を瞑った。
「たまには…いいかな」
なんて呟いて、大きな枕に抱きつくのだった。
end
※中出し、らぶらぶ注意
その日もザクと疲れきるまで愛し合っていた。
「もっ…、ハア、なんかい…やるっ、き、うああ!」
「っけけ、あと一回。これで最後だから…もうちょっと頑張れ」
「とか言ってっ何度目!!だ!あうっ、そこやめろって、またでちゃうからっ…っひゃあ!」
「ここ突くの、弱いよなあ…かわいい、ルト」
「かわいくないっ!!んんんっ!」
「あーっ…っく…イクと締まってサイコーですな…」
「~~~~っ!!!」
おっさんぽいセリフを言うザクを睨みつけたあと、目の前の枕に顔を埋めた。
(はぁ…やば…)
イった後の倦怠感に襲われる。腹の中のザクを感じながらもウトウトとし始めるとザクが覆い被さるようにして囁いてきた。
「寝ちまうのか~?寝てもやり続けていい?」
「しね…」
「けけけ、そんなこの世の終わりみたいな顔すんなって冗談だよ。これで最後っつったろ、出すぜ…っく…、…はあ…」
「っっ!!…うぁ、奥……あつ、いぃ…」
最後もやっぱり外という選択肢はなかったようで思いっきり中で出される。熱い感覚がお腹に広がり気怠さがより強まった。眉を寄せて余韻に浸るザクの顔を眺めながら(気持ちよさそうなことで…)ボーッとベッドに寝そべっていたら上にザクが倒れ込んできた。
「ちょっ生き埋めになる!!」
「ならねーって…」
「ひっ、耳元で喋るっな、うあっ、まだ出すのかよ!」
「いやルトの顔見てたらずっとだせそうな気がし…っぶふ!本当に潰されそうになってんじゃねえの」
「うるさっ、いいからどけーー!」
足で思いっきり蹴るとようやく俺の上からどいてくれた。危うく死ぬところだった。俺が息を整えて深呼吸を繰り返していると、ザクが自身をゆっくりと抜いていく。その感覚にゾクゾクと体が震えた。
「うあっ…ん、んあっ…」
「けけ、動いたから溢れてきてんぞー」
「うひゃ…さわんな!」
「いってー!引っ掻くことないだろ~?」
「もういい!俺は寝る!!」
「けけ、一眠りしたら掃除しといてやるから安心して寝ていいぜ~」
「っっじ、自分でやるから!お前も寝ろ!おやすみ!!」
叫ぶように言ってベッドに寝転ぶ。すると、行為中はわからなかった異変に気付いた。
「あれ?」
昨日まではあったはずの枕がない。細かく言えば二つあったうちの一つがなくなっていたのだ。
「枕…どこいったんだろ」
「あ、それな、抜くときオカズに使ってたら…調子乗って汚しちまってさ★今洗って干してる所なんだわ★」
「んなっ!!こんだけやっててまだ抜く元気があるのか…」
「枕からルトの匂いがして…ムラっときたヽ(*´з`*)ノ」
「全く嬉しくないし、死んどけ馬鹿」
「えーつれねーなーじゃあ、ルトは俺様で抜かねーの?」
「うっ」
「お?何その顔、まさか」
「そんなことはいいだろ!枕!枕がないと寝れない!探してこい!」
「んなこといったってな~教会にあるベッドは二つだろ?枕も二つだって」
「じゃあお前がなしだからな」
「けけ、いいぜ?女王様の仰せのままに~ってな」
「誰が女王様だ!」
ザクを睨みつけながら一つしかない枕を手繰り寄せる。ザクが横に寝転がってきて、ぎしっとベッドが揺れた。そのまま目を瞑る。
「…」
それから一分もせず俺は目を開けた。なんか落ち着かない。いつもの枕じゃないからかもしれないし、ザクのを使ってるんだと意識してしまってるからかもしれない。チラッと横を見るとまだ目を開けてるザクがいた。俺の視線に気づいてこっちを向いてくる。
「ルト?」
「…」
「なんだ?もっかいやりたいのか?」
「違う!!」
「じゃーなんだよ、その物足りなさそうな顔」
「…やっぱ納得いかない、これ」
「枕のことか?だからーそれは謝っただろ~」
「そうじゃなくて…俺だけ使うのはなんか…申し訳ない、気がしてなんかその」
「俺様はそんなのなくても寝れるっつの、心配すんな」
「…わかった……」
そう言われてはどうしようもない。諦めてもう一度寝ようと試みる。が、やはり気になって眠れなかった。仕方なく起き上がる。
「んあ?何やってんだ、ルト?」
「…」
「おーいルトー?っぶ!」
ザクの眠そうな顔に一度枕を叩きつけた。
「おい!ルトなにすんだよー!」
「…」
ザクの文句は無視してそのまま枕を部屋の隅に投げつけた。枕はポスッと音を立てて床に落ちる。
「え…おい、何やってんだルト寝ぼけてる??誰もいない場所に枕投げしてんのか?」
「寝ぼけてない、今から寝る」
「でも枕…」
「ザクが使わないなら俺もいらない」
「なんじゃそりゃ」
けけけっとからかうように笑われた。けれどその表情はいつもよりずっと優しい。
「ルト」
俺の頭を引き寄せて、額に口付けを落とす。
ちゅ
その場所への口付けはいやらしさとかは全くなくて、少しくすぐったいけれど、じんわりとザクの優しさと愛が伝わってくるから、俺はとても好きだった。目を閉じてると耳元で、喉を鳴らして笑うザクの声がした。
「けけ、そうかそうか…俺様と同じがいいんだなんて、可愛いこと言ってくれるじゃねーの」
「うるさい…」
「じゃあこうしようぜ」
「えっ」
すっとザクの腕が俺の頭の位置に伸びてきた。そのままチョイチョイと手招かれる。
「ほら、こいよ」
(まさかこれって…う、うでまくら?!)
でもこれ男女カップルのやるものじゃ…いや違うのか??男女関係ないのか?!(大混乱)わからないけど!戸惑う俺に痺れを切らしたのかザクが腕を引っ張ってきた。
ぽすっ
突然の事に抵抗もできぬままベッドに倒れこむ。何か言うより先に自分の首と頭の間に腕が入ってくる。ザクの腕だ。ちょうどいい高さで寝苦しさは感じない。ただ、
「ち、ちかい…」
「そりゃそーだ」
けらけらと笑うザク。笑うたびに腕の筋肉や目の前のザクの体が揺れてより近くに感じた。照れくさいし、恥ずかしいし、落ち着かない。しかも、俺の心臓が興奮のせいかばくばくと五月蝿く鳴り響いている。これはきっとザクにも聞こえているはずだ。死にたい。恥ずかしい。もうだめだ。
「~♪~」
やっぱり無理と言おうとしたとき、ザクが低く鼻歌を歌いだした。子守唄のつもりなのだろうか?音程はいまいちよくわかんないしサビっぽいところをずっと繰り返している。
(相変わらずへたくそ…)
と気が抜ける。
けれど嫌いじゃない。
歌ってなんて口が裂けても言えないが…たまにこうして気まぐれでザクが歌いだした時は聞き耳を立てていたりする。
(そうか…俺、ザクの低い声、好きなんだなー…)
なんて新しい発見をしつつ、歌に意識がいったおかげか少しずつ緊張がほぐれてくる。次第にこの近さ?歯がゆさ?にも慣れてきたのか心臓の音も元の音量に戻ってきた。
(あ…ねむくなってきたかも…)
再び眠気が襲ってくる。
「~♪」
ザクの鼻歌だけが世界を占めていた。
それと、ほんの少し、枕代わりのザクの腕から血管の脈打つ音が聞こえてくる。テンポよくどくんどくんとそれがまた眠さを誘ってきて。
俺はその心地よさを感じながら眠りにつくのだった。
***
朝起きると、体がすっかり綺麗になってて、枕も二つに戻っていた。
「…ザク…あ」
でも腕はそのまま俺の頭の下にあって、また腕枕し直してくれたみたいだった。まだザクは起きていない。きっとさっきまで起きていたはずだから…もう少し寝かしてやろう。
(それに、これももう一度…)
ザクの腕枕に頭を置きなおす。今はザクも寝ているので安心してザクの方を向ける。
「…」
ぼーっとザクの顔を眺めたあと、目の前の逞しい胸にこすりつけるように頭をくっつけて…目を瞑った。
「たまには…いいかな」
なんて呟いて、大きな枕に抱きつくのだった。
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