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第二章 冒険の始まり
三話 いざ行かん冒険へ
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考えつく方法を一通り試し終え、それなりの結論を出したことに納得した佐伯義弘。
出した結論として、現状、自らの能力値を知る方法は見つけられない。または、その方法は現時点ではないである。
不承不承ながらも自ら納得した義弘は、名残惜しいテリトリー地、せんべい布団からの旅立ちを決意することにした。
「さてさて、異世界冒険のスタートだ♪」
とてもお気軽な異世界冒険のスタートである。
限りなく脳天気といってもよい。見知らぬ異世界、何が待ち構えているかは全てが謎のはずである。
確かに危険察知によれば眼前に迫る危機は、感じることはできない。
しかし、その能力がどれ程のスペックのものなのか、証明、確認が保障されない現在、当然それは、現状としてわかるその安全レベルは、『左右から来る車は見当たらない、だから、この横断歩道は安全である。』そんな程度の安心保障をもって、冒険を始めた主人公なのだ。
知らぬが仏とはよく言ったもので、本当のところの義弘の手に入れた危機感知能力では、『見通しの悪い路地からの車の飛び出し事故など日常茶飯事…。』である。
さてさて、主人公佐伯義弘の冒険の今後の展開をお楽しみにである。
テリトリーに見切りをつけた義弘は、大木の乱立する森を歩き始めた。
まず、安定したサバイバル生活を送るための必須は、飲み水の確保にある。これは一般常識の範疇であり、ラノベのテンプレ行動としても義弘は理解していた。
義弘は歩く。ともかく歩く。
どんどん歩く。ともかく歩く。
僅かばかりの体力の向上ではあるが、アラフォー無職のおっさんには十二分の助けとなっていた。
主人公は歩く。ともかく歩く。
義弘は歩く。ともかく歩く。
どれくらいの距離を踏破しただろうか?
これまでの朝食を取らない不規則な生活を踏まえた上で、現在の抱える空腹状況からと、差し込む木漏れ日の角度からも、昼の時間からは、かなり超過をしていることはだけはっきりしていた。
「おっ、あの木の実は食べられそうか?」
大木に絡まる蔦にぶら下がる真っ赤な木の実が、『美味いぞぉ、取って食べれば』まるで誘うよう、手を伸ばせば届く距離にあった。
どれだけのラノベを読破しようとも、どれだけの知識をもっていようとも、現実に突きつけられた空腹に勝るものはない。
どれだけ危険が控えていようとも『美味そう』この感情を抑えることはできはしない。
義弘は少し屈んだ反動で、軽く飛び上がると、最も熟れて美味しそうな木の実をむしり取った。
『くんくんくん?』
「甘そうな匂いだ。これはまず外れはないな♪」
リンゴに似た真っ赤な木の実の匂いをまずは確認した義弘は、小さくその表面にかじりついた。
「うん?♪、少し柑橘類みたいな酸味を感じさせるが、甘さもそこそこ♪やっぱり、これは当たりだな♪♪」
出した結論として、現状、自らの能力値を知る方法は見つけられない。または、その方法は現時点ではないである。
不承不承ながらも自ら納得した義弘は、名残惜しいテリトリー地、せんべい布団からの旅立ちを決意することにした。
「さてさて、異世界冒険のスタートだ♪」
とてもお気軽な異世界冒険のスタートである。
限りなく脳天気といってもよい。見知らぬ異世界、何が待ち構えているかは全てが謎のはずである。
確かに危険察知によれば眼前に迫る危機は、感じることはできない。
しかし、その能力がどれ程のスペックのものなのか、証明、確認が保障されない現在、当然それは、現状としてわかるその安全レベルは、『左右から来る車は見当たらない、だから、この横断歩道は安全である。』そんな程度の安心保障をもって、冒険を始めた主人公なのだ。
知らぬが仏とはよく言ったもので、本当のところの義弘の手に入れた危機感知能力では、『見通しの悪い路地からの車の飛び出し事故など日常茶飯事…。』である。
さてさて、主人公佐伯義弘の冒険の今後の展開をお楽しみにである。
テリトリーに見切りをつけた義弘は、大木の乱立する森を歩き始めた。
まず、安定したサバイバル生活を送るための必須は、飲み水の確保にある。これは一般常識の範疇であり、ラノベのテンプレ行動としても義弘は理解していた。
義弘は歩く。ともかく歩く。
どんどん歩く。ともかく歩く。
僅かばかりの体力の向上ではあるが、アラフォー無職のおっさんには十二分の助けとなっていた。
主人公は歩く。ともかく歩く。
義弘は歩く。ともかく歩く。
どれくらいの距離を踏破しただろうか?
これまでの朝食を取らない不規則な生活を踏まえた上で、現在の抱える空腹状況からと、差し込む木漏れ日の角度からも、昼の時間からは、かなり超過をしていることはだけはっきりしていた。
「おっ、あの木の実は食べられそうか?」
大木に絡まる蔦にぶら下がる真っ赤な木の実が、『美味いぞぉ、取って食べれば』まるで誘うよう、手を伸ばせば届く距離にあった。
どれだけのラノベを読破しようとも、どれだけの知識をもっていようとも、現実に突きつけられた空腹に勝るものはない。
どれだけ危険が控えていようとも『美味そう』この感情を抑えることはできはしない。
義弘は少し屈んだ反動で、軽く飛び上がると、最も熟れて美味しそうな木の実をむしり取った。
『くんくんくん?』
「甘そうな匂いだ。これはまず外れはないな♪」
リンゴに似た真っ赤な木の実の匂いをまずは確認した義弘は、小さくその表面にかじりついた。
「うん?♪、少し柑橘類みたいな酸味を感じさせるが、甘さもそこそこ♪やっぱり、これは当たりだな♪♪」
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