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第四章 異世界生活
九話 おっさんとおっさん
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「なんだ、この***文字化けは…」
「そうね、ステータスの数値に関しては、人並み。魔力が0以外、それほど気になる所はないわね…」
「えっ、魔力0?‥0で、どうして魔法が発動するの?」
義弘を除く三人は、ひとつひとつの項目を見落としがないようにと、入念に確認をしていく。
「だから、そこが意味不明。文字化けは、たぶんまだ発動の芽が現れていないってことじゃないかな?」
「う~ん、どちらにしても判らないことだらけねぇ…」
どうにも、おっさんのステータス、一見だけでは意味不明、人外指定だけは免れたようであり一安心である。
この世界の数学は、かなり進歩が遅いようで、無限大∞の概念は存在しないようである。
「あの、それでミリアさん、わたくしのギルド登録の方は、もう大丈夫なんでしょうか?」
「あっ、ごめんね。犯罪履歴も無かったみたいでオールO.K.今から直ぐにでもクエスト受けられるわよ♪」
ステータス鑑定結果をチェックされても大きなトラブルにならなかったことにほっとする義弘である。
「おう、ヨッシ♪クエスト受けるのか?」
「ああ、俺も冒険者となった以上はクエスト受けて、上位のレベルを目指す」
そこに巨人の星は見えないが、おっさん嬉々として右手を斜めに差し出し指さした。
「そうか♪では、これからのヨッシのサポートは、俺がしよう♪」
毛むくらじゃのおっさん、とても嬉しそうである。
それまでカウンター一人で、鬱々としていたのがまるで嘘のよう。
「ゴルちゃん♪本当かい?ゴルちゃんが一緒なら鬼に金棒だよ」
「鬼に金棒?‥なんか判らんが、俺に任せとけ!」
異世界アラフォー無職のおっさん義弘と毛むくらじゃおっさん、お節介ゴルドの最強タッグが生まれた世紀の瞬間である。
この二人、数年後には、世界で知らない人はいないと言われる程の冒険者となるのはまた別のお話し。
沢山の冒険を繰り返し名声を高める『おっさんず』本人達の納得を無視して、こんな名前だけが先走っていく。
「…ゴルド♪では、引退は、もういいの?」
その言葉は、世話役としておっさんに着いて来たリリーからのものである。
そんなゴルドを心配するリリーの言葉は、ドタバタとギルド食堂を賑わせ続け周囲の注目の的となっていたゴルドたちへの感心が重なりあって、ここにいる冒険者全ての気持ちの代弁にもなっていたのであった。
「ああ、それな…」
鼻筋を照れ臭げにゆっくり擦りながらゴルドは続ける。
「…膝、治ったみたいだから、止めるは♪」
「つまり、引退は撤回!?」
「ああ…」
「「「「「「ワアアァー」」」」」」」
一人の叫びは次々と伝染していき、最後はギルド会館内全てに響き渡った。
『ゴルちゃん慕われてるなぁ』
それは嬉しさと少し妬みの隠った義弘の心の声である。
人見知りもあってこれまで尊敬や親しみとは無縁だった義弘。親友となったそんなゴルドの様子は、羨ましくも妬ましくもあった。
「じゃあ、膝が治ったってことは、やっぱりさっきのヨッシーの魔法が?」
「ああ、あの輝きの瞬間、俺の膝が暖かくなった。あの感覚、間違いなく治癒魔法」
「なるほど、では、ヨッシーさんのレベルも見直しした方がいいのかもしれませんね‥」
「そうね、ステータスの数値に関しては、人並み。魔力が0以外、それほど気になる所はないわね…」
「えっ、魔力0?‥0で、どうして魔法が発動するの?」
義弘を除く三人は、ひとつひとつの項目を見落としがないようにと、入念に確認をしていく。
「だから、そこが意味不明。文字化けは、たぶんまだ発動の芽が現れていないってことじゃないかな?」
「う~ん、どちらにしても判らないことだらけねぇ…」
どうにも、おっさんのステータス、一見だけでは意味不明、人外指定だけは免れたようであり一安心である。
この世界の数学は、かなり進歩が遅いようで、無限大∞の概念は存在しないようである。
「あの、それでミリアさん、わたくしのギルド登録の方は、もう大丈夫なんでしょうか?」
「あっ、ごめんね。犯罪履歴も無かったみたいでオールO.K.今から直ぐにでもクエスト受けられるわよ♪」
ステータス鑑定結果をチェックされても大きなトラブルにならなかったことにほっとする義弘である。
「おう、ヨッシ♪クエスト受けるのか?」
「ああ、俺も冒険者となった以上はクエスト受けて、上位のレベルを目指す」
そこに巨人の星は見えないが、おっさん嬉々として右手を斜めに差し出し指さした。
「そうか♪では、これからのヨッシのサポートは、俺がしよう♪」
毛むくらじゃのおっさん、とても嬉しそうである。
それまでカウンター一人で、鬱々としていたのがまるで嘘のよう。
「ゴルちゃん♪本当かい?ゴルちゃんが一緒なら鬼に金棒だよ」
「鬼に金棒?‥なんか判らんが、俺に任せとけ!」
異世界アラフォー無職のおっさん義弘と毛むくらじゃおっさん、お節介ゴルドの最強タッグが生まれた世紀の瞬間である。
この二人、数年後には、世界で知らない人はいないと言われる程の冒険者となるのはまた別のお話し。
沢山の冒険を繰り返し名声を高める『おっさんず』本人達の納得を無視して、こんな名前だけが先走っていく。
「…ゴルド♪では、引退は、もういいの?」
その言葉は、世話役としておっさんに着いて来たリリーからのものである。
そんなゴルドを心配するリリーの言葉は、ドタバタとギルド食堂を賑わせ続け周囲の注目の的となっていたゴルドたちへの感心が重なりあって、ここにいる冒険者全ての気持ちの代弁にもなっていたのであった。
「ああ、それな…」
鼻筋を照れ臭げにゆっくり擦りながらゴルドは続ける。
「…膝、治ったみたいだから、止めるは♪」
「つまり、引退は撤回!?」
「ああ…」
「「「「「「ワアアァー」」」」」」」
一人の叫びは次々と伝染していき、最後はギルド会館内全てに響き渡った。
『ゴルちゃん慕われてるなぁ』
それは嬉しさと少し妬みの隠った義弘の心の声である。
人見知りもあってこれまで尊敬や親しみとは無縁だった義弘。親友となったそんなゴルドの様子は、羨ましくも妬ましくもあった。
「じゃあ、膝が治ったってことは、やっぱりさっきのヨッシーの魔法が?」
「ああ、あの輝きの瞬間、俺の膝が暖かくなった。あの感覚、間違いなく治癒魔法」
「なるほど、では、ヨッシーさんのレベルも見直しした方がいいのかもしれませんね‥」
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