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第五章 エンドの街にて
十八話 はじめまして?
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※今回、視点が何度も入れ替わります。ご了承ください。
ふて寝してどれくらいたったのだろうか。
父親と定めたその男は、再びの寝返りで直ぐ目の前にその顔がある。
「おとさんが悪いんですからね…」
僕はゆっくりとおとさんに近づき、先ほど目標地点にした鼻の側へと近寄っていく。
団子によく似た丸い鼻の形は愛嬌があって僕は好きだ。あっ!そうじゃなくて、僕はそろりそろりとおとさんが起きないように近づき手の届く距離へと接近した。くらく大きなその穴からは、強烈に存在感を示す剛毛が三本主張していた。僕はその一本を強く強く握り締めると。「せーのっ!」と思い切り引っ張った。
「痛ぁ~!!」
顔の中心を抑えたおっさんは、突然襲った余りの痛さに飛び起きる。
「な、何が起きたんですか?…魔物の襲来…」
おっさんは、ぐるぐると部屋の中を注視し続ける。
「た、大変です!た、たま子がいません!!」
そう叫んだおっさんは、再度確認するように部屋の中を見渡す。
びっくりしたおとさんが辺りをキョロキョロ見渡してる。
僕が悪いんじゃないです。おとさんが何時までも起きないのが悪いんです。
僕がうんうんと一人納得していると、おとさんの動きが突然止まります。
おとさんの視界が僕を捕まえたみたいです。
そうそう、最初が肝心。僕はもう子供じゃないんですから、ちゃんと挨拶しないとね。
「おとさん、はじめまして。お腹空きました♪」
どう?可愛くできたでしょう?お辞儀して見揚げ見たおとさんは固まっていました。僕、可愛すぎましたか?
「…………??もしかして?」
ベッドの上でおっさんを見る小さな生物は可愛く小首を傾げている。
おっさんは、おそるおそるそっと手を延ばして確認すべく捕まえようとした。
酷いです。あんなに可愛く挨拶したのに…。おとさん、黙って睨んだままいたら突然僕を捕まえようと手を近づけたんだ。「あっかんべぇ~」そんなに簡単に捕まってあげないんですよ。
僕はお腹が減って力が出ない背中にガンバって気合を入れたんだ。
「!あっ…」
おっさんの手は空を切る。
四枚の羽根を震わせたその小さな生物は、近づくおっさんの手をかいくぐると急上昇した。
全力全開。
おとさんの手には悪意はなかったけど、簡単に捕まるのはなんか嫌いです。僕はおとさんの手をひょいとよけると思い切り羽根を震わしました。
全力全開急上昇。見事、おとさんから脱出成功です。しかし、その後、想像しなかった悲劇が僕に襲いかかります。
ふて寝してどれくらいたったのだろうか。
父親と定めたその男は、再びの寝返りで直ぐ目の前にその顔がある。
「おとさんが悪いんですからね…」
僕はゆっくりとおとさんに近づき、先ほど目標地点にした鼻の側へと近寄っていく。
団子によく似た丸い鼻の形は愛嬌があって僕は好きだ。あっ!そうじゃなくて、僕はそろりそろりとおとさんが起きないように近づき手の届く距離へと接近した。くらく大きなその穴からは、強烈に存在感を示す剛毛が三本主張していた。僕はその一本を強く強く握り締めると。「せーのっ!」と思い切り引っ張った。
「痛ぁ~!!」
顔の中心を抑えたおっさんは、突然襲った余りの痛さに飛び起きる。
「な、何が起きたんですか?…魔物の襲来…」
おっさんは、ぐるぐると部屋の中を注視し続ける。
「た、大変です!た、たま子がいません!!」
そう叫んだおっさんは、再度確認するように部屋の中を見渡す。
びっくりしたおとさんが辺りをキョロキョロ見渡してる。
僕が悪いんじゃないです。おとさんが何時までも起きないのが悪いんです。
僕がうんうんと一人納得していると、おとさんの動きが突然止まります。
おとさんの視界が僕を捕まえたみたいです。
そうそう、最初が肝心。僕はもう子供じゃないんですから、ちゃんと挨拶しないとね。
「おとさん、はじめまして。お腹空きました♪」
どう?可愛くできたでしょう?お辞儀して見揚げ見たおとさんは固まっていました。僕、可愛すぎましたか?
「…………??もしかして?」
ベッドの上でおっさんを見る小さな生物は可愛く小首を傾げている。
おっさんは、おそるおそるそっと手を延ばして確認すべく捕まえようとした。
酷いです。あんなに可愛く挨拶したのに…。おとさん、黙って睨んだままいたら突然僕を捕まえようと手を近づけたんだ。「あっかんべぇ~」そんなに簡単に捕まってあげないんですよ。
僕はお腹が減って力が出ない背中にガンバって気合を入れたんだ。
「!あっ…」
おっさんの手は空を切る。
四枚の羽根を震わせたその小さな生物は、近づくおっさんの手をかいくぐると急上昇した。
全力全開。
おとさんの手には悪意はなかったけど、簡単に捕まるのはなんか嫌いです。僕はおとさんの手をひょいとよけると思い切り羽根を震わしました。
全力全開急上昇。見事、おとさんから脱出成功です。しかし、その後、想像しなかった悲劇が僕に襲いかかります。
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