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旅立ちは元気よく
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卒業パーティーから1週間が過ぎた。
今日は私の旅立ちの日。といってもそんなかっこいい感じでもなく、ここ1週間準備でバタバタしていた。
お母様とお姉様たちはカラッとしたもので
「なんで前から準備しておかないの?」とか
「学園からの推薦状ちゃんと持った?」とか別れを惜しんでる風もなく手厳しかった。
お父様はなんだかめそめそして
「体には気をつけて」
と、繰り返すばかり。
そんな中キリアンが訪ねてきた。
「ララ、帝国までどうやって行く?陸路か?」
「ええ、そのつもり」
「送ってやろうか?船で」
「!」
正直嬉しい!馬車だと1週間、船だと3日くらいかな?
そして私はもう一つ気になることを聞いてみた。ダメもとで。
「ひょっとして…無料?」
「!」 「おっ、おぉ…」
これで決まった。
こうしてバークレー商会の船で行くことになったのである。
出発の日、朝だというのにみんなお見送りに来てくれた。
「ちゃんと手紙書いてね」「海に落ちないように」
お姉様方、相変わらずうるさい。
「ララ、男の人には気をつけなさい。騙されないように」
お母様が真顔で言った。こんなところで…私、恥ずかしいです…
お父様は今日はめそめそせず黙って微笑んでいた。
「ケイレブとリーブス先生にも声をかけたんだけど…来てないな」
キリアンが辺りを見渡したが2人の姿はなかった。
「いいのよ。きっと忙しいんだわ」
ちょっと寂しい気もするが仕方ない。
「船長、ララをよろしく。タダで乗るから」
キリアンがなんだか意味深に言った。
ソリス船長は大柄で逞しく、いかにも海の男、という風貌だ。
「はははっ承知!ララ様、『タダより高いものはなし』3日間じっくり働いてもらいますぞ!」
2人とも大笑いしている。
「え、えぇ?」
船はゆっくり岸から離れてゆく。
「ララ~」
「元気で~」
「頑張れ~~」
みんなの声が遠ざかっていく。
船の別れってくるものがあるわ。泣けてくる。
でもここは元気よく
「いってきまーす!」
今日は私の旅立ちの日。といってもそんなかっこいい感じでもなく、ここ1週間準備でバタバタしていた。
お母様とお姉様たちはカラッとしたもので
「なんで前から準備しておかないの?」とか
「学園からの推薦状ちゃんと持った?」とか別れを惜しんでる風もなく手厳しかった。
お父様はなんだかめそめそして
「体には気をつけて」
と、繰り返すばかり。
そんな中キリアンが訪ねてきた。
「ララ、帝国までどうやって行く?陸路か?」
「ええ、そのつもり」
「送ってやろうか?船で」
「!」
正直嬉しい!馬車だと1週間、船だと3日くらいかな?
そして私はもう一つ気になることを聞いてみた。ダメもとで。
「ひょっとして…無料?」
「!」 「おっ、おぉ…」
これで決まった。
こうしてバークレー商会の船で行くことになったのである。
出発の日、朝だというのにみんなお見送りに来てくれた。
「ちゃんと手紙書いてね」「海に落ちないように」
お姉様方、相変わらずうるさい。
「ララ、男の人には気をつけなさい。騙されないように」
お母様が真顔で言った。こんなところで…私、恥ずかしいです…
お父様は今日はめそめそせず黙って微笑んでいた。
「ケイレブとリーブス先生にも声をかけたんだけど…来てないな」
キリアンが辺りを見渡したが2人の姿はなかった。
「いいのよ。きっと忙しいんだわ」
ちょっと寂しい気もするが仕方ない。
「船長、ララをよろしく。タダで乗るから」
キリアンがなんだか意味深に言った。
ソリス船長は大柄で逞しく、いかにも海の男、という風貌だ。
「はははっ承知!ララ様、『タダより高いものはなし』3日間じっくり働いてもらいますぞ!」
2人とも大笑いしている。
「え、えぇ?」
船はゆっくり岸から離れてゆく。
「ララ~」
「元気で~」
「頑張れ~~」
みんなの声が遠ざかっていく。
船の別れってくるものがあるわ。泣けてくる。
でもここは元気よく
「いってきまーす!」
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