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60.約束
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「……好きなの」
「え?」
言葉がするりと出ていた。
今のなし、聞かないでと言うこともできた。
でも、一度気持ちを外に出してしまったら、
あふれだして止まらなくなった。
「兄様のことが好きなの。ずっと前から。
兄様だからじゃなく、男性として。
でも、そんなことを言ったら兄様を困らせてしまうから、
だから、気持ち悪いって言われる前に離れてしまおうと思って」
「ジュリアンヌ……」
「ごめんなさい。ずっと兄様の手を離せなくて。隣にいたかったの。
妹だから大事にされているんだってわかっていても、
私のために一緒にいてくれるのがうれしかったから。
でも、もう兄様を自由にしなくちゃって!」
「ジュリアンヌ、落ち着いて」
「あ……」
早口でまくしたてるように言った私を、
兄様は落ち着かせるようにゆっくりと髪を撫でた。
ゆっくり、ゆっくりと髪をとかすように撫でて、
顔にかかっていた髪をよけてそのまま頬に手をそえられる。
「俺も好きだよ」
「え?」
「俺はジュリアンヌを妹だと思ったことなんてない。
最初から、俺は大事な女性だと思っていた」
「…………うそ」
「嘘じゃないよ。ジュリアンヌだから、ずっとそばにいたんだ」
その言葉と共に、兄様の顔がゆっくりと近づいてくる。
そして、額に、頬に唇がふれる。
兄様の唇の感触と息遣いが感じられて、顔が熱くなっていく。
「に、兄様……」
「ずっと俺のことを好きになってくれればいいと、
そう思いながらそばにいたんだ。
何にも知らずに兄様って笑っているジュリアンヌが愛しくて……」
するりと頬を撫でられ、くすぐったくて上を向いたら視線があう。
どうして気がつかなかったんだろう。
レイモン兄様はこんな目で私を見たりしない。
……兄様は私のこと妹だなんて思っていなかったんだ。
「ジュリアンヌが俺を好きだというのなら、
もう我慢しなくてもいいな?」
「我慢って、なにを……んっ」
唇が重なったと思ったら、何度も確かめるように兄様は私にくちづけをする。
それだけじゃない。頬に置かれていた手は頭の後ろに添えられて、
もう一方の手は腰を引き寄せるように回されて逃げられない。
これ以上は苦しくて無理……と思っていたら、唇が離れた。
大きく息をしていると、兄様は私の身体を持ち上げて、ひざの上に座らせる。
何度かされたことはあるけれど、今日はそのまま抱きしめられた。
身体中が兄様に密着しているようで顔の熱がすごい。
「真っ赤だな」
「に、兄様がこんなことするからっ」
「だって、両思いだとわかったんだ。遠慮することはもうないだろう」
「だからって、もっとゆっくり……急すぎてくるしい」
「……わかった。ごめん」
反省したように思うけれど、それでも抱きしめる手は緩めない兄様に、
仕方ないなと思いながらも軽くため息をつく。
「今日はこれ以上はしない。
ずっと待っていたことが叶ったんだ」
「兄様、待っていたって、どういうこと?」
「叔母上との約束だ」
「え?」
亡くなったお母様と兄様の約束?
そんなことは聞いていない。
「ジュリアンヌが養女になった少し後で叔母上に言われたんだ。
ジェラルドはジュリアンヌのことが好きでしょう?って」
私が養女になった少し後って、まだ私が回復する前のことかな。
そんな時から兄様は私を思っていた?
「その時は妹になるのだから大事にするって言ったんだ」
「そうよね……妹だもんね」
「まだ話もしていなかったしな。だけど、叔母上は予言するみたいに言ったんだ。
一緒に暮らしているうちにきっとジュリアンヌを好きになるって。
でも、ジュリアンヌがジェラルドを好きになるかどうかはわからない。
レイモンの代わりに兄様として見るかもしれない。
悲し過ぎて忘れてしまうほどレイモンが大好きだったからって」
「悲し過ぎて忘れた……そうだったのね」
レイモン兄様とのことが思い出せないのはそういうことだったんだ。
だからレイモン兄様のことは大好きなまま。
一緒に暮らすのにも何も抵抗がなかった。
「だから、俺からジュリアンヌに求婚するのは待ってほしいと言われた。
俺のことを兄じゃなく男性として好きになるのを待ってほしいと。
だから、ジュリアンヌが俺を好きになってくれるのを待っていたんだ」
「兄様……」
さっきまであんなにさけられていたのに、兄様は私をずっと見つめている。
いつもの穏やかな笑顔ではなく、欲のある熱をもった顔で。
「待たせてしまってごめんなさい」
「いや、それはいいんだ。言うのには勇気がいっただろう。
ありがとう。ジュリアンヌから言ってくれて。
すごくうれしい。大好きだよ、ジュリアンヌ」
「私も、大好き」
もう何もしないって言ったのに、また唇が重なる。
だけど、今度の口づけはすごく優しい、ふれるだけの口づけだった。
「怖がらせるようなことはしない。
これからは俺の婚約者としてそばにいてくれる?」
「婚約者……私でいいのかな?」
「大丈夫だよ。それを話し合えって言われてきたんだろう?」
「あ、そうだった」
「政略結婚じゃないんだ。父上とレイモンも喜ぶよ」
「うん、そうだね」
ずっと政略結婚はしない、させないって言っていた。
その度に兄様は誰と結婚するんだろうって悲しくなっていた。
私が。
私が兄様の妻になる。なってもいいのかな。
「兄様は本当に私でいいの?」
「いいに決まっている。俺はジュリアンヌが言ってくれなかったら、
誰とも結婚する気はないって言ってあったんだ」
「え?言ってあった?誰に?」
「父上と母上。あと、レイモンとアドルフ様かな」
「……そんなこと言っていたなんて。
だからレイモン兄様は私をここに連れてきたのね」
兄様の気持ちを知っていたから、私を連れて来たんだ。
……あれ?
私の気持ちなんてすぐわかるってレイモン兄様は言っていた。
じゃあ、伯父様と伯母様もわかっていたんじゃ。
なのに、どうして私が兄様から離れようとした時、
誰も何も言わなかったんだろう。
「じゃあ、伯父様とレイモン兄様のところに戻る?」
「……あともう少しだけ」
「ん、わかったわ」
屋敷に戻ったらこんなことはできない。
名残惜しそうな顔して兄様が口づけるから、私からも頬に口づける。
「……ジュリアンヌ。そんな可愛いことをしたら帰せなくなるだろう」
「だって……」
「え?」
言葉がするりと出ていた。
今のなし、聞かないでと言うこともできた。
でも、一度気持ちを外に出してしまったら、
あふれだして止まらなくなった。
「兄様のことが好きなの。ずっと前から。
兄様だからじゃなく、男性として。
でも、そんなことを言ったら兄様を困らせてしまうから、
だから、気持ち悪いって言われる前に離れてしまおうと思って」
「ジュリアンヌ……」
「ごめんなさい。ずっと兄様の手を離せなくて。隣にいたかったの。
妹だから大事にされているんだってわかっていても、
私のために一緒にいてくれるのがうれしかったから。
でも、もう兄様を自由にしなくちゃって!」
「ジュリアンヌ、落ち着いて」
「あ……」
早口でまくしたてるように言った私を、
兄様は落ち着かせるようにゆっくりと髪を撫でた。
ゆっくり、ゆっくりと髪をとかすように撫でて、
顔にかかっていた髪をよけてそのまま頬に手をそえられる。
「俺も好きだよ」
「え?」
「俺はジュリアンヌを妹だと思ったことなんてない。
最初から、俺は大事な女性だと思っていた」
「…………うそ」
「嘘じゃないよ。ジュリアンヌだから、ずっとそばにいたんだ」
その言葉と共に、兄様の顔がゆっくりと近づいてくる。
そして、額に、頬に唇がふれる。
兄様の唇の感触と息遣いが感じられて、顔が熱くなっていく。
「に、兄様……」
「ずっと俺のことを好きになってくれればいいと、
そう思いながらそばにいたんだ。
何にも知らずに兄様って笑っているジュリアンヌが愛しくて……」
するりと頬を撫でられ、くすぐったくて上を向いたら視線があう。
どうして気がつかなかったんだろう。
レイモン兄様はこんな目で私を見たりしない。
……兄様は私のこと妹だなんて思っていなかったんだ。
「ジュリアンヌが俺を好きだというのなら、
もう我慢しなくてもいいな?」
「我慢って、なにを……んっ」
唇が重なったと思ったら、何度も確かめるように兄様は私にくちづけをする。
それだけじゃない。頬に置かれていた手は頭の後ろに添えられて、
もう一方の手は腰を引き寄せるように回されて逃げられない。
これ以上は苦しくて無理……と思っていたら、唇が離れた。
大きく息をしていると、兄様は私の身体を持ち上げて、ひざの上に座らせる。
何度かされたことはあるけれど、今日はそのまま抱きしめられた。
身体中が兄様に密着しているようで顔の熱がすごい。
「真っ赤だな」
「に、兄様がこんなことするからっ」
「だって、両思いだとわかったんだ。遠慮することはもうないだろう」
「だからって、もっとゆっくり……急すぎてくるしい」
「……わかった。ごめん」
反省したように思うけれど、それでも抱きしめる手は緩めない兄様に、
仕方ないなと思いながらも軽くため息をつく。
「今日はこれ以上はしない。
ずっと待っていたことが叶ったんだ」
「兄様、待っていたって、どういうこと?」
「叔母上との約束だ」
「え?」
亡くなったお母様と兄様の約束?
そんなことは聞いていない。
「ジュリアンヌが養女になった少し後で叔母上に言われたんだ。
ジェラルドはジュリアンヌのことが好きでしょう?って」
私が養女になった少し後って、まだ私が回復する前のことかな。
そんな時から兄様は私を思っていた?
「その時は妹になるのだから大事にするって言ったんだ」
「そうよね……妹だもんね」
「まだ話もしていなかったしな。だけど、叔母上は予言するみたいに言ったんだ。
一緒に暮らしているうちにきっとジュリアンヌを好きになるって。
でも、ジュリアンヌがジェラルドを好きになるかどうかはわからない。
レイモンの代わりに兄様として見るかもしれない。
悲し過ぎて忘れてしまうほどレイモンが大好きだったからって」
「悲し過ぎて忘れた……そうだったのね」
レイモン兄様とのことが思い出せないのはそういうことだったんだ。
だからレイモン兄様のことは大好きなまま。
一緒に暮らすのにも何も抵抗がなかった。
「だから、俺からジュリアンヌに求婚するのは待ってほしいと言われた。
俺のことを兄じゃなく男性として好きになるのを待ってほしいと。
だから、ジュリアンヌが俺を好きになってくれるのを待っていたんだ」
「兄様……」
さっきまであんなにさけられていたのに、兄様は私をずっと見つめている。
いつもの穏やかな笑顔ではなく、欲のある熱をもった顔で。
「待たせてしまってごめんなさい」
「いや、それはいいんだ。言うのには勇気がいっただろう。
ありがとう。ジュリアンヌから言ってくれて。
すごくうれしい。大好きだよ、ジュリアンヌ」
「私も、大好き」
もう何もしないって言ったのに、また唇が重なる。
だけど、今度の口づけはすごく優しい、ふれるだけの口づけだった。
「怖がらせるようなことはしない。
これからは俺の婚約者としてそばにいてくれる?」
「婚約者……私でいいのかな?」
「大丈夫だよ。それを話し合えって言われてきたんだろう?」
「あ、そうだった」
「政略結婚じゃないんだ。父上とレイモンも喜ぶよ」
「うん、そうだね」
ずっと政略結婚はしない、させないって言っていた。
その度に兄様は誰と結婚するんだろうって悲しくなっていた。
私が。
私が兄様の妻になる。なってもいいのかな。
「兄様は本当に私でいいの?」
「いいに決まっている。俺はジュリアンヌが言ってくれなかったら、
誰とも結婚する気はないって言ってあったんだ」
「え?言ってあった?誰に?」
「父上と母上。あと、レイモンとアドルフ様かな」
「……そんなこと言っていたなんて。
だからレイモン兄様は私をここに連れてきたのね」
兄様の気持ちを知っていたから、私を連れて来たんだ。
……あれ?
私の気持ちなんてすぐわかるってレイモン兄様は言っていた。
じゃあ、伯父様と伯母様もわかっていたんじゃ。
なのに、どうして私が兄様から離れようとした時、
誰も何も言わなかったんだろう。
「じゃあ、伯父様とレイモン兄様のところに戻る?」
「……あともう少しだけ」
「ん、わかったわ」
屋敷に戻ったらこんなことはできない。
名残惜しそうな顔して兄様が口づけるから、私からも頬に口づける。
「……ジュリアンヌ。そんな可愛いことをしたら帰せなくなるだろう」
「だって……」
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