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11.待ち伏せ
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もうすぐ前期が終わる頃、寮を出て校舎へと向かう。
A教室がある棟の前に令嬢が三人、外側を向いて立っているのが見えた。
A教室がある棟に他の教室は入っておらず、
今のところ他の学年のA教室に令嬢は在籍していない。
これはあれかな。
嫌な予感がしたけれど、引き返すわけにもいかない。
覚悟を決めて近づいたら、予想通り声をかけられる。
「ディアナ様ですわね? 少しいいかしら」
「何かしら」
一番身分が上なのか、金髪の令嬢が前に出る。
水色の猫のような目じりが、さらに険しくなる。
「あなた、婚約者がいるのに他の令息につきまとっているそうね。
恥ずかしいと思わないの?」
「令息につきまとう? 私が?」
「アルフレード様とエルネスト様よ!」
「やっぱりそういう件で……」
きっとあのダンスの授業の噂を聞いたんだろう。
この令嬢は一年か二年だから、あの場にはいなかった。
さすがに同じ学年の令嬢の顔くらいは覚えている。
だが、今まで社交していなかったから、この令嬢がどこの家なのかはわからない。
おそらく髪色から高位貴族だとは思うが、学園に公爵家の令嬢は在籍していない。
ということは、少なくとも侯爵家以下。
しかも下の学年の令嬢に気をつかう必要はない。
「そんなことはしていないわ」
「まぁ、嘘つきなのね。婚約者に相手にされないのも当然だわ」
「え?」
「有名なんでしょう?あなたの婚約者。
いつも違う令嬢を三人も連れて歩いてるって。
婚約者に相手にされなくてみじめなのはわかるけど、
それでアルフレード様たちに迷惑をかけるなんて許せないわ!」
エラルドの話が他学年にまで広がっているらしい。
あと半年で卒業だというのに。ため息が出そう。
「聞いているの!?」
「それがどうかしたの?」
「はぁ?」
「私の婚約者が他の令嬢といるのは、同じ教室だからよ。
そして、私がアルフレード様たちと一緒にいるのも、同じ教室だから。
そのことであなたにとやかく言われる覚えはないわ」
「これだけ言われても反省しないの!?」
「なんて人なの!」
「そんなだから婚約者に見捨てられるのよ!」
私の態度が気に入らなかったのか、後ろにいた令嬢二人も声をあげる。
茶色の髪に、薄茶色の髪。おそらく伯爵家以下の令嬢たち。
まだ学園の中だから許されるけれど、本来は許されないのに。
婚約者に見捨てられる、か。
本当に見捨てられているのなら、どれだけ良かったことか。
ダンスの授業のように、婚約者でなければいけないものは優先される。
だからこそ、婚約解消できずにいる。
「たとえ本当に私が婚約者に見捨てられていたとしても、
それこそ、あなたたちには関係ないと思うのだけど?」
「関係あるわよ。私はアルフレード様の婚約者候補だもの」
「婚約者候補?そんなものは聞いてないけど」
「学園内で探すのなら、選ばれるのは私しかいないもの。
だからこうしてあなたに注意しに来ているんじゃない」
選ばれるのは私しかいないと言えるくらい、
それだけ身分が上だということなんだろう。
アルフレード様が婚約者探しのお茶会を開かないことで、
学園内で婚約者を選ぶつもりだという噂もあったし。
かと言って、勝手に思いこみで婚約者候補などと言っていいわけはない。
こうなってしまえば、私だけの問題ではなさそうだ。
「今後はアルフレード様とエルネスト様には近づかないで!
わかったわね!」
「同じ教室なのにそんなことできるわけないでしょう。
それで、あなたたちはどこの家の令嬢なの?」
「まだ歯向かう気なの!?私はインディユ侯爵家よ!」
「後ろの二人は」
「二人はどうでもいいでしょ!」
「……はぁ」
どうでもいいわけないだろうに。
一応はまずいとわかっているわけだ。
金髪の令嬢は同じ侯爵家なら大丈夫だとでも思っているのだろうか。
「とりあえず、あなたたちが言いたいことはわかったわ。
カファロ家から正式に抗議させてもらうから」
「はぁ?抗議ですって? 何を言っているの!?」
「侮辱しておいて何を言っているの?当然でしょう?」
「信じられない!親は関係ないでしょう?
そんな性格してるから浮気されるのよ!」
「浮気されるほうが悪いのか?」
「え?」
急に男性の声が割って入った。
この声はと思って振り返ったら、
校舎の二階の窓からアルフレード様とエルネスト様が顔を出している。
「アルフレード様ぁ!?」
「やだ、エルネスト様まで……」
「うそ……聞かれていた?」
二人に聞かれていたことに気がついて、三人の令嬢は顔を青ざめた。
「お二人とも、どうしてそんなところにいるんです。
話はどこから聞いていたんですか?」
「ん?最初からだよ」
「最初から?」
「ああ。A教室がある棟の前に令嬢が待っているのを見て、
ディアナに何かするつもりなんだと思ってな」
「はぁ……」
最初から私に何か言うだろうとわかっていて、
会話が聞こえる場所まで移動して聞いていたらしい。
眉間にしわをよせているアルフレード様の横で、
エルネスト様はにやにや笑ってる。
どうせなら令嬢たちが話す前に止めてくれたら良かったのに。
「……あの、わたし」
「ああ、リリーナ・インディユ、カーラ・ライッタ、アンナ・デデハ。
このことは学園と王家に報告させてもらおう。
処罰が決まるまではおとなしくしておくように」
「処罰? どうしてですか!?」
さすがアルフレード様。この令嬢たちの名前を覚えていた。
後ろの二人の家は子爵家だったようだ。
侯爵家のリリーナ様がいれば大丈夫だと思っていたんだろうけど。
そんなわけはない。もう口もきけずに震えている。
「この学園でも身分をわきまえるようにと言われているはずだ」
「ディアナ様と私は同じ身分では?」
「そこからか。ディアナと君は違う。
君はただの侯爵令嬢だが、ディアナは領主候補なんだ。
わかるか?この違いが」
「領主候補……?」
三人の令嬢は顔を合わせてきょとんとしてる。
あぁ、そうか。
今の社交界で女性で爵位を持っているのは子爵家と男爵家しかいない。
私が爵位を継ぐとは想像もしていなかったに違いない。
だが、この国は女性が爵位を持つことを禁じているわけではない。
たとえ公爵家でも陛下が認めてくださるのであれば継ぐことができる。
「ディアナは女侯爵になるんだ。
爵位を継げば、社交界でディアナよりも身分が上の女性は、
王妃と側妃、王太子妃の三人しかいなくなる」
「えっ……」
「わかるか?君がどれだけ無礼なことをしたのか。
王太子妃に継ぐ身分の女性に対して、
婚約者に見捨てられたから令息につきまとっていると侮辱した。
これは許されることではない。
学園と王家から、君たちの父上にお叱りがいくだろう」
「そ、そんな……」
A教室がある棟の前に令嬢が三人、外側を向いて立っているのが見えた。
A教室がある棟に他の教室は入っておらず、
今のところ他の学年のA教室に令嬢は在籍していない。
これはあれかな。
嫌な予感がしたけれど、引き返すわけにもいかない。
覚悟を決めて近づいたら、予想通り声をかけられる。
「ディアナ様ですわね? 少しいいかしら」
「何かしら」
一番身分が上なのか、金髪の令嬢が前に出る。
水色の猫のような目じりが、さらに険しくなる。
「あなた、婚約者がいるのに他の令息につきまとっているそうね。
恥ずかしいと思わないの?」
「令息につきまとう? 私が?」
「アルフレード様とエルネスト様よ!」
「やっぱりそういう件で……」
きっとあのダンスの授業の噂を聞いたんだろう。
この令嬢は一年か二年だから、あの場にはいなかった。
さすがに同じ学年の令嬢の顔くらいは覚えている。
だが、今まで社交していなかったから、この令嬢がどこの家なのかはわからない。
おそらく髪色から高位貴族だとは思うが、学園に公爵家の令嬢は在籍していない。
ということは、少なくとも侯爵家以下。
しかも下の学年の令嬢に気をつかう必要はない。
「そんなことはしていないわ」
「まぁ、嘘つきなのね。婚約者に相手にされないのも当然だわ」
「え?」
「有名なんでしょう?あなたの婚約者。
いつも違う令嬢を三人も連れて歩いてるって。
婚約者に相手にされなくてみじめなのはわかるけど、
それでアルフレード様たちに迷惑をかけるなんて許せないわ!」
エラルドの話が他学年にまで広がっているらしい。
あと半年で卒業だというのに。ため息が出そう。
「聞いているの!?」
「それがどうかしたの?」
「はぁ?」
「私の婚約者が他の令嬢といるのは、同じ教室だからよ。
そして、私がアルフレード様たちと一緒にいるのも、同じ教室だから。
そのことであなたにとやかく言われる覚えはないわ」
「これだけ言われても反省しないの!?」
「なんて人なの!」
「そんなだから婚約者に見捨てられるのよ!」
私の態度が気に入らなかったのか、後ろにいた令嬢二人も声をあげる。
茶色の髪に、薄茶色の髪。おそらく伯爵家以下の令嬢たち。
まだ学園の中だから許されるけれど、本来は許されないのに。
婚約者に見捨てられる、か。
本当に見捨てられているのなら、どれだけ良かったことか。
ダンスの授業のように、婚約者でなければいけないものは優先される。
だからこそ、婚約解消できずにいる。
「たとえ本当に私が婚約者に見捨てられていたとしても、
それこそ、あなたたちには関係ないと思うのだけど?」
「関係あるわよ。私はアルフレード様の婚約者候補だもの」
「婚約者候補?そんなものは聞いてないけど」
「学園内で探すのなら、選ばれるのは私しかいないもの。
だからこうしてあなたに注意しに来ているんじゃない」
選ばれるのは私しかいないと言えるくらい、
それだけ身分が上だということなんだろう。
アルフレード様が婚約者探しのお茶会を開かないことで、
学園内で婚約者を選ぶつもりだという噂もあったし。
かと言って、勝手に思いこみで婚約者候補などと言っていいわけはない。
こうなってしまえば、私だけの問題ではなさそうだ。
「今後はアルフレード様とエルネスト様には近づかないで!
わかったわね!」
「同じ教室なのにそんなことできるわけないでしょう。
それで、あなたたちはどこの家の令嬢なの?」
「まだ歯向かう気なの!?私はインディユ侯爵家よ!」
「後ろの二人は」
「二人はどうでもいいでしょ!」
「……はぁ」
どうでもいいわけないだろうに。
一応はまずいとわかっているわけだ。
金髪の令嬢は同じ侯爵家なら大丈夫だとでも思っているのだろうか。
「とりあえず、あなたたちが言いたいことはわかったわ。
カファロ家から正式に抗議させてもらうから」
「はぁ?抗議ですって? 何を言っているの!?」
「侮辱しておいて何を言っているの?当然でしょう?」
「信じられない!親は関係ないでしょう?
そんな性格してるから浮気されるのよ!」
「浮気されるほうが悪いのか?」
「え?」
急に男性の声が割って入った。
この声はと思って振り返ったら、
校舎の二階の窓からアルフレード様とエルネスト様が顔を出している。
「アルフレード様ぁ!?」
「やだ、エルネスト様まで……」
「うそ……聞かれていた?」
二人に聞かれていたことに気がついて、三人の令嬢は顔を青ざめた。
「お二人とも、どうしてそんなところにいるんです。
話はどこから聞いていたんですか?」
「ん?最初からだよ」
「最初から?」
「ああ。A教室がある棟の前に令嬢が待っているのを見て、
ディアナに何かするつもりなんだと思ってな」
「はぁ……」
最初から私に何か言うだろうとわかっていて、
会話が聞こえる場所まで移動して聞いていたらしい。
眉間にしわをよせているアルフレード様の横で、
エルネスト様はにやにや笑ってる。
どうせなら令嬢たちが話す前に止めてくれたら良かったのに。
「……あの、わたし」
「ああ、リリーナ・インディユ、カーラ・ライッタ、アンナ・デデハ。
このことは学園と王家に報告させてもらおう。
処罰が決まるまではおとなしくしておくように」
「処罰? どうしてですか!?」
さすがアルフレード様。この令嬢たちの名前を覚えていた。
後ろの二人の家は子爵家だったようだ。
侯爵家のリリーナ様がいれば大丈夫だと思っていたんだろうけど。
そんなわけはない。もう口もきけずに震えている。
「この学園でも身分をわきまえるようにと言われているはずだ」
「ディアナ様と私は同じ身分では?」
「そこからか。ディアナと君は違う。
君はただの侯爵令嬢だが、ディアナは領主候補なんだ。
わかるか?この違いが」
「領主候補……?」
三人の令嬢は顔を合わせてきょとんとしてる。
あぁ、そうか。
今の社交界で女性で爵位を持っているのは子爵家と男爵家しかいない。
私が爵位を継ぐとは想像もしていなかったに違いない。
だが、この国は女性が爵位を持つことを禁じているわけではない。
たとえ公爵家でも陛下が認めてくださるのであれば継ぐことができる。
「ディアナは女侯爵になるんだ。
爵位を継げば、社交界でディアナよりも身分が上の女性は、
王妃と側妃、王太子妃の三人しかいなくなる」
「えっ……」
「わかるか?君がどれだけ無礼なことをしたのか。
王太子妃に継ぐ身分の女性に対して、
婚約者に見捨てられたから令息につきまとっていると侮辱した。
これは許されることではない。
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