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第3章 迷宮道中膝栗毛!!
第86話 総本山へ!
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「何ぃ!ガッツリ飯の総本山だとぉ!!」
イースト・ウッドの町を出た、俺たちはまもなく次の目的地、ノウザン・ウェルに到着しようとしていた。
「そうじゃ。あの町は冒険者のみならず、遺跡発掘、レア素材調達等様々な産業で賑わっておる。その分、肉体労働者も多いから、料理も自然とそれに特化した物が発達しておるんじゃ。」
ここまでの旅路はとても長かった。俺が故郷を離れるまでの旅路、その半分に匹敵するほどだった。地図上はそんなに離れているように見えなかったんだけどな。
「早いとこ辿り着いて楽しみたいなあ!」
距離上は大したことはない。標高差がすごかったんだ。山の上にあるような町なので、半分以上登山みたいだった。旅路が長かったので携行食糧だけではジリ貧だった。バリエーション的に。途中で満足に食材が手に入らなかったのだ。
「久しぶりにベッドで寝れることも忘れないで下さいよ、勇者様。二人ともいつも食べることしか考えてないんだから。」
エルちゃんも大分、俺たちのノリに馴染んできた。もともと、おとなしい子だったみたいなので、悪ノリには乗ってこないが、静かに見守っているような感じだ。でも、元気になってくれてよかった。
「そうだな。それも期待できそうだな。」
もうじき到着するあの町には何が待っているのだろうか。もちろん、食事や宿も待っているだろうけど、それだけじゃない。あの、ダンジョンが待っているんだ。ワクワクが止まらない!……でも、何か嫌な予感もしていた。しかも、それは外れたことはない……。
イースト・ウッドの町を出た、俺たちはまもなく次の目的地、ノウザン・ウェルに到着しようとしていた。
「そうじゃ。あの町は冒険者のみならず、遺跡発掘、レア素材調達等様々な産業で賑わっておる。その分、肉体労働者も多いから、料理も自然とそれに特化した物が発達しておるんじゃ。」
ここまでの旅路はとても長かった。俺が故郷を離れるまでの旅路、その半分に匹敵するほどだった。地図上はそんなに離れているように見えなかったんだけどな。
「早いとこ辿り着いて楽しみたいなあ!」
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エルちゃんも大分、俺たちのノリに馴染んできた。もともと、おとなしい子だったみたいなので、悪ノリには乗ってこないが、静かに見守っているような感じだ。でも、元気になってくれてよかった。
「そうだな。それも期待できそうだな。」
もうじき到着するあの町には何が待っているのだろうか。もちろん、食事や宿も待っているだろうけど、それだけじゃない。あの、ダンジョンが待っているんだ。ワクワクが止まらない!……でも、何か嫌な予感もしていた。しかも、それは外れたことはない……。
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