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第5章 完成!究極の超次元殺法!!
第282話 愛と友情のツープラトン!
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ガンツがジュリアに呼ばれ、その側へと歩み寄った。何かやるつもりなのか?その意図は不明だが、とりあえず俺も一旦ファルと合流することにした。
「何が始まるんです?」
「さあな。……だが、何が起きても対応できるようにはしておけよ。」
とにかく何が出てくるかはわからんが警戒しておこう。
「ハッキリ言って、これで終わりになっちゃうかもしれないよ!」
ジュリアはガンツを背にした状態で俺達の前に立ちはだかった。普通にそれぞれの役割を考えれば、逆の位置関係の方が都合がいいのではと思う。
「じゃあ、行くよ!」
「フル・ディフェンス!」
ガンツが防御術を使った。と、同時にジュリアが背後にいるガンツの盾に向かって飛んだ。盾を使って三角飛びをするような体勢になった。まさか……!
「フル・バースト!」
(ドォン!!!)
ガンツの盾の反射が発動した。その勢いでジュリアが高速ですっ飛んできた!
「喰らえ、愛の一撃、クルセイド・スマッシャー!」
ジュリアが振りかぶった戦槌を振り下ろそうとしている!この速さの攻撃を今から避けるのは難しい。迎撃するか、防御するしかない。
「オイ!」
「へっ!?」
ファルから声がかけられた瞬間、いきなり後ろへ吹き飛ばされた。同時にファルも吹き飛んだようである。何が起きた?そう思っている内に、物凄い爆裂音が発生した。それと共に床材の破片などが周囲へ巻き散らかされた。見るとついさっき立っていたところには大きな凹みが出来ていた。そのまま防御していたら俺達が粉砕されていただろう。
「まさか、ファルのヤツ!」
あの瞬間、俺達は吹き飛ばされた。それはジュリアの攻撃によるものではなく、ファルの仕業だったのだろう。ヤツは機転を利かせて魔法で自分たちを吹き飛ばしたのだろう。
「ちぇっ、避けられちゃったか!でも、次はそうはいかないよ!」
どうやら、まだやるつもりらしい。ジュリアはガンツの元へと戻っていく。さっきは奇策でなんとか凌いだが、同じ方法が通用するとは思えない。なんとかしないと負けてしまうだろう。
「ヨシ、ここは俺達も切り札を使うしかないな?」
「フッ、まあいいだろう。アイツらを調子付かせるワケにもいかないからな!」
実は昨日、ある技について申し合わせをしていた。俺達はそれぞれ個人の技は強いが連携についてはまだ甘いところがある。それをなんとか打開しようと秘策を考えておいたのだ。
「フル・バースト!」
来た!再び、あの技が放たれた。俺達は秘策で迎え撃つ!俺達はそれぞれ同じ技の体勢に入った。剣を逆手に持ち、剣を前になぎ払う溜めの姿勢をとる。俺達コンビは、俺が右利き、ファルが左利きになっているので、左右対称の構えになった。
「そんな技でどうするつもり?無駄よ!」
普通はそう思うだろう。あの技は強いが、生身の人間には比較的に効果が薄くなる。ジュリアみたいに光の加護をもった神官ならさらにだ。基本的には邪悪な存在や悪意を持つ相手に対して効果を発揮する。今回はそれを逆手に取って峰打ちの様に使う。だから大怪我を負わせる心配はない。試し撃ちするにはもってこいの相手なのだ。安心して新技を披露できる。
「クルセイド・スマッシャー!」
「今だ!……シャイニング・バリエーション・パートⅣ!!」
「なにそれ?そんなものが……、」
「勇者の合撃!シャイニング・グレイシャー!!!」
光の斬撃が中央でクロスする!その瞬間から光がさらに強くなり周囲を巻き込んでいった!
「何が始まるんです?」
「さあな。……だが、何が起きても対応できるようにはしておけよ。」
とにかく何が出てくるかはわからんが警戒しておこう。
「ハッキリ言って、これで終わりになっちゃうかもしれないよ!」
ジュリアはガンツを背にした状態で俺達の前に立ちはだかった。普通にそれぞれの役割を考えれば、逆の位置関係の方が都合がいいのではと思う。
「じゃあ、行くよ!」
「フル・ディフェンス!」
ガンツが防御術を使った。と、同時にジュリアが背後にいるガンツの盾に向かって飛んだ。盾を使って三角飛びをするような体勢になった。まさか……!
「フル・バースト!」
(ドォン!!!)
ガンツの盾の反射が発動した。その勢いでジュリアが高速ですっ飛んできた!
「喰らえ、愛の一撃、クルセイド・スマッシャー!」
ジュリアが振りかぶった戦槌を振り下ろそうとしている!この速さの攻撃を今から避けるのは難しい。迎撃するか、防御するしかない。
「オイ!」
「へっ!?」
ファルから声がかけられた瞬間、いきなり後ろへ吹き飛ばされた。同時にファルも吹き飛んだようである。何が起きた?そう思っている内に、物凄い爆裂音が発生した。それと共に床材の破片などが周囲へ巻き散らかされた。見るとついさっき立っていたところには大きな凹みが出来ていた。そのまま防御していたら俺達が粉砕されていただろう。
「まさか、ファルのヤツ!」
あの瞬間、俺達は吹き飛ばされた。それはジュリアの攻撃によるものではなく、ファルの仕業だったのだろう。ヤツは機転を利かせて魔法で自分たちを吹き飛ばしたのだろう。
「ちぇっ、避けられちゃったか!でも、次はそうはいかないよ!」
どうやら、まだやるつもりらしい。ジュリアはガンツの元へと戻っていく。さっきは奇策でなんとか凌いだが、同じ方法が通用するとは思えない。なんとかしないと負けてしまうだろう。
「ヨシ、ここは俺達も切り札を使うしかないな?」
「フッ、まあいいだろう。アイツらを調子付かせるワケにもいかないからな!」
実は昨日、ある技について申し合わせをしていた。俺達はそれぞれ個人の技は強いが連携についてはまだ甘いところがある。それをなんとか打開しようと秘策を考えておいたのだ。
「フル・バースト!」
来た!再び、あの技が放たれた。俺達は秘策で迎え撃つ!俺達はそれぞれ同じ技の体勢に入った。剣を逆手に持ち、剣を前になぎ払う溜めの姿勢をとる。俺達コンビは、俺が右利き、ファルが左利きになっているので、左右対称の構えになった。
「そんな技でどうするつもり?無駄よ!」
普通はそう思うだろう。あの技は強いが、生身の人間には比較的に効果が薄くなる。ジュリアみたいに光の加護をもった神官ならさらにだ。基本的には邪悪な存在や悪意を持つ相手に対して効果を発揮する。今回はそれを逆手に取って峰打ちの様に使う。だから大怪我を負わせる心配はない。試し撃ちするにはもってこいの相手なのだ。安心して新技を披露できる。
「クルセイド・スマッシャー!」
「今だ!……シャイニング・バリエーション・パートⅣ!!」
「なにそれ?そんなものが……、」
「勇者の合撃!シャイニング・グレイシャー!!!」
光の斬撃が中央でクロスする!その瞬間から光がさらに強くなり周囲を巻き込んでいった!
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