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第十一章 イチマルキウ
1 風習(領主視点)
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1 風習(領主視点)
貴賓館への訪問を終えて王宮に帰るとすぐ、執事を呼んで、王妃に面会の約束を取り付けるように頼んだ。
書斎で議事録に目を通しながらも、頭の中を占めているのは、二通の手紙のことだ。皇女の話は想像だにしていなかった内容で、小生はかなり戸惑っていた。
王妃に話を持っていく前に、少し自分の頭を整理する必要があった……。
**********
数年前、皇女は海岸に倒れている男を見つけた。男は自身の名前も素性も思い出せない状態。皇女はその男を自分の離宮に引き取り、世話をした。
男は、自身にまつわる記憶こそないものの、航海や世事には詳しく、難破した船の乗組員と考えられた。皇女はその男の人柄を気に入り、側近として扱うようになったそうだ。
だがある日、男は病に倒れた。皇女の身代わりとなって毒を口にしたためだ。
皇女は言葉少なに、彼は東の国の王位継承争いに巻き込まれたのだと言った。
毒は男を衰弱させたが、同時に、過去の記憶も蘇らせた。
男は死の床で二通の手紙を書き上げ、姫に託した。一通は息子に当てたもの。もう一通は、シブヤ王妃に当てたもの。
厳封された二通の手紙には、シブヤ王家にまつわる重大な秘密が書かれている。確実に本人たちに手渡してほしい。そう言って、男は亡くなった。
***********
淡々と、気丈に語る皇女だったが、金色の目には時折暗い影がさした。心から気の毒に思って聞いていた。
「やだわ……湿っぽくなる必要はないのよ」
皇女は話し終えると、小生の視線に気がついて笑った。
「この手紙の伝達は、私のために亡くなったあの方への、せめてもの恩返しなのです」
「姫……」
小生は言葉もなく、皇女の肩にそっと触れた。皇女は身内で争わざるを得ない環境に生まれ育ち、そのために大切な人を亡くされたばかりだったのだ。
「さてと」
同情を断ち切るように、皇女は文箱を閉じた。金色がかった緑の目が、するどく輝く。
「領主様は、どうお考えかしら。私はこの手紙を王妃に取り次いでも構いませんか」
「もちろん」
「協力してくださるの?」
小生は頷く。断る理由などあるはずがなかった。
手紙はシブヤ王家に関わる内容らしい。協力と言うより、もはや自分のためでもあるだろう。
「その方のお名前は? 息子さんの元にも、早く届けてあげなくては」
「お名前はまだ言えませんわ……」
「なぜ?」
ここまで話しておきながら、皇女はその人の名も、息子の名も、決して明かそうとはしないのだった。
「ごめんなさいね。私なりに色々考えてのことなの。時期が来たらお教えするわ」
理由は測りかねたが、皇女の考えを尊重するよりなかった。
小生はすぐにでも手紙を受け取って帰り、王妃に渡すつもりで言った。
「ではそちらはお預かりして王妃に……」
「いいえ、私が手渡しますわ。あの方との約束ですから」
皇女は譲らなかった。そして、手渡すだけでなく、内容も絶対に聞き出してから帰ると息巻いている。
「二通の手紙の内容は、皇女様もご存じないのですね」
「ええ。開けておりません。私の自制心を褒めていただきたいわ」
小生は王妃宛ての手紙をまじまじと見た。
「ラブレターかな」
「そんな生易しいものですか。王家にまつわる重大な秘密が書かれているのよ」
小生は頭をかいた。
「そこなんですが……父上に宛てるならともかく、なぜ母上に? 舞踏会でミラーボールを回しちゃうような人なんですよ?」
皇女は吹き出した。
「貴方は鋭いわ。ただ、私が言いたいのは、ラブレターなんて可愛いものじゃないってこと」
「はっきりおっしゃってくださっていいですよ……」
「あの方と王妃様は、不倫関係にあったのではないかしら」
皇女は遠慮なく直球を投げてきた。
「死の間際に、わざわざ手紙を書き送るなんて……単なる業務連絡ではなさそうだったの。ちなみにあの方、王妃のことを、アンヌって呼んだわ」
王に対してではなくあえて王妃に向けた、王家を揺るがす話。秘められた関係を連想せざるを得ない。
「ここからは私の推測よ。かなり失礼な仮説なのだけど、聞いてくれる?」
そう前置きすると、皇女は自身の考えを語った。
「貴方は市井で素性を知らずに育ったのよね。それって、貴方が、あの方と王妃の間の不義の子だったからではないかしら……」
ここまで直球だと笑うしかない。
「あくまでも仮説よ。気を悪くなさらないで」
口を挟もうとする小生を制して、皇女は続けた。
「王妃は妊娠に気がつくと、貴方の乳母の屋敷にひき籠り、密かに貴方を産んだ。ゆえに貴方の存在は公にはされてこなかった。けれども第一王子が亡くなると、王室の維持のため、やむを得ず貴方を呼び戻した……」
小生は苦笑しながら皇女の話を聞いていた。確かに失礼な仮説だった。皇女の逞しい想像力には恐れ入る。だが、多分に無理のある説だ。
「王と家臣達は、王妃に王の血が流れていない子供の出産を許し、あげく、その子を皇太子にまでしたと言うことですか?」
「よくある話よ。表向きには、王妃の不義を口外しなければいいのだもの」
確かに、貴族の血統なんて、そんなものかもしれない……。長い歴史の中では、男系の血のつながりが途絶えることなど、ざらにあるはずだ。サラブレッドとしての権威を保つために、皆、それを明かさないだけで。
「王は私の本当の父を知っている……という前提ですか? それとも知らない?」
「あのお優しい王様なら、どちらでも成り立つと思うわ。王様が王妃の不倫を黙認しているにしろ、知らないで呑気にしているにしろ、この国はそのおかげで、まるく治ってることになりますわ」
小生は笑った。
「ならばあの方はもはや王様というより仏様ですね」
「あるいはものすごい狸よ」
「なんともはや、父が可哀想すぎる仮説ですね」
とは言うものの、小生に王の血が流れていなかったことが公になれば、晴れて領主のお役御免となるやもしれず。その一点においては魅力のある仮説であった。
小生が領主でさえなければ、アリオトと、一緒に生きることもできるのだ。
「言葉と表情が著しく不一致なのだけど」
「え?」
「……どうしてそんなに嬉しそうなの?」
自分勝手な思いが、顔に出ていたらしい。もはや繕っても仕方がないだろう。小生は素直に白状した。
「自分に、領主ではない人生の可能性があると思ったらつい……」
皇女は脱力してソファにもたれ、首を振った。
「貴方って、本当に変わった方ね……」
貴女にだけは言われたくない、と小生は思った。
「ですが、皇女様は勘違いなさっていますよ。私が市井で育てられたのは、単に、王家の風習なんです」
小生は七年前、王宮に呼び出されてすぐ、王妃と王から受けた説明をそのまま皇女に教えた。
「複数の王子は災いの種になる。だから素性を知らせぬまま臣籍に降らせるのがシブヤ王家の慣わしなんです」
王家の兄弟というのは互いに脅威でもあるのだ。歴史を鑑みても、権力を欲して争ったり、家臣たちの思惑で派閥争いに利用されることは常だ。
そのような揉め事を避けるために乳母の家にやられていたのならば仕方ない。あの日、齢十の小生はそう納得したものだが……。
「そう……」
皇女は微笑んだ。おめでたいことですね、と顔に書いてある。
「納得いきませんか?」
なぜだろう。実際、皇女様もそれでご苦労なさっているのではないか……。小生はこの時、そんな浅はかなことをちらと思った。
「だって、そんな非現実的な風習を守っている王家は初めてみたわ……」
皇女は憐れむような視線を向けて言った。
「そのやり方、どれだけ手間がかかるのかしら。教育に、監視に、護衛に、家族選定に……全てを極秘でやるの?」
沈黙が下りる。
「ごめんなさい。非効率だからと言って、無意味なこととは限らないわよね……実際、この国はそれで平和なのかもね」
皇女は自虐的な笑みを浮かべた。
「少なくとも、私にはとやかく言う資格はありませんね。その風習、我が国も見習おうかしら」
自分の不遜と不明を恥じると同時に、ある疑念が胸をよぎった。だがそれを口にする前に、皇女は小生に追い討ちをかけた。
「……確か、領主様の兄上は十ニでお亡くなりになられたのよね。失礼ながら死因は?」
皇女の問いかけは、まさに今、小生の考えていたことだった。
「兄の死と私の即位は、なんらかの陰謀によるものだとお考えなのですか」
何者かが作為的に第一王子を廃して、小生を即位させた可能性があるなんて。そんな穿った考え方はしたこともなかった。
「この手紙は、その陰謀にまつわるものだと……?」
「断言はしないわ。でも、その可能性を無視することもできないわ」
皇女は小生の目をまっすぐ見て言った。
「……やれやれ……」
小生は自分が、なんだか急激に老けたような気がしながら、紅茶を飲んだ。
先ほど淹れ直しを拒んだ紅茶は、びっくりするほど冷たかった。
貴賓館への訪問を終えて王宮に帰るとすぐ、執事を呼んで、王妃に面会の約束を取り付けるように頼んだ。
書斎で議事録に目を通しながらも、頭の中を占めているのは、二通の手紙のことだ。皇女の話は想像だにしていなかった内容で、小生はかなり戸惑っていた。
王妃に話を持っていく前に、少し自分の頭を整理する必要があった……。
**********
数年前、皇女は海岸に倒れている男を見つけた。男は自身の名前も素性も思い出せない状態。皇女はその男を自分の離宮に引き取り、世話をした。
男は、自身にまつわる記憶こそないものの、航海や世事には詳しく、難破した船の乗組員と考えられた。皇女はその男の人柄を気に入り、側近として扱うようになったそうだ。
だがある日、男は病に倒れた。皇女の身代わりとなって毒を口にしたためだ。
皇女は言葉少なに、彼は東の国の王位継承争いに巻き込まれたのだと言った。
毒は男を衰弱させたが、同時に、過去の記憶も蘇らせた。
男は死の床で二通の手紙を書き上げ、姫に託した。一通は息子に当てたもの。もう一通は、シブヤ王妃に当てたもの。
厳封された二通の手紙には、シブヤ王家にまつわる重大な秘密が書かれている。確実に本人たちに手渡してほしい。そう言って、男は亡くなった。
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淡々と、気丈に語る皇女だったが、金色の目には時折暗い影がさした。心から気の毒に思って聞いていた。
「やだわ……湿っぽくなる必要はないのよ」
皇女は話し終えると、小生の視線に気がついて笑った。
「この手紙の伝達は、私のために亡くなったあの方への、せめてもの恩返しなのです」
「姫……」
小生は言葉もなく、皇女の肩にそっと触れた。皇女は身内で争わざるを得ない環境に生まれ育ち、そのために大切な人を亡くされたばかりだったのだ。
「さてと」
同情を断ち切るように、皇女は文箱を閉じた。金色がかった緑の目が、するどく輝く。
「領主様は、どうお考えかしら。私はこの手紙を王妃に取り次いでも構いませんか」
「もちろん」
「協力してくださるの?」
小生は頷く。断る理由などあるはずがなかった。
手紙はシブヤ王家に関わる内容らしい。協力と言うより、もはや自分のためでもあるだろう。
「その方のお名前は? 息子さんの元にも、早く届けてあげなくては」
「お名前はまだ言えませんわ……」
「なぜ?」
ここまで話しておきながら、皇女はその人の名も、息子の名も、決して明かそうとはしないのだった。
「ごめんなさいね。私なりに色々考えてのことなの。時期が来たらお教えするわ」
理由は測りかねたが、皇女の考えを尊重するよりなかった。
小生はすぐにでも手紙を受け取って帰り、王妃に渡すつもりで言った。
「ではそちらはお預かりして王妃に……」
「いいえ、私が手渡しますわ。あの方との約束ですから」
皇女は譲らなかった。そして、手渡すだけでなく、内容も絶対に聞き出してから帰ると息巻いている。
「二通の手紙の内容は、皇女様もご存じないのですね」
「ええ。開けておりません。私の自制心を褒めていただきたいわ」
小生は王妃宛ての手紙をまじまじと見た。
「ラブレターかな」
「そんな生易しいものですか。王家にまつわる重大な秘密が書かれているのよ」
小生は頭をかいた。
「そこなんですが……父上に宛てるならともかく、なぜ母上に? 舞踏会でミラーボールを回しちゃうような人なんですよ?」
皇女は吹き出した。
「貴方は鋭いわ。ただ、私が言いたいのは、ラブレターなんて可愛いものじゃないってこと」
「はっきりおっしゃってくださっていいですよ……」
「あの方と王妃様は、不倫関係にあったのではないかしら」
皇女は遠慮なく直球を投げてきた。
「死の間際に、わざわざ手紙を書き送るなんて……単なる業務連絡ではなさそうだったの。ちなみにあの方、王妃のことを、アンヌって呼んだわ」
王に対してではなくあえて王妃に向けた、王家を揺るがす話。秘められた関係を連想せざるを得ない。
「ここからは私の推測よ。かなり失礼な仮説なのだけど、聞いてくれる?」
そう前置きすると、皇女は自身の考えを語った。
「貴方は市井で素性を知らずに育ったのよね。それって、貴方が、あの方と王妃の間の不義の子だったからではないかしら……」
ここまで直球だと笑うしかない。
「あくまでも仮説よ。気を悪くなさらないで」
口を挟もうとする小生を制して、皇女は続けた。
「王妃は妊娠に気がつくと、貴方の乳母の屋敷にひき籠り、密かに貴方を産んだ。ゆえに貴方の存在は公にはされてこなかった。けれども第一王子が亡くなると、王室の維持のため、やむを得ず貴方を呼び戻した……」
小生は苦笑しながら皇女の話を聞いていた。確かに失礼な仮説だった。皇女の逞しい想像力には恐れ入る。だが、多分に無理のある説だ。
「王と家臣達は、王妃に王の血が流れていない子供の出産を許し、あげく、その子を皇太子にまでしたと言うことですか?」
「よくある話よ。表向きには、王妃の不義を口外しなければいいのだもの」
確かに、貴族の血統なんて、そんなものかもしれない……。長い歴史の中では、男系の血のつながりが途絶えることなど、ざらにあるはずだ。サラブレッドとしての権威を保つために、皆、それを明かさないだけで。
「王は私の本当の父を知っている……という前提ですか? それとも知らない?」
「あのお優しい王様なら、どちらでも成り立つと思うわ。王様が王妃の不倫を黙認しているにしろ、知らないで呑気にしているにしろ、この国はそのおかげで、まるく治ってることになりますわ」
小生は笑った。
「ならばあの方はもはや王様というより仏様ですね」
「あるいはものすごい狸よ」
「なんともはや、父が可哀想すぎる仮説ですね」
とは言うものの、小生に王の血が流れていなかったことが公になれば、晴れて領主のお役御免となるやもしれず。その一点においては魅力のある仮説であった。
小生が領主でさえなければ、アリオトと、一緒に生きることもできるのだ。
「言葉と表情が著しく不一致なのだけど」
「え?」
「……どうしてそんなに嬉しそうなの?」
自分勝手な思いが、顔に出ていたらしい。もはや繕っても仕方がないだろう。小生は素直に白状した。
「自分に、領主ではない人生の可能性があると思ったらつい……」
皇女は脱力してソファにもたれ、首を振った。
「貴方って、本当に変わった方ね……」
貴女にだけは言われたくない、と小生は思った。
「ですが、皇女様は勘違いなさっていますよ。私が市井で育てられたのは、単に、王家の風習なんです」
小生は七年前、王宮に呼び出されてすぐ、王妃と王から受けた説明をそのまま皇女に教えた。
「複数の王子は災いの種になる。だから素性を知らせぬまま臣籍に降らせるのがシブヤ王家の慣わしなんです」
王家の兄弟というのは互いに脅威でもあるのだ。歴史を鑑みても、権力を欲して争ったり、家臣たちの思惑で派閥争いに利用されることは常だ。
そのような揉め事を避けるために乳母の家にやられていたのならば仕方ない。あの日、齢十の小生はそう納得したものだが……。
「そう……」
皇女は微笑んだ。おめでたいことですね、と顔に書いてある。
「納得いきませんか?」
なぜだろう。実際、皇女様もそれでご苦労なさっているのではないか……。小生はこの時、そんな浅はかなことをちらと思った。
「だって、そんな非現実的な風習を守っている王家は初めてみたわ……」
皇女は憐れむような視線を向けて言った。
「そのやり方、どれだけ手間がかかるのかしら。教育に、監視に、護衛に、家族選定に……全てを極秘でやるの?」
沈黙が下りる。
「ごめんなさい。非効率だからと言って、無意味なこととは限らないわよね……実際、この国はそれで平和なのかもね」
皇女は自虐的な笑みを浮かべた。
「少なくとも、私にはとやかく言う資格はありませんね。その風習、我が国も見習おうかしら」
自分の不遜と不明を恥じると同時に、ある疑念が胸をよぎった。だがそれを口にする前に、皇女は小生に追い討ちをかけた。
「……確か、領主様の兄上は十ニでお亡くなりになられたのよね。失礼ながら死因は?」
皇女の問いかけは、まさに今、小生の考えていたことだった。
「兄の死と私の即位は、なんらかの陰謀によるものだとお考えなのですか」
何者かが作為的に第一王子を廃して、小生を即位させた可能性があるなんて。そんな穿った考え方はしたこともなかった。
「この手紙は、その陰謀にまつわるものだと……?」
「断言はしないわ。でも、その可能性を無視することもできないわ」
皇女は小生の目をまっすぐ見て言った。
「……やれやれ……」
小生は自分が、なんだか急激に老けたような気がしながら、紅茶を飲んだ。
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