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34 夢魔の呪い
しおりを挟むランドルフは、一週間ほどハーツシェル公爵領で過ごした後、家族へのお土産をたくさん買って、自分の国へと帰って行った。
帰り際に、
「色々と心配だから、私もセドローザ魔法学園に留学しようかな……」
と、呟いていたが……。
ゲームでは、ランドルフが二年目から魔法学園に留学して来るかどうかは、ヒロインの行動次第であった。
隠しキャラなので、当然ランドルフの出現条件は、他のキャラよりも細かく厳しい。
猫化によって、ステータス上げや、イベントをこなすのが難しくなっているヒロインが、その出現条件を満たせるとは思えない……。ゲームに沿っているのならば、おそらくランドルフが留学して来ることはないだろう。だから、私もランドルフには安心して接することが出来ていたのだ。
万が一、留学して来たとしても、ランドルフはそれほどお嬢様の断罪には関わっていない。隠しキャラなので、おまけの特別ルートのようなもので、イベントも少なめで、影も薄い。
害にはならなさそうな、良いキャラだ。どこぞの第一王子や、第二王子とは大違いである。
ゲームで、一番人気になっても良い好漢だと思う。それなのに、ルーファスやウィルバートが人気の一、二を争っていたとは……。前世の人間は、前世の私も含めて、本当に見る目がない。反省して欲しい。
吹く風が冷たくなり、冬の匂いがして来た頃、名残惜しくもお嬢様と私も公爵領を出て、王都へと戻って来た。
この国の王家のゴタゴタの話を聞いて以来、これまで以上に、王都が陰謀渦巻く危険な街に見えて来る。エルシー様ではないが、まさにお嬢様のお命を脅かす闇の勢力が、そこかしこに蠢いていそうで、落ち着かず不安である。
貴族の居住地や魔法学園には、結界魔法が張られ、厳重な警備体制が敷かれているが、それはあくまでも外からの侵入に備えてのことだ。内側に敵が、もしくは、それを手引きする者がいた場合は、あまり役に立たないと考えた方が良いだろう。
どの貴族が第一王子派で、どの貴族が第二王子派かは、しっかり把握しておかなければいけない。情勢を見て寝返る者もいるだろうし、同じ派閥でも必ずしも安全とは言い切れないが……。
休みが明け、魔法学園への通学が再開してから、学園内では私は常にお嬢様の周りに目を光らせていた。
お嬢様が親しくしているご令嬢達は、ひとまずは信頼出来ると思う。
動物好きのティナ嬢の家は、ハーツシェル公爵家の派閥に長いこと属しているし、背が低いのが悩みのマリッサ嬢は、お嬢様の母方の従姉妹なので、言わずもがな強い繋がりがある。
バーバラ嬢のケアード公爵家は、現当主の女公爵様と大奥様が古くからの親友らしく、両家の関係も良好である。
攻略対象者達の方はというと、ロイドの祖父のオルクライブ侯爵は、現国王の片腕とも言われているので、完全な第一王子派だ。ロイドも、学園内ではよくルーファスに付き従っているし、ゲームでもルーファスの側近のような働きをしていた。
いけ好かない嫌味男ではあるが、断罪イベントの時になるまでは、お嬢様のお命を狙うような馬鹿な行いはしないだろう。
女誑し魔キースの方は、よくわからなかった。しかし、ゲームだと、ウィルバートとよく一緒にいた気がするから、もしかしたら第二王子派かもしれない。要注意人物である。
自由人フランは、もっとよくわからない。フランが所属する教会は、一応表向きには、王家のゴタゴタには関わらない立場を貫いているそうだが……。だが、教会関係者も議会には出ているし、政にガッツリ絡んでいるのだから、本当に中立なのかどうかは怪しい所だ。
騎士見習いアイザックの家は、ハーツシェル公爵家の配下とも言っていい間柄なので、当然第一王子派だ。
あとは、ヒロインのフィオナの家だが、大して影響力のない小さな男爵家なので、情報が少なくてわかりにくかったが、おそらく今は第一王子派っぽかった。しかし、小さい家だからこそ、立場をはっきりさせるのを恐れているようで、日和見な部分が強いようだ。
ふぅ……ここまで、調べられただけでも、とりあえずは上々と言えよう。
学園内では気を張っている為、公爵家の屋敷内ではついダラけてしまう。
休日のお嬢様の隠し部屋で、お嬢様が研究に夢中なのをいいことに、グデッとソファに寝そべり昼寝をしていたら、執事のマーティンが来客の訪問を知らせに来た。
来客は、久し振りのポートナムだった。お嬢様の、呪術士仲間であるポートナムは、この隠し部屋に入ることを許されている数少ない人間だ。
ポートナムは、仕事で行っていた外国から、手土産に大振りの魔剣を持ち帰って来た。
お嬢様は、大層嬉しそうにそれを受け取る。
只今、お嬢様は魔剣の制作に勤しんでおられるので、参考にされるおつもりなのだろう。なぜ、お嬢様が魔剣などを作っているかと言うと、剣の道を極めんとしているサディアスの誕生日にプレゼントなさるおつもりらしい。
うぬぬぬぬ……。あんな奴へは、飴玉一個でもくれてやれば、十分だと言うのに……。魔王め、許すまじ。
サディアスが、魔剣を鞘におさめる時、常にちょっと指を切ってしまうように願っておこうと思う。
お嬢様とポートナムは、いつもの様に呪術の情報交換を行なっている。ポートナムは、外国で仕入れて来た呪術の最新情報を話し終えると、出されたお茶を一口飲み、一息ついた。
「お疲れのようですね」
お嬢様が、そうポートナムを気遣う。確かに、いつもひょろっとしていて顔色が悪いが、今日はさらにゲッソリしている気がする。仕事で、トラブルでもあったのだろうか。
「そうなのです……。こちらへ帰って来て、すぐ仕事の依頼を受けたのですが……どうにも、難航しておりまして。そのことで、エミリア様にご相談が……」
「はい、どのようなことでしょうか?」
居住まいを正し、お嬢様がポートナムを見つめると、ポートナムは今回受けたという依頼内容について話し出した。
「とある騎士が、夢魔と遭遇し戦った時に、なんとか倒せたのは良いのですが、その直前に呪いを受けましてね。ご存知の通り、夢魔の呪いとはタチの悪い物が多いです……。その解呪を依頼されたのですが、私の力では、ほんの少し症状を和らげるくらいが限界でした」
ポートナムは、自分の力不足を嘆き、少し項垂れる。
夢魔とは……これまた恐ろしい。その騎士は、夢魔を撃退出来ただけでも、十分立派である。夢魔は、人間の命を奪うようなことは滅多にしないが、その代わり純潔とか、純情とかその辺の諸々が奪われる。紳士淑女にとっては、恐るべき魔物だ。
夢魔の呪いと言うからには、性的な呪いなのだろうか。それとも、逆に生殖機能を奪ってしまうような呪いだろうか。
「どのような呪いなのですか?」
お嬢様がそう尋ねると、ポートナムは顔を上げて、一言で答えた。
「笑いが止まらなくなる呪いです」
うん……?
聞き間違いかな?と思ったが、そうではないらしい。
なんだか、随分楽しそうな呪いに思えるが……。
「笑いが止まらなくなる……。あまり聞かない種類の呪いですね。具体的には、どのような症状なのですか?」
そうお嬢様に問われて、ポートナムが詳細を説明しだしたが、それによると、四六時中笑っているという呪いらしい。
やはり、楽しそうに聞こえるが、とんでもない。口からは常に笑い声がこぼれ、ろくに他の言葉を発することも出来ず、寝る時も笑っているから、自分の笑い声がうるさくてあまり眠れない。食事を取る時も笑ってしまうから、口から食べものがこぼれてしまい大変らしい。
笑いすぎで、息も苦しくなるし、頰やお腹も痛くなる。
なにより、その男性の職業は、騎士なのだ。四六時中、大声で笑っている騎士とか……。それはそれで、敵を怯ませることは出来そうだが……。しかし、騎士爵の位を授かった者として、格好がつかないだろう。
男性は、その状態で仕事をすることも出来ず、楽しげな笑顔や笑い声とは反対に、すっかり気落ちして伏せってしまっているらしい。
「……なるほど。強力な恐ろしい呪いですね」
ポートナムの話に、お嬢様は真剣な表情で、顎に手を当てる。
解呪の方法を、考えていらっしゃるのだろう。
しばらくして、お嬢様は顎から手を下ろして、口を開いた。
「いくつか、効き目のありそうな解呪の方法は思いつきました。ですが、夢魔の呪いとなれば、相当に複雑な物でしょうし、やはり実際にこの目で見て調べてからでなければ、確実に効く解呪の方法はわかりません」
「ええ、そうでしょうね……」
ポートナムが、わずかに肩を落とすが、お嬢様は話を続けた。
「思いついた解呪の方法をお話ししますから、ポートナム様が出来そうな物があれば、試して来て頂けませんか?」
「わかりました。ありがとうございます」
それから、お嬢様はポートナムに、高度な解呪の魔法をいくつかお教えになられた。
しかし、数日後に再び公爵家を訪ねて来たポートナムは、ゲッソリとした顔のままで、騎士の解呪に失敗したことを伝えて来た。
「笑い声は、幾分小さく鳴ったのですが……。その代わり、笑い声が少々品のない物になってしまいまして……。やはり、私の腕では、お教え頂いた解呪魔法を、完璧に使うことは出来なかったようです」
「まあ、品のない笑い声にですか……。それは、騎士としては、さぞお辛いことでしょうね」
「はい……。一時は、このような辱めを受けるくらいならば、潔く自害する、と言い出されて大変でした。なんとか、思いとどまってはくださいましたが……」
「そこまで、お心が追い詰められているということですね……」
お嬢様は、眉をひそめて、何事かを少し悩まれていたようだが、やがて凛々しくお顔をお上げになられた。
「こうなれば、私がその方にお会いして、直接解呪の方法を調べたいと思います」
なんと!お嬢様自ら出向かれると!?
私とポートナムは、同時に目を見開く。
ポートナムは、しばらく呆然としていたが、お嬢様が真剣なお顔つきなのを見て、慌てて口を開く。
「で、ですが、それは危険なのでは?」
「念の為、身元がわからないように、顔は隠すつもりです。以前にも一度、ポートナム様と解呪の為に、他家を訪問したことがありますし。あの時と同じ要領で行きますわ」
「しかし、あの時は、エミリア様はルーファス殿下とのご婚約前でしたし。もし、御身になにかあったら……。それに、もしも、呪術の心得があることを、他の者に知られてしまったら……」
「これ以外に、方法はないと思うのです。私が伝えた魔法によって、中途半端な解呪になってしまい、騎士の方を余計に追い詰めてしまったようですし……」
「いえ、それは私の腕が足らないせいであって、エミリア様のせいでは」
「いずれにしろ、これ以上お心に負担をかける前に、早く解いて差し上げたいのです。大丈夫です。顔はしっかり隠しますし、声も変わる魔道具を使いますから」
お嬢様は、一度決められてしまったことは、あまり曲げることはない。責任感が強いお方なので、途中で放り出すことはなさらないのだ。
ポートナムは心配して、なかなか首を縦に振らなかったが、最後には諦めて、お嬢様と騎士の家を訪問する段取りを決めて、深く頭を下げて帰って行った。
問題は、このような理由で、旦那様に外出の許可を貰うことが出来るかということであったが……。お嬢様には、秘策があった。
「お祖父様……私、お願いがございますの」
そう、旦那様ではなく大旦那様に、必殺!可愛い孫娘からのお願い♡攻撃を使ったのである。
普段、あまり甘えたりはしないお嬢様からのお願いに、大旦那様はイチコロだった。
だが、大旦那様も、危険な外出だとわかっていながら、ただで行かせる訳はなかった。
騎士の家を訪問する当日、公爵家の玄関には、ずらりと大旦那様お抱えの護衛の騎士達が並んでいた。ついでに、サディアスもいる。
お嬢様は、頭から全身を覆う黒いローブを羽織り、その上、目元を隠す仮面もおつけになっている。誰であるかは、完全にわからないお姿だ。
サディアスも、顔が割れては不味いので、同じ格好をしている。護衛の騎士達も、その顔から足がついて、お嬢様の身元がバレては不味いので、同じ格好だ。
私も、黒い布をすっぽりと頭から被っている。
目立たぬように、夜も更けて辺りが暗くなった頃、夜闇に紛れて公爵家の裏門から出て、護衛達が人気のないことを慎重に確認しつつ、徒歩で移動を開始する。馬車や馬だと、音で目立ってしまうからだが……。
深夜に、人気がない道を足音も立てずに歩く、全身を黒いローブで覆った集団……。
完全に黒ミサである。
これから、黒ミサへ行く集団である。警邏兵に見つかったら、尋問されること間違いなしである。
しかし、公爵家の護衛達は優秀な上、魔力感知に長けているサディアスもいる為、警邏兵にはなんとか見つからずに移動することが出来た。
たまたますれ違った町人には、ギョッとされて足早に逃げられたが……。
かくして、お嬢様率いる黒ミサ集団は、無事に笑いが止まらない騎士の家へと到着した。
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