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新章
第94話 新情報と四分統治の状況
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フェルスによれば最近、夜になると怪しい人物がウロウロしているという。そいつだー!! どう考えてもその人物が犯人としか思えない。
やはり、内部の犯行か。
「助かったよ、フェルス」
「いえいえ、御存知の通り、自分は『ラマ・パコス』の姿にもなれる為、その場合は人間には警戒されにくいんです」
だろうな、騎乗モンスターとして重宝されているし。このイニティウムでも借りれる場所が多く存在する。だから、その辺に歩いていても自然なわけだ。
たまに獣の姿で散歩していると聞くし、その時に目撃したようだ。
そんな中、フルクがフェルスに質問をしていた。
「それで、犯人の特徴とかないんですか?」
「う~ん、恐らくあの“臭い”からして男だと思う。それ以外は……分かりません」
「男の人なんですね……?」
なるほど、不審情報と性別が判明しただけでも収穫だ。
「ありがとう、フェルス。あとはこっちで何とかする。今はマルガにも調査に回って貰っているからな」
「ああ、道理で姿がないと思ったら……分かりました。自分も何か分かったら報告しますね。では!」
フェルスは去った。
今は、城塞都市イニティウムの夜を待つしかなさそうだな。
◆
夜まで少し『四分統治・フルクトゥアト』の様子を伺うか。カルニの秘書能力でこの国のステータスが見れた。
【四分統治・フルクトゥアト】
【総防衛値:380000】
【総人口:22万人】
【兵力】
S~SSS級武具を装備した兵3000名。
(騎士、魔術師、聖職者も含む)
【防衛設備】
防壁(グレートウォール)。
魔導砲50門、自動連射ボウガン25門、硫酸の落とし穴1600個、魔導地雷50個、リュウケツジュ10本(モンスターを検知する常緑高木)。
①【オムニブス】
【皇帝:アウルム】
【防衛値:130000】
【人口:4人】
30名以上が住める屋敷あり。
EXダンジョン保有。
②【イニティウム】
【皇帝:ユウェンス】
【防衛値:88000】
【人口:12万人】
城塞都市。
人口が多いので防衛設備も集中している。
傭兵ギルドが存在する。アイテムショップ、鍛冶屋、テイムショップなど盛況。料理の美味しいお店も多く存在する。
③【パルウァエ】
【皇帝:メディケ】
【防衛値:79000】
【人口:5万人】
元村。今や発展して大きな街となっている。
食料生産と医療を担当。
フルクトゥアト教会もあり、信者も多い。
④【カリブルヌス】
【皇帝:マルガリータ】
【防衛値:83000】
【人口:5万人】
元帝国領。グラティア辺境伯マルガリータの領地だった。現在は、四分統治が掌握。併合された。
最前線故、S級村人が多数存在する。
「いかがでしょうか、アウルム様」
カルニは背後から密着しながら言った。そんな“ぎゅっ”とされると……柔らかいモノが背中にだなぁ……。
「我が四分統治は怖いくらい順調だな」
「ええ、この分でしたら魔王軍を恐れる必要はないでしょう」
「そうだな、これも『デウス・エクス・マキナ』の防衛設備おかげ。あの国とは取引を続けたいな」
「デウス・エクス・マキナの大元帥・オムニア様がアウルム様にお会いしたいとおっしゃっておりました」
「マジか。一度も会った事がないから緊張するな」
「大丈夫です。大元帥様は温厚で滅多に怒らない事で有名ですからね」
イメージがまるで湧かないな。
でもまあ、これで国の事は知れた。
さて、そろそろ『夜』になるな――。
やはり、内部の犯行か。
「助かったよ、フェルス」
「いえいえ、御存知の通り、自分は『ラマ・パコス』の姿にもなれる為、その場合は人間には警戒されにくいんです」
だろうな、騎乗モンスターとして重宝されているし。このイニティウムでも借りれる場所が多く存在する。だから、その辺に歩いていても自然なわけだ。
たまに獣の姿で散歩していると聞くし、その時に目撃したようだ。
そんな中、フルクがフェルスに質問をしていた。
「それで、犯人の特徴とかないんですか?」
「う~ん、恐らくあの“臭い”からして男だと思う。それ以外は……分かりません」
「男の人なんですね……?」
なるほど、不審情報と性別が判明しただけでも収穫だ。
「ありがとう、フェルス。あとはこっちで何とかする。今はマルガにも調査に回って貰っているからな」
「ああ、道理で姿がないと思ったら……分かりました。自分も何か分かったら報告しますね。では!」
フェルスは去った。
今は、城塞都市イニティウムの夜を待つしかなさそうだな。
◆
夜まで少し『四分統治・フルクトゥアト』の様子を伺うか。カルニの秘書能力でこの国のステータスが見れた。
【四分統治・フルクトゥアト】
【総防衛値:380000】
【総人口:22万人】
【兵力】
S~SSS級武具を装備した兵3000名。
(騎士、魔術師、聖職者も含む)
【防衛設備】
防壁(グレートウォール)。
魔導砲50門、自動連射ボウガン25門、硫酸の落とし穴1600個、魔導地雷50個、リュウケツジュ10本(モンスターを検知する常緑高木)。
①【オムニブス】
【皇帝:アウルム】
【防衛値:130000】
【人口:4人】
30名以上が住める屋敷あり。
EXダンジョン保有。
②【イニティウム】
【皇帝:ユウェンス】
【防衛値:88000】
【人口:12万人】
城塞都市。
人口が多いので防衛設備も集中している。
傭兵ギルドが存在する。アイテムショップ、鍛冶屋、テイムショップなど盛況。料理の美味しいお店も多く存在する。
③【パルウァエ】
【皇帝:メディケ】
【防衛値:79000】
【人口:5万人】
元村。今や発展して大きな街となっている。
食料生産と医療を担当。
フルクトゥアト教会もあり、信者も多い。
④【カリブルヌス】
【皇帝:マルガリータ】
【防衛値:83000】
【人口:5万人】
元帝国領。グラティア辺境伯マルガリータの領地だった。現在は、四分統治が掌握。併合された。
最前線故、S級村人が多数存在する。
「いかがでしょうか、アウルム様」
カルニは背後から密着しながら言った。そんな“ぎゅっ”とされると……柔らかいモノが背中にだなぁ……。
「我が四分統治は怖いくらい順調だな」
「ええ、この分でしたら魔王軍を恐れる必要はないでしょう」
「そうだな、これも『デウス・エクス・マキナ』の防衛設備おかげ。あの国とは取引を続けたいな」
「デウス・エクス・マキナの大元帥・オムニア様がアウルム様にお会いしたいとおっしゃっておりました」
「マジか。一度も会った事がないから緊張するな」
「大丈夫です。大元帥様は温厚で滅多に怒らない事で有名ですからね」
イメージがまるで湧かないな。
でもまあ、これで国の事は知れた。
さて、そろそろ『夜』になるな――。
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