お化けの花子さんは、普通の女の子でした。

新たな形代

お爺さんが得意とする刻印を封印のお札を思いついた。

基本的には、封印！動きを封じる事に使える。

お爺さんは、それを花子さんに叩き込んだ！

そして、沢山の形代に刻印をしていると･･･

墨が無くなった。

困った花子さんは、お爺さんに相談すると･･･

お爺さんは、何かの燃えかすを渡して来た。

これを水に溶かして墨にしなさい。と言われ

その燃えかすを水に溶かし墨を作り形代に刻印をすると･･･

その札が！いきなり燃え出した。

それに、2人は驚き！

その燃えかすをを調べてみると･･･

それは、皆んなで倒した鬼達の燃えかすであった事が分かった。

お爺さんが、ミラから預かっていたらしく。

そんな事を忘れたお爺さんが、墨材料に使ってしまったのだ！

しかし、そのお陰で花子さんは、新たな技を習得する事が出来た。

クラマの使う炎は、青色で狐火。

花子さんの使う炎は、赤色で鬼火と言う。

色に関係なく基本的には、どちらも同じ物らしい。

そして、その技を習得した花子さんとお爺さんは

他の妖の灰でも試してみる事にした。

すると･･･成功した為。

他にも無いかと、使い勝手の良い技を見つける事にした。

そして、土蜘蛛の灰で作った形代には

形代が蜘蛛の糸の様になり相手を拘束する事が分かり！

その能力があれば、敵の拘束や応用が効く為。佳達の力になれる。
共に戦える。
と思いで･･･退治しに来たと言う事。

そして、佳様に出会い今に至る。

「なるほど･･･」

そして、入学試験は１週間後！

まぁ、そちらは間違いなく合格であるが･･･

念には念を入れると言う事で･･･

そんな話をしているうちに、花子さんが･･･

倒した土蜘蛛の灰から墨を作り形代へと刻印を施すと･･･

それが、完成した。

「出来ました。先生！」

「最後は、全て自分の力では無いが･･･
佳を助ける際に倒した土蜘蛛の灰でもあるので、良いじゃろう。」

「はい！」

すると･･･静かに、佳が戻って来た！

「こんなにも早く！あれだけ居た土蜘蛛を倒してしまったのか！？」

「うん･･･そのお陰で霊力が、スッカラカンだよ。
もう、立つのも辛いくらい･･･」

「当たり前じゃ！わしでもあの量の土蜘蛛を1人で相手するのは骨を折る。
佳、お主の力は･･･わし以上じゃ！」

「それは、どうも･･･」

そう言うと佳は、その場にしゃがみ込んだ。

「で！　･･･お爺ちゃん、花子さん状況を説明してよ･･･。」

「疲れておるのに大丈夫なのか？」

「ぅん･･･大丈夫だから・・・」

「佳くん･･･また、改めて説明するけど･･･」

「いや！大丈夫だから・・・今･･･説明して･･･」

佳は、大分疲れている様子だった。

「主人･･･今は、休め！」
「休んで下さい。」

「いや！説明を聞きたい･･･
そのために･･･全力で戦ったのだから･･･」

「なら、１つだけ言おう！
花子は、主人と同じ学校に通う為に土蜘蛛を倒した灰を手に入れようとしていたのだ！
全ては、お主と一緒にいる為だったのだ。」

「そっかぁ・・・別に、僕を嫌いになっなとかでは･･･ない･･･のかぁ･･･
分かった･･･なら、クラマ･･･ミラ･･･花子さんの土蜘蛛の灰を集めるの手伝ってあげて！」

「承知した！」
「承知しました。」

それを言うと佳は、倒れるように眠ってしまった。