お化けの花子さんは、普通の女の子でした。

漫点

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すると、ものの数十分で‥‥‥‥

「‥‥ふぅざけぇるなぉ‥‥お‥前が、
こぅ‥してる‥‥間にも‥‥‥他にょ‥‥
生徒は、がんばって‥‥おるぅ~‥‥」

「さようですか‥‥」

僕は、適当に相槌をしながら先生をいなした。

「しょれに‥‥こんな‥騒いで‥いたら‥‥他の‥‥妖怪‥‥‥が‥‥寄って来てしまうだろぉ‥‥‥」

「知りませんよ、そんな事‥‥‥なら、こんな授業止めればいいじゃないですか‥‥」

「ふざ‥‥けるなぁ‥‥‥この森は、
弱い妖が‥‥多い為‥‥訓練には、最適なんじゃ‥‥この授業の目的の上では‥‥
従者を持ってない者が‥‥式を手に入れるのま含まれておる。」

「まぁ、確かに
弱い妖ですが妖怪を従える練習としては、持ってこいですね。」とミラが答える。

すると‥‥‥

「おい!コラーーー!!!何しとんじゃお前らーーー!!!」

声のする方を皆んなで見ると‥‥‥

なんかの妖が、結果を叩いていた。

「ほら‥‥言わんこっちゃない‥‥‥
私は、知らん‥からな‥‥
自分で、なんとかしろ‥‥‥」

「面倒いなぁ‥‥‥シカトで、いい?」

「おい!!!コラー!!!シカトしてんじゃねーーー!!!」

「あ"あー!!! めんどくさい‥‥」

うるさくて!仕方ないので、僕は妖の元へと向かった。

ミラと小天狗達もついて来てくれた。

そして、結果を叩く妖怪に近づくと‥‥‥

「おい!コラ!!!何、オイラの森で騒いでいるんじゃ!!!」

よく見るとそれは、狸の妖であった。

「おい!聞いてんのか!? あ"あ"‥‥‥」

「聞いてるから、騒がないで‥‥‥」

「うるさい!指図するな!!!」

なんか‥‥この森の妖怪達は、何でだか態度がデカいな!と そう思った。

「で‥‥!? 何の用?」

「うっさい!ボケーー!!!」

話にならん‥‥‥。

すると、小天狗達が‥‥

「コヤツは最近この森で幅を利かせてる狸の妖じゃ‥‥」

「へぇ~‥‥君‥‥‥強いんだ‥‥」

「当たり前じゃ!ボケー!!!ワシは、この森の王となる妖じゃ!!!」

「そんなに強いの?
‥‥‥少し、君に興味が出て来たな‥‥‥」

すると、小天狗達が‥‥

「嘘じゃ‥‥‥」

「嘘なの!?」

「嘘じゃない!!!ワシは、この森の王となる妖じゃ!!!」

「‥‥‥なんだ‥‥嘘か‥‥」

「何おぉおおー!!!」

すると、狸の妖は釣竿を取り出し。

その糸の先端には、緑色の炎が付いていた。

「それは、狸火‥‥‥」

「俺様の真の恐ろしさ!特と知れ!!!」

そう言って、狸の妖は釣竿を振り回し‥‥

糸の先端の狸火で、結界と攻撃し始めた。

「ねぇ‥‥君‥‥‥
さっきから、自分の一人称がバラバラなのは何で!?」

「オラッオラッオラッオラッ!!!!!!!」

「気にするのは、そこなのか人間よ‥‥」と
小天狗が呟く。

「オラッオラッオラッオラッオラーー!!!」

狸のラッシュが、続く‥‥‥

「オラッオラッオラッオラッ‥‥オラッオラッ‥‥‥オラッ‥‥オラッ‥‥‥ハァ‥‥ハァ‥‥‥ハァ‥‥‥‥‥‥」

「もう、終わり?」

「‥‥‥ハァ‥‥‥ハァ‥‥‥‥‥ハァハァ‥‥‥まだ‥‥‥ハァ‥‥‥ハァ‥‥‥」

「佳様!排除してよろしいですか?」

「うん‥‥殺さないでね。」

「分かりました。」

「ハァ‥‥‥ハァ‥‥なんじゃ‥‥ハァ‥‥
やる気か‥‥‥」

ミラは、何も答えず‥‥‥

妖怪退治棒ー!!!を取り出すと‥‥‥

「‥‥‥な‥‥なにを‥‥するんじゃ‥‥」

狸の妖を星の彼方まで、吹き飛ばした!!!

バビューーン!!!と飛んでいく狸の妖‥‥

キラーンッ!!!と星になると‥‥‥

僕は「お月様のウサギさんに、よろしくねー!!!」

そして、僕達は先生の元へ戻ると‥‥‥

先生が‥‥

「佳!‥‥‥」

「何ですか?」

「これをやる‥‥」

「これは‥‥‥」

それは、形代だった。

「何ですか?これは!?」

「これは、生徒達の危険を察知すると赤く光‥‥そこへ案内してくれる‥‥‥」

「はぁ‥‥‥」

「そこで、これをお前にやるから‥‥‥
もし、これが赤く光ったら‥‥この形代を追いかけて生徒達を助けてやってくれ!」

「‥‥何故?僕が‥‥!?」

「先生‥‥‥飲んじゃったから‥‥」

何してんだ、この人は‥‥‥

「はぁ‥‥‥
分かりました。」

仕方ない引き受けた。

先生が、お酒を飲んでしまった今‥‥‥
もし、花子さんに危険が迫っても助けてくれる者は居ない。

僕が、花子さんを助けに行くしかない‥‥
その気持ちで、僕は引き受けた。

そして、数時間後‥‥‥
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